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先に口を開いたのはルフィだ。

ルフィ

ウミ、エースは俺達の兄ちゃんだ。
いつまでもずっと先に居るぞ。
だからよ、前向かねぇと追いつけねぇぞ?

ルフィが優しく微笑む。

ウミ

!!!
…そうだな、グズグズしてたらエースに怒られちまう。

ウミが微笑み返す。

ルフィ

おう!俺達もエースにもサボにも負けてられねぇ!
いつか超えるんだ!2人を!

ルフィはウミの頭を撫でた後、麦わら帽子を抑えてニカッと笑う。

ウミ

エースは起こると怖ぇから、
絶対強くなって褒めて貰うんだ!

ウミもニカッと笑う。

ルフィ

そうだな!立派になったとこ見せてやるんだ!ニシシッ!

ウミ

エースに小言言われねぇようにな!

ルフィ

おう!ガキの頃みてぇにはならねぇさ!

ウミ

また4人で走り回って、飯食って、寝て、じいちゃんのゲンコツ喰らって。
…そんな日がまた来るといいな!
エースとは必ずまた会える!

ルフィ

ああ!いつかまた皆でやろうぜ!

ルフィはあの日々を思い出しながら笑う。

ルフィ

それまで楽しみに取っておくんだ!ニッ!

ウミ

そうだな!その日のために笑顔で居なきゃな!

ルフィ

どれだけ歳を取ってもな!

ウミ

私は四皇になるために!

ルフィ

俺は海賊王になるために!

2人はニカッと笑う。

そして、2人は船室へ戻るとルフィはお腹が空いたのか冷蔵庫から肉を取り、ムシャムシャと食べている。

ウミ

あ!ルフィ!ずりぃぞ!

ルフィ

仕方ねぇなぁ、サンジには内緒だぞ?

ルフィはもう1つの肉を取り出しウミに渡す。

ウミ

よしゃ!

ウミは受け取り、3口で食べ終わる。

ルフィ

やっぱ足りねぇよな〜。
でもこれ以上食ったらバレちまうし…ん〜

ウミ

だよなぁ〜

サンジ

…何が誰にバレるって?

ルフィとウミの後ろから、今バレるとやばい声が聞こえた。

ルフィ

サ、サンジ…

ウミ

これはだなぁ…

2人は冷や汗をかきながら言い訳を考えている。

サンジ

ルフィ!ウミちゃん!
今日の朝飯、抜きにされてぇか!

「「サンジそれだけはやめてくれよォ〜…」」

今の時刻は4時前だろう。

外はまだ真っ暗だが、サンジは皆の朝ごはんを用意するため起きてきた。

サンジ

二度とするな!
…って言ってもまたするのがお前達だもんなァ〜…

サンジがため息を吐く

サンジ

ウミちゃんは良いとして、お前だ!ルフィ!

ルフィ

え!?なんで俺だけなんだよ!

サンジ

ウミちゃんは女の子だろうが!
いっぱい食って大きくならなきゃいけねぇ!

ウミが"女の子"という言葉にイラッとした。

ウミ

なんで皆、女の子だからって言うんだ?

「「え?」」

ウミ

女の子って言葉で括り付けんなよ!

サンジ

ウミちゃんは"女の子だから"って言われるのが嫌なのかい?

ウミ

…舐められてる感じがするから嫌。

ウミが不貞腐れたように唇を尖らせる。

サンジ

ウミちゃん、確かにさ女の"くせに"って言われたらイラッとするよね。

ウミ

うん!
クソが〜!ってなる!

サンジ

あはは、そうだね。
でもさ、俺達がウミちゃんに対して使う"女の子"って言葉は褒めてたりする時に使ってるんだ。
悪意の篭った言葉じゃないんだ。

ウミ

???

ルフィ

ウミは強い女の子だな!って言われたら嬉しいだろ?

ウミ

うん!
超嬉しい!!

ルフィ

だろ?だろ?
だからよ、女の子って言葉でも使い方が違ぇと嬉しいもんなんじゃねぇか?

ルフィがニカッと笑う。

ウミ

おー!すげぇ!

サンジ

あのルフィが
まさかそんな事言うなんて…
今日は槍でも降るか…?

サンジが冷や汗をかいている。

あれから1ヶ月後

ナミのログポースはある国を指していた。

ナミが地図を広げる。

ナミ

ログポースが指してる次の島は…"グロウピース帝国"

ロビン

グロウピース帝国と言えばこの世で2番目に権力を持つ国だったはずよ。
天竜人と同じくらい偉いみたい。
世界会議(レベリー)でもグロウピースの皇帝の前では下手に動く事は出来ないと言われてるくらい。

フランキー

ひでぇ奴が納めてんだな

ロビン

それが天竜人と真逆みたいよ?

ウソップ

じゃあ良い奴なのか?

ロビン

私も実際に会った事が無いからなんとも言えないけれどね。

サンジ

確か雪国だったよな。

チョッパー

雪国!?

チョッパーがワクワクしている。

ロビン

雪神(ゆきがみ)の子が初代皇帝と歴史では語られているわ。
もっと面白い歴史が発見できるといいわね。フフッ

ロビンは嬉しそうに微笑んでいる。

サンジ

さすがロビンちゃん!
最高だ!

ロビン

ありがと♪
空白の100年に関係してくれてたらもっと面白そうね。

ルフィ

さみぃ国なのかよ〜

ウミ

雪いっぱい降ってんだよな!ワクワクすんなぁ〜!

ルフィ

さみぃんだぞ?

ウミ

ん?それがどうかしたか?

ルフィ

も〜!なんで分かんねぇんだよ!

ナミ

ルフィ、アンタも人の事いえないんだからね?

ルフィ

え?

ルフィがキョトンとする。

ナミ

"え?"じゃないわよ。
はぁ〜…アンタ達、兄妹と来たら…

ナミが呆れてため息を吐く。

夜になり皆が眠りについた頃、ウミは恐ろしい夢を見て飛び起きていた。

1人で居ると尚、思い出してしまうためルフィの部屋に向かった。

ウミがルフィの部屋の扉をノックする。

ウミ

ルフィ、起きてるか?

ウミは部屋のドアをゆっくり開ける。

すると、

『グォー!』

『ンガァ〜!』

男性陣のイビキが耳に入る。

ウミ

うるせぇ!

ウミは大きな声を出したあと慌てて自身の口を覆う。

そしてルフィに近づき、ルフィの体を揺すり起こす、

ルフィ

んあ?ウミ?
どうしたんだ…?
まだ夜じゃねぇか、寝かせろよ…

ルフィは寝ぼけながら喋る。

ウミ

ルフィ、怖い夢見た。

ルフィ

怖い夢〜…?
ん〜…分かったよ…

ルフィは体を起こし、自分の隣に座るようウミに言う。

ウミがルフィの隣に座る。

ウミ

ルフィ、ごめんな。

ルフィ

なんで謝るんだよ、慣れたしよぉ。
昔から怖い夢見た時はすぐに俺のとこ来てたんだから。
んで、どんな夢見たんだ?

ウミ

……皆が私を嫌いになって、私を殺そうとする夢…

ウミが泣きそうな顔をすると、ルフィはウミの頭から毛布を被せる。

ルフィ

皆がお前を嫌いになることはねぇし、それに何があっても絶対、兄ちゃんが守ってやるから大丈夫だ。
お前の周りから皆が離れて行っても、俺は一緒に居てやるから安心しろ。

ルフィ

後、皆がお前を嫌いになって、お前を殺そうなんて天地がひっくり返ってもねぇからな。

ルフィはウミの両頬に手を添え、毛布越しでお互いの額をコツンと合わせる。

ウミ

うん、ありがとう…
お兄ちゃん…

ルフィ

おう!

話終えるとウミはそのままルフィのベッドで寝てしまう。

朝になり、皆が起きて少し経った頃。

ゾロ

おいナミ。
海が荒れだしたぞ〜

見張り台で筋トレをしていたゾロがスピーカーで言う。

ナミ

何?ウミが荒れだした?
どうしたの、ウミ。

ゾロ

そっちのウミじゃねぇよ!

ゾロがツッコむ。

ナミ

わかってるわよ、遊んだだけでしょ!?
ふぅ〜…もう入ったのね。

ナミは荒れる海と空を交互に見る。

ナミ

ブルック!ウソップ!チョッパー!ゾロ!
帆を畳んで!

帆を張り、進んで行くと島が見えた。

ブルック

皆さん、島が見えてきましたよ〜

ブルックの呼び掛けに皆が目の前にある島を見る。

ウソップ

おいおい!あれを…!
あんなでかいのを島なんて呼んだらダメだろうが!端も見えねぇデカさだぞ!?

フランキー

おうおう、さすが帝国ってだけはある。

ウミ

おい見ろよ、ルフィ!
雪積もってるし雪降ってっぞ!

ルフィ

この距離で積もってんのが分かるくらいってすげぇなぁ!

チョッパー

着いたら雪だるま作ろう!

「「いいな、それ!作ろう!」」

グロウピース帝国の港に船を止めるとすぐ様ルフィとウミとチョッパーとウソップとブルックは船を降り、雪の上を駆け出し雪だるまを作り始める。

ナミ

ゔぅ…寒ッ!
ねぇ、ロビン。暖かいもの食べに行かない?

ロビン

いいわね、行きましょうか。

ロビンは微笑みながら答える。

するとルフィが話しかけてくる。

ルフィ

おーい!ロビン〜!!!

ロビン

あらルフィ、どうかしたの?

ルフィ

俺達の雪だるま作ったんだけどよ、チョッパーの奴に角が欲しいんだ。
ロビンの能力で生やしてくれねぇか?

ロビン

ふふっ、面白そうだからいいわよ?

そういうとロビンは能力でチョッパーの角の辺りから手を生やす。

ルフィ

アヒャヒャヒャ!
そっくりだ、面白ぇ!

ルフィはチョッパーの雪だるまに角が生えているのを見て大爆笑している。

ロビン

ふふ、喜んでもらえてよかったわ

ウミ

ルフィ〜!見ろ、皆のできたぞ!

ブルック、チョッパー、ウソップ、ウミがせっせと麦わらの一味の雪だるまを作り終えていた。

ルフィの妹のお話

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コメント

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流石いつ見ても面白い!(=^▽^=)

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