テラーノベル
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怖い。
nk?
kn
このnkは...
俺の知っているnkではないのか?
kn
そういえば、いつもnkは、前髪で右目を隠す髪型ではなかったか?
今のnkの前髪は、左目を覆っている。
目の前のnkは、 いや、こいつは...
kn
nk?
見慣れた笑み。 それがこんなにも恐ろしく映る。
このnkはきっと偽物、わかっている。 なのに、怖くてしょうがなくて、冷や汗が喉元を伝う。一歩後ずさった。
nk?
偽物のnkは俺に一歩近づいた。 後ろは下へ続く階段。嫌な予感がする。
kn
nk?
言っていることがなんのことか解らない。耳鳴りがする。 違う、違うんだ。このnkは。
それなのに、俺は今本当のnkの方を拒絶してしまっている。
俺の肩に、nkではないnkの手が触れた。
kn
ガシャンッ、パリンッ!!!!!
sm
sm?
sm
sm?
sm
sm?
sm?
kn
ぎゅっと瞑った目を、力なく開く。そこに広がる光景に脳はついていけなていない。
...そこにあったのは、無数の飛び散ったガラスの破片のような物たちだった。
光を受け反射するそれをよく見ると、鏡のように見える。
...今、何が起きた?
俺は、偽物のnkに押されそうになって、それで...
kn
相変わらずの自分の運の良さと脳筋さに助けられたような気がした。
ひとまず己の身に何事もなかったことに安心して、胸元を撫で下ろす。
nk
3階の階段から、聞き慣れた、だが今は少し恐怖を生む声が通る。
kn
nk
kn
この破片たちの理由、今までの経緯は話すべきか。
nkは真剣な目で俺を見る。 ...先に口を開いたのはnkだった。
nk
kn
nk
nkとkrが一緒にいたのか。だから3階から降りてきたんだ。納得した。
のちにnkから、krのいる視聴覚室に行こうかと提案され、俺は階段を上がった。
コメント
2件
わー!!!これ大好き!!😘 nkさんやっぱ偽物だったか…、smさんの偽物もいるぽいから、メンバー分居るのか…?🤔💭 krさんからの説明楽しみだな…、smさんがどうなっちゃうのかも楽しみ!!😊💗