パパ活

ｼｰﾝ

俺は陰キャだ

目立ちたくないし、目立とうとしない

だけど、

クラスメイトのあの子は陽キャ

つまり、俺とは真逆だ

毎日毎日、俺みたいな陰キャにも話しかけてくる

目立ちたくないのに、

俺が挨拶するとすごく嬉しそう

俺は関わりたくないのに

キーンコーンカーンコーン

俺の学校生活は至って普通

授業はちゃんと受け、

成績は普通

体育は休みがちだが、

バスケは好きだから、参加している

お昼ご飯は屋上

綺麗な景色を見てご飯をたべる

そして、通知音

今日も…か、

俺は歌うのが好きだ

だから、嫌な気持ちになったり暇なときはいつも歌っている

ｳｩ〜〜〜🚨

俺は初めて

自分の秘密を話した

親に脅されてヤらされてるパパ活…

言う通りにしないとずっと監禁生活

非現実的なことを話しても

"あき"はずっと話を聞いてくれた

話してよかった

そう思ったまま俺は意識から遠ざかった

起きたら見慣れない天井があった

話が急すぎて、理解するのに時間がかかった

そして、全てを理解した俺は

嬉しくて、涙が止まらなかった

事件から3ヶ月後

俺は"普通"の生活を送っている

もう、陰キャのふりなんかしないし

本当は嫌いだった勉強もむりにやらなくなった

怪我をしたら売り物にならないからやれなかった体育も

今は精一杯やっている

俺達が皆と違うこと、

それは

夜のことだ

毎日ヤってた俺はすぐ発情してしまい

あきに手伝ってもらってる…ｯ//

そんなあきがす、すきｯなのは…別のお話で！ｯｯ///