ひろし
この空き教室に隠れられてよかった。

ひろし
たけし…助けられなくてすみません。

ひろし
けど現実にあんな化物がいるとは…

ひろし
世界って広いものですね。

ひろし
化物はあっちに行ったようですね。

ひろし
さてと、卓郎と合流しますか。

ひろし
あいにくスマホは家ですからチャットは使えませんね。

ひろし
化物に気をつけてながら進みましょう。

ひろし
ん?

ひろし
なんでしょう、この紙。

ひろし
随分古い紙ですね。

ひろし
内容は…

ひろし
!?

ひろし
青鬼研究日記!?

ひろし
青鬼ってのはあの化物のことでしょう。

ひろし
それとこの紙と一緒だった鍵。

ひろし
どこの鍵でしょう。

ひろし
まず日記を読みましょう。

ひろし
青鬼研究日記1

ひろし
私の名前は晴人。しがない研究員だ。私の研究所は国の兵器や戦争で使う毒ガスなどを作っている、国は(米国は鬼畜だ)とか言ってるが正直バカバカしい。

ひろし
これは…第二次世界大戦の時の日記?

ひろし
続きを読みましょう。

ひろし
戦争がどんどん悪化していき、とうとう国のお偉いさんは狂ったのか、俺達に、(どんなに攻撃されても死なない兵士を作れ!)と命令を出してきた。

ひろし
俺は正直やる気が出なかった。無理だもん。

ひろし
でも国ってもんは残酷だな。その死なない兵士を作るためには絶対に人体実験が必要だ。その実験材料をある田舎町の洋館に疎開してる子供たちを使えだとよ。

ひろし
まぁやったさ。子供を10人くらい殺してよ。俺は病みかけたよ。

ひろし
そして数日後、国は拉致が開かないと思ったのか、ある優秀な研究員をこっちに送って来やがった。

ひろし
そいつの名前は陽菜。

ひろし
日記はここで終わってますね。

ひろし
この鍵とこの青鬼研究日記。

ひろし
大事にした方がいいですね。

美香
いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!

ひろし
美香の声!

僕は美香の声がした方に駆け抜けた。
そして美香を食べてる化物がいた。
ひろし
あれが…青鬼…

ひろし
日記を見る限り成功した事は書いてない。

ひろし
でも青鬼がいると言う事は

ひろし
この実験は成功している…

ひろし
過去にこの場所で何があった?

ひろし
美香…必ず卓郎と一緒に外に出て美香の葬式を開きます。

その時青鬼はこちらを見た。
人間の目玉10個分相当の大きな目玉がこちらをじっと見ている。
ひろし
逃げましょう。

僕は美香にそう言い、全速力で逃げた。後ろから青鬼がおっかけてきてる。僕はとっさにドアを開けた、そこは武器庫だった。そこにあったクローゼットに隠れた。
青鬼は僕を見つけられずに出てった。
ひろし
ハァハァ…

ひろし
ここは武器庫?

ひろし
すごい、マシンガンやショットガン、いろいろある…

ひろし
なぜこの洋館に…

ひろし
もう使えないっぽいですね。

ひろし
ん?このリボルバー弾も入ってるし、比較的新しい?

ひろし
他のはみんなホコリをかぶって錆びてるのに、これだけなぜ?

ひろし
誰かがこの洋館を出入りしてる?

ひろし
これは…

ひろし
青鬼研究日記2

ひろし
青鬼研究日記の続きですね。次に何が書かれているのか。

ひろし
それにこれは…

ひろし
地下の鍵?

ひろし
卓郎と合流してから行ってみましょう。

ひろし
そして無駄だと思いますが、護身用にこのリボルバーも持っておきましょう。

ひろし
さて青鬼研究日記を読みましょう。

ひろし
なになに…

ひろし
!?

日記を読もうと思ったら、急にドアが勢いよく開いた。そこにいたのは…
ひろし
青…鬼…
