/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
葵
み(美鈴頭文字) も さ(斎藤頭文字) も数字にすると3
葵
33…っと
ダメ元だったが
マジで行けた
葵
逃げよう！！！
そして2人に捕まらずに逃げた
葵
はぁ…はぁ
ここからの道はもう分かる…
葵
警察署に行かなきゃ…！
そう思ったとき
葵
……斎藤と………………後…………
もう遅かった
その時にはもう
美鈴さんに関する記憶は
一切無かった
葵
え…？
葵
なん…だっけ
葵
忘れちゃいけない…主催犯…の……
葵
誰、誰、誰よ！！！
ほんとはその時から気付いてた
熱になると記憶がなくなるって。
だから今回も
「あぁ大家さんの記憶ねーわ」
って気付いてたけど
気づいてないふりしてた
怖かった
それ以来、口を覆われると誰かも分からない犯人の笑い声が聞こえる
怖いよ
そしてあたしは大家さん達に全て話した
美鈴
ほんとに、思い出したのか～
美鈴
いやー面白い！
佐野
面白くねぇわ
佐野
お前行くぞ
美鈴
どこにー？
佐野
警察に決まってんだろ
佐野
葵が全部話してくれた今
佐野
それ以外にどうすんだよ
美鈴
あははっ確かにぃ♥️
葵
………
蓮
葵…？大丈夫？
葵
うん。
朝陽
葵ちゃん、話してくれてありがとう
朝陽
今日はもう寝よう
葵
うん。
蓮
…葵？
朝陽
大丈夫…かな？
蓮
オレ部屋までこれ持ってくっす
朝陽
持ってくってゆうか…モノじゃないんだから
蓮
今の状態モノと同じっす
蓮
______葵？
蓮
おい？
葵
うん。
蓮
ほんとに大丈夫かよ…
蓮
何、相談しろ
蓮
幼なじみのよしみだろ！
葵
ううん。
蓮
そこだけううん言うなよ！
蓮
ううんじゃねぇ
蓮
ウザいから話せ！！！
葵
……おん
葵
葵
あたし色々エラソーなことばっかり言って
葵
結局1人じゃ何にも出来なくて
葵
葵
…これじゃあ大家さんに子供って言われても仕方ないよ…
葵
「まだ」子供…だもん…あたし
葵
葵
こんなんじゃ……大家さんに嫌われるばっかりだよね…
葵
葵
ごめん蓮
葵
あたし大丈夫だから。
蓮
謝んな
蓮
「幼なじみ」だろ？
蓮はそういって
はにかんで、苦く笑った
蓮
はぁ…絶対今のオレ笑顔ひきつってた
蓮
バカだよなオレ
蓮
他に好きな奴が居て振り向いてもくれねぇ奴を好きになるなんて
蓮
蓮
…って、朝陽さん！？
朝陽
蓮
朝陽
今回の事で
朝陽
葵ちゃんの為に葵ちゃんの為にって思うのは分かるけど
朝陽
無理しすぎちゃいけないよ
朝陽
朝陽
蓮だって誰かに相談しな
朝陽
溜めちゃ、ダメだよ
蓮
朝陽さんんん…！！
蓮
うわぁぁぁーん
朝陽
え💧
蓮
オレ……もう
蓮
今度こそほんとに…
蓮
葵の事……諦めるっす！
朝陽
……
そこで
朝陽さんの笑顔は消えた。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
