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 怖い。

nk?

やっと自由になったってのに...
はぁ、なにkn、行っちゃうの?

kn

...ッどういう...っ

このnkは...

俺の知っているnkではないのか?

kn

...!

そういえば、いつもnkは、前髪で右目を隠す髪型ではなかったか?

今のnkの前髪は、左目を覆っている。

 目の前のnkは、 いや、こいつは...

kn

お前...誰なんだよ...!?

nk?

俺はnkだよ?knとはズットモ、でしょ?

見慣れた笑み。 それがこんなにも恐ろしく映る。

このnkはきっと偽物、わかっている。 なのに、怖くてしょうがなくて、冷や汗が喉元を伝う。一歩後ずさった。

nk?

もしかして君...!
うわ、それなら面倒だなぁ

偽物のnkは俺に一歩近づいた。 後ろは下へ続く階段。嫌な予感がする。

kn

やだ...っ来んな、!!

nk?

smにも悪いけど...まあ関係ないか、結局消えてもらうしかないし

言っていることがなんのことか解らない。耳鳴りがする。 違う、違うんだ。このnkは。

それなのに、俺は今本当のnkの方を拒絶してしまっている。

俺の肩に、nkではないnkの手が触れた。

kn

っ!!やめっ___!!!

ガシャンッ、パリンッ!!!!!

sm

...?

sm?

...割れたな、多分あいつだ、空色の目した...

sm

...そ、う。そうか。

sm?

悲しくないんだ、同じ見た目した、お前のオトモダチなのに?

sm

...っあれはnkじゃ、ない、から...

sm?

...!へぇ...

sm?

それは、本心なのか?

kn

__...ぇ、?

ぎゅっと瞑った目を、力なく開く。そこに広がる光景に脳はついていけなていない。

...そこにあったのは、無数の飛び散ったガラスの破片のような物たちだった。

光を受け反射するそれをよく見ると、鏡のように見える。

...今、何が起きた?

俺は、偽物のnkに押されそうになって、それで...

kn

(...咄嗟に押し返した、のか...)

相変わらずの自分の運の良さと脳筋さに助けられたような気がした。

ひとまず己の身に何事もなかったことに安心して、胸元を撫で下ろす。

nk

っちょ、knっ!?

3階の階段から、聞き慣れた、だが今は少し恐怖を生む声が通る。

kn

へ、あ、っnk...っ?

nk

なにこれ!?
...大丈夫?汗すごいけど...

kn

う、うん、俺はなんともないん、だけど...

この破片たちの理由、今までの経緯は話すべきか。

nkは真剣な目で俺を見る。 ...先に口を開いたのはnkだった。

nk

kn、さっき...krに呼ばれたでしょ?視聴覚室に来てって。

kn

あ...そうだった!
...あれ、なんでnkが知ってるの?

nk

俺もさっきkrと一緒にいたんだよね。それで、krがメールしたってところで割れた音が鳴って、降りてきてみたら...この状態。

nkとkrが一緒にいたのか。だから3階から降りてきたんだ。納得した。

のちにnkから、krのいる視聴覚室に行こうかと提案され、俺は階段を上がった。

『鏡越しのこの気持ちにさよならを告げるまで』【vvtsm】

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コメント

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ユーザー

わー!!!これ大好き!!😘 nkさんやっぱ偽物だったか…、smさんの偽物もいるぽいから、メンバー分居るのか…?🤔💭 krさんからの説明楽しみだな…、smさんがどうなっちゃうのかも楽しみ!!😊💗

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