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じゃこ。
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あぼかど
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コメント
2件
最高
読み終わりました。第5話、とても良かったです。 「えごさん」と呼ばれた瞬間の絵心の震えが、地の文からひしひしと伝わってきました。長年言葉を封じていた子が、初めて「ありがとう」を言えた――その一文だけで、ここまでの関係の積み重ねが感じられる構成が巧い。 きんつばを大事そうに抱える世一の仕草や、口元が緩む描写も、無理に感動を押しつけず自然で。最後の15歳・制服姿のシーンで「虚な瞳がもう影も見当たらない」とさらっと回収したのも、伏線というより「変わったんだな」と読者に実感させる良い置き方でした。 絵潔回、長くても全く気になりません。むしろこのペースで描いてほしい。次回も楽しみにしています。
休日
絵心の仕事が珍しく無く
かなり絵心が暇をしていた為
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リビングで勉強している世一へ声を掛けた
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世一が少し考える仕草をして
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小さな声で答えた
絵心が少し固まる
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未だ、慣れていない
この子が、世一が喋ることに
ずっと、マトモに喋ってなかったからだろうか
世一の声を聞く度に
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と思ってしまう
絵心が咳払いをして
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町
人通りが多い
絵心は魔法を使わず
世一と手を繋いで歩いていた
昔ならきっと、手を繋ごうとするだけで逃げられただろう、
だが今は、自然と、当たり前の様に繋いでいる
本人も嫌がらない
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世一が周りを見始める
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小さな指がある場所を指す
きんつば、専門店
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買いに行った
店から出てくる
紙袋の中にはきんつば
世一はそれを大事そうに抱えていた
少し
本当に少しだけ
嬉しそうに
そこら辺のベンチに座り、世一は紙袋からきんつばを取り出し、封を開けて食べ始める
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口元が緩み始める
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そして、きんつばを飲み込んだ世一が絵心を見て
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世一は少し恥ずかしそうに視線を逸らして
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潔はまた、きんつばを食べ始める
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呼んだ
確実に呼んだ
この数年、一言も話そうとしなかったこの子が、
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eg
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世一は気づかなかった
この時
絵心が隣で
眼鏡を外し、目元を抑えていたことを
この子を引き取った時
誰も信用してない
無表情で光は消えて
全部諦めていた
そんな子が、今、「ありがとう」と言えた
名前も呼んだ
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そして
時は流れ
潔世一、15歳
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鏡の前
制服姿の少年が写っている
背は伸び
顔つきも少し大人になって
昔の様な虚な瞳はもう影も見当たらない
瞳にあるのは、意思のあるしっかりとした光
そして、今日は
世一の、入学式だ
絵潔回が長くなってすみません。
次からはちゃんと他のキャラも多分出ます
では次、すぐ会える様に頑張ります
👋