コメント
2件
smさんの過去めっちゃ気になる,..ッ
神作ですね() 語彙力のかまたりですね(?)
ぶるら
雨
雨
雨
どこに行こうが
降り続く雨
どこからかこえが聞こえる
優しくて
温かい
落ち着くこえ
こえの聞こえる後ろを見る
傘をさして
雨に濡れていない
雨が避けているようで
眩しい
sm
俺は問いに答える
彼は少しの間、目を見開く
そして、傘を差し出し
優しく笑った
不思議だった
他の人から感じる黒いもやもやが この人にはなかった
sm
彼は嬉しそうにし
俺の手を引いた
雨に濡れないように、傘の半分に入れてくれた
彼はこんなに暗い場所で青い瞳を輝かせ話をする
sm
頑張る
頑張るとはなんなのだろうか
そんな感覚、覚えていない
忘れ去られた感覚
俺は靴を濡らしながら、北の方へと進んだ
大きな家
見たこともなくて
遠い別の世界にあるような大きな家
彼は扉を開けて中へと消えていく
俺は彼を追って足を進める
天井も
壁も
床も
全てが明るい
なのにどこか暗い
寂しい空間
顔は動いてない
なのに彼は俺に尋ねる
sm
他の人とは違う、暗い顔が彼にはあった
名前
昔はあった気がする
でも
誰も名前で呼んでくれる人はいなかった
お前、とか
ゴミ、とか
みんなそんなふうに呼んできた
だから
sm
悩みもせず、怒りもしない
不思議な人
sm
sm
日本語にに訳すと笑顔
俺とは関わりのない言葉
きっと彼もそれをわかっているのに
この言葉を俺に渡した
kn
聞いてもいない
名前を教えてくれた
kn
呼び捨てなんて
経験のないこと
でも、彼はなんでもいい
そう言った
sm
俺の立場からすれば
この呼び方が丁度いい
kn
彼はあまり嬉しそうではなかった
sm
kn
sm
そして俺は、彼をkn様
そう呼ぶようになった