ピピピ…ピピピ……
ポチッ
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
そう。僕の言う "あの夢"
時々、陽との日々が夢となって出てくる。
今は、もう昔のこと…
中3の始業式
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
でも教室にいるはずの彼女は…
陽太(ハルタ)
琴音
琴音
陽太(ハルタ)
琴音
琴音
陽太(ハルタ)
琴音
陽太(ハルタ)
琴音
陽太(ハルタ)
琴音
僕はこの瞬間ヒヤッとした。
陽に何かあったんじゃないかって思って。
陽太(ハルタ)
琴音
僕は夢中になって走った。
走って
走って
走って
夢中になって走った先には
いつの間にか、陽の家の前だった。
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
引越しセンターのトラックが陽の家から出てきて
僕の知らない道を通り過ぎて行った
陽太(ハルタ)
陽太(ハルタ)
何度も何度も陽の名前を叫んだ。
だけど陽は、
家から出てくることはなかった。
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