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感動🥺🥺🥺🥺 えなんでこんな天才なもの(?)かけるんですか?
最後のセリフとっても素敵です(T^T)私も人間関係や、いじめで悩んでて、本当に苦しかったんです、「私の居場所は無い」って、でもこの物語を読んで元気が出ました!ありがとうございます( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
こんばんはー!!!
今回は長編です。
るぅころとさとりーぬが ちょっぴしあります!
そしてなーくんが 話の中に出てくるので もし抵抗ある子が いましたら
ブラウザバックすることを おすすめ致します
人間関係に最近 疲れてしまいまして
どこかに同じ気持ちで 辛い思いしてる人がいたら
私の気持ちが届けば いいなと思いながら 作りました
すごく皮肉じみた 言い回しが多いので ご理解下さい
見る人によっては 重たっってなるかもですので お気をつけください
ハッピーエンドだし、 一応ラブストーリーでも あるので気軽に 読んでもらっても大丈夫です!
あとあと フォロワーさん 400人突破 ありがとうございます!!!
こんな駄作ばかりなのに 評価していただけて 感無量です߹ㅁ߹) ♡
ほんとに皆さん いつもいつも ありがとうございます
大好きです
ぷ。は読んでくださる みなさんの味方です
辛くなったら おいでくださいまし。
では、どーぞ!
誰にでも孤独な夜が訪れる
家族がいないとか 友達に裏切られたとか
好きな人に 別の好きな人がいたとか
そんな大きな理由はなくても 涙が止まらない夜が 誰にでもあると思う
自分が嫌になって 人と関わるのが面倒になって
余計に寂しさを感じる
僕はベッドから体を起こし 近くの海にやってきた
誰もいない海岸 波の音と髪を靡かせる風
自分ひとりしか この世に存在しないのかと 錯覚を起こすほどに
人気を感じない
るくん
体育座りで遠くの海を 眺めながら ため息をついた
るくん
僕という存在が 初めからなかったことに できたらいいのに
死んでしまいたいとか そういう訳じゃない
誰にも気付かれずに 一瞬で消えてしまいたいのだ
シャボン玉のように ふわふわと浮かんで弾ける
綺麗だった、と そう思われて目を閉じたい
こくん
さくん
ジくん
静かだった海に 学生たちの声が響いた
るくん
せっかく1人になれたのに
そっと立ち上がり おしりに着いた砂を はらい落とした
暗くて顔はよく見えないが なんだか声に聞き覚えがあった
こくん
こくん
ジくん
さくん
るくん
心のどこかで 嫉妬していることに ちゃんと気づいてた
こんなひとりぼっちの僕に 正反対の人たちを 見せつけてくるなんて
神様も相当意地悪だ
家に帰って シャワーを浴びて
ベッドに潜り込んでみたが 眠気はやってこなかった
脳内ではさっき海で見た 学生たちの姿が いつまでもリピート再生される
あんなにキラキラ してる人たちは 僕みたいに悩むことは ないのかもしれない
悩む暇がないくらい 楽しいことで 日々が彩られてるんだろう
僕の見ている風景は モノクロの世界
同じ世界に生きてるはずなのに
僕だけ取り残されてるみたいで
るくん
たまに自分は 存在しているのか
自分が誰なのか 分からなくなる
ボーッと 天井を見つめて
ぼやける視界を 必死になって服の袖で拭った
何故泣いているのか 自分にも分からない
ピピピッピピピッ
耳障りな目覚まし時計が 朝を伝えた
支度を済ませて リビングへ入ると
お母さん
お父さん
いつも通り言い合いする 声が飛び交っていた
お母さん
お母さん
さっきまでのお母さんは どこへ行ったのか
優しく笑顔のお母さんが 僕を見つめている
お父さん
新聞を広げながら こちらに目線を向ける
るくん
2人は僕の前では いつもこんな感じ
もう僕は子どもじゃない
いや、子どもの頃から 2人が喧嘩していることなんて 気づいていた
2人が嘘ついてることなんて 分かりきっている
ただ、必死に隠そうと しているから
その嘘に付き合っている
るくん
るくん
お母さん
お母さん
お父さん
お母さん
るくん
また喧嘩が始まりそうに なったので口を挟んだ
お母さん
お母さん
お母さん
るくん
るくん
家にいるというのに こんなに気を使わなきゃ いけないなんて
家族というのは とても厄介なものだ
これから雨が降るなんて 感じさせないくらい 外は晴れていた
イヤフォンをして 学校に行くこの時間は 好きだ
音楽に浸って 誰にも邪魔されない
僕だけの世界
りくん
後ろから肩を2回ほど 叩かれて振り向くと
クラスメイトのりいぬが 立っていた
りくん
るくん
もうひとつ 好きなことがある
りくん
りいぬとの時間だ
りいぬといるときは 素でいられる
無理に気を使わなくていいし 自分の存在を感じる
でも最近それが 悩みの種だったりする
りくん
りいぬに恋人ができた
友だちと恋人は 比べるものでもないし
どちらが上とか下とか 天秤にかけていいものではない
そんなこと分かってるけど
りいぬから恋人が出来たと 伝えられた時 素直に喜べなかった
もちろん幸せでいてほしい
りいぬが幸せなことに 嫉妬してる訳ではない
ただ、りいぬには もう僕の代わりとなる 僕以上に大切な人が できてしまった
それがとてつもなく 僕を寂しくさせた
僕が居なくなってもいい 理由ができてしまった
そんな風に捉えてしまう 天邪鬼な自分にも嫌気がさした
僕は侘しい人間だ
僕の席は窓側の1番後ろの席
恋愛漫画じゃ必ず 何か起こる人が座る 特等席だけど
現実じゃただの根暗が 本を読むのに相応しい 何の変哲もない席でしかない
りくん
りいぬは僕の席から 2つ前の席で 地味に遠い距離だ
こくん
ジくん
今日も学校の人気者が 登場すると 空気が一気に明るくなる
さくん
こくん
ジくん
僕はここで気がついた
昨日の夜海にいた 学生の正体を
1人になりたかったのに センチメンタルな気分を 壊してきた犯人たちが
目の前のクラスの 人気者たちだったことを
るくん
一限の課題をするのを 忘れていたことに気づき
急いでロッカーに向かった
るくん
ロッカーの中を 覗き込んでいると
こくん
突然後ろから名前を呼ばれ 驚いて振り返る
るくん
こくん
笑いながら僕の落とした 教科書を拾って差し出してきた
軽く会釈をして 教科書を受け取る
こくん
こくん
るくん
こくん
こくん
るくん
まさかあの場に僕が いた事に気づいていたとは 思っていなかった
こくん
こくん
るくん
こくん
人は大抵善良な自分が好きだ
元気のない友達を 励ましてあげている自分とか
誰かのために 優しさを振りまく自分とか
人のため、だと すぐに錯覚するが
自分自身のエゴに過ぎない
だから思ってもないことを 簡単に口にできる
心配してるだとか いつでも頼ってだとか
それが自分のためだとも 気づかずに
ころちゃん
昔はそう呼んでいた
家に泊まったり 毎日のように遊んでいたのに
いつしか挨拶すら 交わさなくなって
見えない大きくて高い 分厚い壁が僕らの間に建てられた
でもそれは当たり前のことだ
生きていれば色々な人と 出会って変わっていくもの
隣にいる人も 自分自身も
なにもかも変わっていく
ただ、僕は変わりたくても 変われなかった
周りがどんどん 進んでしまうのを
遠くから見つめることしか できなかった
いつの間にか叫んでも 届かないほどの 距離が空いてしまった
孤独
人はこうやって 1人になっていくのだろう
先生
先生
るくん
僕はロッカーの扉をしめて 目も合わせず教室へ戻った
先生
先生
考え事をしていると あっという間に 時間が進んでいて
早送りをしている気分だ
りくん
るくん
いったいどこから その情報が出回ったのか 分からないが
クラスメイトの騒がしさから 事実らしいことが伺える
僕とりいぬの間を挟む 席は今日も空いていた
学年一の優等生の なーくんの席だ
りくん
僕の視線に気づいたのか りいぬが席を詰めて座ってきた
名前を出さなくても 彼のことだと分かる
りくん
りくん
スマホをいじりながら 小声で僕に問いかける
るくん
るくん
噂
学生のうちの会話の ほとんどはこれで成り立っている
しかしどの噂にも 大した確証は得られないし
だいたい話が盛られていたり 捏造だったりする
もしかしたら、 それが本当なら、
そうやって 誰かの創造が独り歩きして 最終的には 全く違う姿に変わっている
きっと他人事だから 楽しいのだろう
その好奇心が 時に誰かを傷つけてしまうとは 考えもせずに
そうと分かっていても 間に受けてしまうのが 子どもなのだろう
子どもの集団とは 恐ろしい
しかし大人の世界にも 子どもが溢れかえっている
いつまでも抜け出せない のかもしれないと思うと
急に繋いでいた手を 振りほどかれて 下へ落ちていく感覚になる
りくん
るくん
名前を呼ばれて顔を上げると りいぬが心配そうに 僕を見ていた
るくん
りくん
りくん
るくん
笑って誤魔化してみたけど りいぬの顔は歪んだままだった
キーンコーンカーンコーン
僕にとっては都合よく チャイムが鳴った
りいぬは何か言いたげな 顔をして自分の席へ 戻って行った
なんだかあの後から りいぬと気まづくなって
6限の授業が終わった後 先に帰るとだけ伝えて 急いで教室を飛び出した
ドンッ
るくん
周りが見えておらず 階段で誰かにぶつかった
さくん
さくん
るくん
そのまま階段を下がろうと した時に何かが 変なことに気がついた
るくん
多分僕が1番に 教室を出たはずなのに
なぜ同じクラスのさとみくんが 下の階から上がって きたのだろうか
そういえばHRに さとみくんの姿が なかった気がする
さくん
さくん
るくん
心做しかさとみくんの 表情は寂しそうだった
片手にはスマホを握っていた
恐らく電話をしていたのだろう
相手はなーくんだろうか
るくん
思わず呟いてしまった
るくん
焦って言い直そうとすると
さくん
さくん
さとみくんは笑って 行ってしまった
帰り道、さとみくんの なんとも言えない 空元気な笑顔が 頭から離れなかった
階段を駆け上がっていく 後ろ姿が悲しかった
みんなそれぞれ悩みを 抱えているんだ
あんなに輝いて見えても 近くで見ると 傷ついていたりする
るくん
僕は過去を 気にしすぎている
心の寂しさを 人のせいにしているだけだ
1番醜いのは 僕自身なのに
自分の弱さを 受け入れきれない
人に期待しすぎるばかりに すぐに裏切られた気になる
るくん
るくん
コンクリートからの 熱を感じながら
僕は遠くの海に 目をやった
誰か助けて
そうやって素直に 言えていれば
僕も変われたかな
みんなと同じように 笑えただろうか
るくん
トラックのクラクションが 全身に響き渡る
どこか遠くへ
ジくん
急に後ろから腕を 引っ張られた
目の前にはすごい勢いで トラックが通り過ぎた
心臓がはち切れそうだ
怖くて怖くて 体から一気に力が抜けた
ジくん
僕の体を持ち上げて 自転車の後ろに乗せた
頭が真っ白で 何も話せなかった
それでもジェルくんは 何も言わずに 優しく背中を撫でてくれた
ジくん
何も考えずジェルくんの家に ついて来てしまったが
こんなにしっかり話すのも 久しぶりな気がする
るくん
ジくん
ジくん
頭を優しく撫でて
どこかへ行ってしまった
部屋を見渡すと1番 目に入る棚の上に 写真が飾られていた
ジェルくんの隣には 満面の笑みのなーくん
やっぱりあの噂は 嘘だったと確信した
こんなにも幸せそうに 笑うふたりに 亀裂が入るなんて有り得ない
ジくん
るくん
甘い香りのする 紅茶を口へ運んだ
るくん
ジくん
ジくん
るくん
ジくん
そう言って僕の眉間を つついてきた
思わず吹き出してしまう
るくん
ジェルくんは驚いた顔をして 嬉しそうに笑った
ジくん
優しい人だと 心から思った
るくん
るくん
ジくん
目を輝かせて笑う ジェルくんは少年のようで 眩しい
ジくん
るくん
ジくん
知らなかった
僕が誰かに気にかけて もらえてるなんて
思ってもいなかった
ジくん
ジくん
ジくん
るくん
じゃあ、今日2人が 声掛けてくれたのは
きっと相当な勇気を出して くれていたのだろう
それなのに僕は...
ジくん
ジくん
るくん
1番近くにいた僕だから
ころちゃんのこと よく分かってる
言葉が足りないから すぐ誤解させるけど
素直で悪気なんかなくて むしろみんなを大切にしてて
1人ですぐ我慢する
泣き虫で感受性豊かな 真っ直ぐな人
ジくん
その一言で堰き止めていた 涙が一気に溢れた
ジくん
ジくん
ジくん
ジくん
ジくん
るくん
過去の自分を ものすごく恨んだ
ずっところちゃんは 僕のことを置き去りになんて していなかった
見捨てていたのは 僕の方だ
ずっと逃げていた
笑いものにされて しまったらどうしようと 自分のことばかり心配して
ころちゃんのことなんか 考えずに自分勝手だった
ジくん
ジくん
るくん
ジくん
ジくん
ジくん
ジくん
るくん
あれから時間が経って 僕がジェルくんの家を 出た時には
あたりは真っ暗だった
ジくん
ジくん
るくん
るくん
るくん
ジくん
るくん
るくん
口にした後に しまった、と思った
ジくん
きっとなーくんのことを 考えているだろう
触れないようにしていたのに つい口が滑ってしまった
るくん
るくん
ジくん
ジくん
笑っているのに悲しそう
放課後のさとみくんの 表情と重なる
ジくん
るくん
ジくん
ジくん
るくん
ジくん
るくん
ジくん
少し息を整えて ジェルくんは口を開いた
ジくん
るくん
ジくん
ジくん
ジくん
るくん
るくん
ジくん
世の中には 解決できない問題が 山ほどある
戦争はなくならないし 自殺もいじめも 環境問題も
ひとつ解決したところで 次の問題が発生して
モグラ叩き状態だ
人を傷つける人は 一生信頼を取り戻せないし
人に傷つけられた人は 一生傷を負わなければ ならない
日常には沢山の 問題が溢れている
誰かの幸せの代償に 誰かの不幸がある
残酷な世界だ
それは悲しくもあるが どうしようもない
ジくん
ジくん
ジくん
ジくん
きっとなーくんは みんなに進んで欲しかったんだ
いつまでも過去に囚われず 新しいものに希望を持って
悲しい別れじゃなくて 新しいスタートとして
みんなを想って 言った言葉なんだろう
だけど
るくん
るくん
るくん
過去の失敗を なかったことにしてたら
いつまで経っても 進めない
るくん
るくん
るくん
るくん
ジくん
ジくん
僕はジェルくんを 優しく抱き寄せた
るくん
るくん
るくん
ジくん
るくん
るくん
ジくん
子どものように 泣きじゃくるジェルくんを見て
きっと今まで沢山 我慢してきた人なのだと 痛いほど分かった
人を笑わせる代償に 自分を犠牲にしてきたのだろう
家に着いて ベッドに横になった
昨日と同じだ
眠れそうにない
そう思っていると 体が勝手に 海へ向かっていた
るくん
1人の夜は 永遠と続く気がする
でも心のどこかで 僕はひとりじゃないと 感じていた
世界のどこがで 僕みたいに 眠れない夜を過ごす人は
きっと山ほどいる
僕だけじゃない
こくん
後ろから大きな声で 名前を呼ばれた
朝ロッカーで 僕のことを呼んだ人だ
るくん
こくん
るくん
こくん
こくん
るくん
少しの沈黙が続いた
波の音と風が 砂浜を揺さぶる音がする
小さい頃よく2人で こっそり夜に家を抜け出して
こうやって2人並んで 海を見ていたっけ
今日みたいな満月の日に
君が泣いたのを 覚えている
でも、どうして 泣いてたんだっけ
こくん
こくん
るくん
君とは目が合わない
ずっとずっと遠くを見つめる 君の横顔は
決意を固めたような そんな目をしていた
こくん
るくん
こくん
こくん
思い出した
君があの日に泣いた理由
君からはずっと 恋愛相談を受けていた
その日もいつものように 君の好きな人の話を 聞いていた
ただ、誰なのかは ずっと教えてくれなかった
だから気づかなかった
君の好きな人が 僕だなんて
もし気づいていたなら 僕と君がすれちがうことなんか なかったのだろう
るくん
るくん
こくん
こくん
るくん
るくん
るくん
あの時僕は 片思いが辛くて 泣いたのかと思ってた
好きな人となかなか 結ばれないとか
好きな人が他の人と 喋ってるのが辛いとか
そういう思いが 込み上げたのかと 思ってたけど
こくん
こくん
こくん
こくん
こくん
こくん
恥ずかしそうに笑う君は 幼い頃と変わらない
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
こくん
こくん
るくん
るくん
君が泣いて帰った日 僕は1人で海に残って泣いた
お互い頑張ろうなんて 強がったばかりに 苦しくなった
応援なんか出来ない
君が好きだったから
こくん
るくん
こくん
こくん
君は目を大きく開いて 驚きを隠せずにいる
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
こくん
こくん
こくん
こくん
こくん
君は大事な人代償に 自分の好きという気持ちを 消そうとした
とても優しい人だ
こくん
るくん
こくん
るくん
満月の夜
僕らは初めて 愛を知った
初恋は実らないと 誰かに言われたことがある
過去の自分に 教えてあげたい
噂話に耳を傾けるなと
次の日の朝
僕はりいぬにきちんと 感謝を伝えようと 決心した
りくん
りくん
何故かりいぬは 嬉しそうに笑った
るくん
りくん
るくん
るくん
るくん
りくん
りくん
るくん
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
るくん
僕は涙をこらえて 笑った
ちゃんと愛されていた
りいぬは周りの人を守ることを代償に 自分の時間や苦労を使える人だ
学校に着いて 階段を上っていると
さとみくんが階段を 降りてきた
さくん
るくん
りくん
るくん
さくん
さくん
さくん
普段クールなさとみくんだが 無邪気な笑顔を見せた
りくん
さくん
るくん
なーくんはみんなの幸せの代償に 自分は孤独な道を選んだ
さとみくんは周りへ心配をかけないことを代償に無理して繕うことを選んだ
誰しもが自分を犠牲にした
僕は傷つかないことを代償に 期待することをやめた
どんな人にも 悩みがある
眠れない夜もある
ただひとつ言えるのは 必ず夜明けはやってくる
今この物語を 読んでいるあなたに
どうか光が 訪れますように
生きていてくれれば それでいい
あなたがあなたで いられる場所が
必ずあることを わすれないで