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「ヘッドグリント」は、20XX年に株式会社BIGsliceから発売されたゲーム機である。
本機の特徴に、実際に人間の脳とリンクし、これまでにない自由な遊びを脳内で体感できるという点がある。
ヘルメットのような形状をしたコントローラーを頭に装着することによって、頭部に特殊な電流が流れ、人体は一種の仮眠状態になるのだ。
ヘッドグリントは瞬く間に大ヒットし、その中でも「ブレインアドベンチャー」というソフトは社会現象になるほどの売り上げを記録した。
様々なモンスターを倒しながらマップを探索するこのゲームは、ギルド制度などのオンライン要素も兼ね備えていたが、同時にプレイヤー同士のトラブルも表面化しつつあった……。
プロフィール 主人公 「葛原 瑠音」 プレイヤー名 「ルビー」 中学生2年生の女子 1年の途中から引きこもり
「米山 連午」 プレイヤー名 「れん」 瑠音の幼なじみ
「デストロイ」 34歳のニート ギルド「五月雨の集い」の創始者で、ギルド1の廃課金者
「GOGO」 26歳のフリーター
「云々」 31歳の会社員
瑠音(ルビー)
瑠音(ルビー)
ヘッドグリントのコントローラーを頭に装着する。
瑠音はベッドに横たわるとゆっくりと目を閉じた。
ギルド、「五月雨の集い」の拠点
瑠音(ルビー)
デストロイ
云々
瑠音(ルビー)
デストロイ
云々
瑠音(ルビー)
瑠音(ルビー)
瑠音(ルビー)
デストロイ
云々
GOGO
瑠音(ルビー)
GOGO
瑠音(ルビー)
GOGO
瑠音(ルビー)
GOGO
瑠音(ルビー)
デストロイ
このように、瑠音は女子中学生というスペックを武器に課金者から多くの貢ぎ物を貰っていた。
このゲームは自分の声を吹き込むことで、極めて類似した人工音声のもとコミュニケーションを取ることが出来る。
瑠音は自分の声だけには人一倍自信を持っていた。いわゆるカワボというやつだが、それにより男性メンバーから異常な持ち上げを受けているのである。