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暇を持て余してテレビを見ていた。 でも、内容なんて1つも入って来なくて、頭は元貴の事でいっぱいだった。

ガチャッ

大森

ただいまー。

玄関から元貴の声が聞こえて、慌てておれはソファーから立ち上がる。

若井

痛っ!

大森

若井?!大丈夫?!

慌てすぎて、今自分が松葉杖生活している事を忘れていた。

体勢を崩して倒れそうになった瞬間、走って近付いてきた元貴に支えられて、助けられた。

若井

あっぶな…ごめん、ありがと。

大森

もー気を付けてよ?

若井

…え?

ソファーに座り直して顔をあげる。

そこにはいつもの元貴は居なく、あまりの変わり様に、思わず声が出てしまった。

そして、雨の日以来の眼鏡をしていない元貴に、胸が高鳴った。

大森

あ、髪切ったんだ。

恥ずかしそうにする元貴が可愛くてドキッとする。

若井

眼鏡は?

大森

コンタクトにしてみたんだけど…
どうかな?

そんなの可愛いに決まってる。

でも急になんで?

昨日、一体何があったんだろう…

大森

…変、かな?

何も言わないおれに、元貴が緊張した様な面持ちで耳に髪を掛けながら聞いてきた。

変な訳ない!めちゃくちゃ可愛いよ! って言おうと思った瞬間、元貴の首元に痣が出来ているのがチラッと思わず立ち上がった。

大森

え、ちょっと若井?!

おれが急に立ち上がって驚く元貴。 さっきは痛かった足が、今は不思議と痛くなかった。

若井

これ、なに…?

おれが元貴の首元に出来た痣を指で触る。

昨日の朝にはこんなのなかったはず…

これは明らかに…

大森

あ、それ?涼ちゃんが…

“涼ちゃん”その言葉が出てきた瞬間、頭に血が昇るのが分かった。

大森

若井…大丈夫?

心配そうにおれの顔を覗き込む元貴。

元貴がこんな風に変わったのは、藤澤先輩の為…?

若井

…キスマークなんて付けて帰ってきて、どう言うつもり?

こんな事“友達”のおれには言う権利なんてないのに…

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コメント

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ユーザー

コメント失礼します。 いつも陰ながら応援しております!無理せずこれからも頑張ってください……! 文脈や物語の構成が緻密で本当に尊敬しかないです✨ 続きが気になりすぎてご飯に手が付かないぐらいです笑

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