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主
主
主
主
主
主
主
孝
孝
孝
孝
孝
孝
俺は元々ある名家に生まれたいわゆる貴族のようなものだった
それ故に俺の家は金持ちで小さい頃からあらゆる英才教育を俺は受けさせられていた
両親ともに厳しい人達で特に父は厳しかった
俺は一人っ子だったため俺を跡継ぎにしたいがために言われたことができなければ暴力を受けることは日常茶飯事だった
そんな姿を母は見て見ぬふり
そして4歳になった頃には『貴族は人に隙を見せてはいけない』と父に言われ自分の感情を隠すようになった
俺は生きた人形のような姿になっていた
そんな俺にも唯一大切と言える人がいた
それは俺が生まれてこれまで俺の世話をしてくれた乳母だった
俺が父に殴られた日には毎日欠かさず怪我の手当をしてくれた
俺の痛みを分かちあってくれた
乳母は俺の話を聞いて泣いた
その頃の俺は感情があまりなかったためなぜ乳母がなぜ泣いているのか分からなかった
そして俺はその生活に嫌気がさしてに逃げ出した
周りのものには目もくれず必死に走った
そして俺は山の中の小さい1つの集落に辿り着いた
着いた瞬間俺は異様な光景を目にした
集落の村の道のあちこちに死体が転がっているのが見えた
でも感情が薄れていた俺にとってそれに恐怖を感じなかった
無惨
昔の孝
無惨
無惨
レイ
無惨
そう言われ真っ先に父の顔が頭に浮かんだ
昔の孝
無惨
無惨
そう言って無惨様は俺の返事聞かず俺を鬼にした
そして俺は鬼になった
お鬼になった直後はまだ記憶が残っていたため俺はすぐに父を殺しに向かった
父を殺した
母も使用人も全員1人残らず
だが1人生き残りを見つけた
それは乳母だった
無惨様に屋敷にいる全員を殺してこいと言われていた
当然殺さなければならない
だが俺に優しくしてくれた乳母を俺は殺すことが出来なかった
だが俺の体は勝手に動き乳母を日輪刀で刺してしまった
無惨様が俺の体を動かし乳母を刺したのだ
わかってはいたが無惨様がこれほどまでに強大な力を持っていたと思うと俺はゾッとしてその場で立ちすくんでしまった
乳母を刺したあと俺は無惨様の命でその場から離れることにした
その時乳母がボソボソ何か言っていることがわかった
俺は乳母が倒れているところに駆け寄るとそのまま乳母を抱き抱えた
すると乳母は
乳母
乳母
俺が優しい?人を殺しているやつが優しい?馬鹿なことを言うな
昔の孝
乳母
乳母
俺は泣いていた。泣く理由など1つもないのに
乳母
乳母
そして次の瞬間乳母は事切れた
その後俺は乳母や父・母の記憶がなくなり人を何百人も喰った
俺には心残りがあった
俺の心残りそれは乳母が死ぬ前にと謝罪を出来なかったこと
今更後悔しても遅いと言うのに…
俺は天国には行けない
俺はもう一生乳母には会えない
?
孝
乳母
俺は泣きながら乳母に抱きついた
孝
乳母
乳母
スル…
俺は乳母から離れた
孝
孝
乳母
孝
乳母
孝
乳母
孝
そして乳母と孝は薄暗い地獄の方へと向かっていった
だが地獄に向かう2人は何故か笑顔で孝は人間の時の姿に戻っていた
無惨
レイ
無惨
レイ
𝕟𝕖𝕩𝕥➱➩100♡