ころ
ころ
本気なんて出さない。
ころ
せんせー
ころ
せんせー
ころ
せんせー
ころ
ころ
ころ
そんなことを考えながら僕は階段下の郵便物を取り出す。
ころ
ころ
お前、目の下のクマひどいぞ。
変なことしてる暇あったら寝ろよ。
ささくれもひどい。
ころ
ころ
ころ
そうだ。自分も偉そうに言っておきながら、彼のことを考えていなかった。
彼が頑張ろうとしていないなんて、ほんとかは分からないのに。
知り合って少ししかたってない人にここまで優しくしてくれる人が
仲間を大切にしていないわけがない。
勝手に決めつけて勝手に失望していた。
ころ
そう思った時、、
ころ
自分の背中に違和感を感じた。
そういえば、ずっと後ろに誰かがいる気がする。
ずっと。そして、
今も。
???
ころ
誰かが自分にぴったりくっついている。声が出ない。
僕はゆっくりと振り返って相手を見た。そして目を見張った。
ころ
落とし物さん
落とし物さん
ころ
ころ
落とし物さんは僕の口を手で塞いだ。
落とし物さん
ころ
そして服の中に手を入れてくる。
ころ
ころ
落とし物さん
落とし物さん
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
ガアンッ!!
飛び上がるくらい大きな音がなった。
さと
なんで…ここに…
ころ
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