ギギィと重い扉を開け、
屋上に出た。
背中を見せていた凌は振り返る。
涌井 明里
明里は息を飲んだ。
桐山 凌
凌は看守のコスプレをしていた。
涌井 明里
明里は意味もなく顔を赤らめる。
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
目も合わせられなくて俯く明里に
凌はゆっくりと近づいて行った。
桐山 凌
涌井 明里
いつもの凌くんじゃない……
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
明里は俯く顔を上げる。
意外と近くにあった凌の顔にドキッと心臓が跳ねた。
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
すると凌は被っていた制帽を脱ぎ、
明里の頭に深くかぶせた。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
凌の顔は赤く染っていた。
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
明里は制帽を頭から外し手に取り、凌を見つめた。
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
すると明里はポケットから携帯を取り出した。
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
モヤァ……
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
あーもう
なんなのほんと
私だけ特別扱いしないでよ
これ以上好きにさせないで
凌くんが私のことを好きだなんて勘違いしちゃうよ
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
凌はいつもの制服姿でトイレから戻ってきた。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
廊下にいる女子たちは明里を見てコソコソと話していた。
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
凌は女の子たちを睨みつけると、彼女たちは逃げるように廊下を走っていった。
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
すると凌の顔は見るからに歪んだ。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
明里は言葉を飲み込んだ。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
2人はホラー系のフォントで「お化け屋敷」と書かれた看板のある教室の前に立った。
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
明里はにやにやした顔を悟られないように凌から顔を背けた。
涌井 明里
倉見 修也
すると教室の前で受付をしていた修也が声を出した。
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
桐山 凌
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
倉見 修也
涌井 明里
倉見 修也
倉見 修也
修也はニヤニヤしながら凌の方を観た。
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
私たちはお化け屋敷の中へと入った。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
明里は凌の方を向く。
涌井 明里
桐山 凌
凌の顔は見たこともないくらい青ざめていた。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
その時、
「わぁあッ!」
と、影から人が驚かしてきた。
桐山 凌
凌は明里の腕をぎゅっと掴む。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
凌は俯いて更に強く明里の腕を掴んでいた。
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
明里は凌の手を引いて歩き出した。
2人は教室から出た。
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
明里は凌といつのまにか手を繋いでいたことに気づいた。
涌井 明里
明里はバッと手を離す。
桐山 凌
涌井 明里
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
桐山 凌
倉見 修也
桐山 凌
倉見 修也
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
明里は1人真っ赤になって、あたふたしていた。
コメント
1件
凌くん、可愛いすぎるよ…🤦🏻♀️💕 2人とも、ストレートに好きって言っちゃえばい~のにぃ!! この物語、大好きです🥹🫶🏻️💓 続きまってます!!