深夜2時、コンビニ袋を片手に裕の部屋の扉を開ける 挨拶などはなく、もう日常に溶け込んでるようなものだ
うな
今回は特別にカートンだぞ
裕
うな
お前気づいたら1箱開けるくらいだろ
感謝しろよな
裕
ご褒美にまた焼いてやるよ
うな
狭くて古いマンションの一室 吸殻の山と散らばった酒の空き缶や瓶で散乱した部屋で2人はそんな軽口を叩く
うな
そう言って、左手首を差し出す
裕
うな
裕
うな
じゃなかったらこんなことしてねぇ
裕
早速開けた赤マルに火をつける音。 うなの皮膚に火の熱が当たる。
ジュッ──
うな
裕
うな
後、お前もな
笑い合う。 普通だったらかなりドン引きするようなやり取りをなんの違和感や疑問もなく日常として受け入れていた
うな
裕
学生の癖に飲酒喫煙
処女は失いかけ
裕
うな
これでもっと生きづらくなったじゃねぇかよ
裕
裕
飽きたら一緒に死のうぜ
うな
どうせおれ生きてたところで貢献できるもの無さそうだし
うな
裕
うな
うな
うな
裕
うな
その後2人はただ、煙草の煙や匂いが充満するこの部屋で、こんな会話をずっと続けて笑いあった。 ふざけてはいるが、お互い心は本気だ。






