君への復讐を花束に　#1

三年前

いつもよりお母さんは真剣な顔をしていた

外に出ると

お母さんとお父さんの死体があった

殺意に溢れた笑みはまだ私の頭の中にある

一歩一歩確実に近づいてくる

ここで私は記憶を無くした

私には能力がいくつかある

でも、その能力で殺せるのか？復讐を果たせるのか？ その言葉は頭のなかでこだまする

私が唯一好きである散歩

そこで私は

あの笑みの犯人に会った

私の復讐相手さんっ

城の前

空を飛ぶ

目の色が薄い水色から

真っ青な青になった

ドンッ

スッ（避ける）

目を真っ赤にする

私には。記憶を知る能力がある

これは人の昔の事などがわかる

私には実は何個か殺す理由があった

私には第一人格、第二人格、第三人格がある

第三人格の親友をゾムは無惨にも美しくも殺したんだ

第一人格はさっきのように家族が殺され

第二人格は唯一の兄を殺された

（人格はそれごとに家族がいます）

今は第二人格

弱々しい声でうるうるな目で君は言った

だから、

守りたくなった

第一人格

ゾムが隣で寝ていた

第三人格