テラーノベル
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kr
krの姿が見える。 ここは視聴覚室。いつも人気のない教室だ。
krはスマートフォンを握ったまま、俺とnkを見ては安堵の表情を見せた。
nk
kn
まだ脳の整理が追いつかない。これは事実だ。
...今はとにかく、あの偽物のnkのこと、よくわからない超能力のことについて知らなくてはならない。
kr
kn
kn
nk
kr
krがはっとしたように声をあげた...と思えば、すぐに悩んだような表情に変わる。
nkはkrの方を見ながら、何やら深刻そうに口を開いた。
nk
kr
kn
kr
kr
kn
一通り、krとnkから知りたかった情報を聞けた。
まず大前提、この2人はすでに能力を得ていて、そのことのみは始めに俺に共有された。
説明を簡単にまとめると、 1.超能力者やその能力をを見たものは次いで超能力者になるということ
2.その能力は発動するまでわからないということ(得た能力を一生使わずに生涯を終える人もいるらしい)
3.能力を犯罪や悪事に使ったものは、刑務所とは違う施設に預けられるということ
4.ふとした瞬間に能力が出る可能性があるため、自覚のある人はなるべく複数人で行動する事...と、ざっくりこの通りだった。
kr
nk
kn
kr
kn
確かに、自分の行動1つで変なことが起こるって考えたら怖いよな...と、考えたところで、ふと思う。
kn
nk
kn
nk
nk
kr
kn
...あまりにも初めてのこと過ぎるために、置いていかれないよう、必死に情報を吸収する。
2人も、もしかしたら大変な思いをしていたかもしれない、と思うと自然と姿勢が伸びるのを感じた。
kr
kr
kn
kr
krはそう言って、柔らかく微笑んだ。
sm
sm
sm?
sm?
sm
sm?
sm?
sm
sm
sm?
sm?
次の日
kn
昨日の出来事から約半日、思った通り寝つきは悪く、睡眠時間のほとんどを考え事に費やしてしまった。
どれもこれもあの能力とやらのせい。 krやnkが教えてくれたけど、いまだに混乱が収まらない。
もう一回ほど欠伸を溢し、教室の扉へ手をかけたその時...
br
kn
br
朝からbrの焦りを目の当たりにする羽目になるとは、誰が思っただろう。
酷く混乱するbrを前に、俺も困惑しざるを得ない。
いつもの落ち着いた雰囲気はなく、俺の「おはよう」すらも掻き消すほどの圧力。
これは、只事じゃないのだろうか?
kn
br
kn
...?? 本当に大丈夫なのだろうかbrは。
br
kn
brの勢いに蹴落とされ、そのまま教室に踏み入る。
...そこで1番最初に出会ったのは、俺に抱きつく、満面の笑みを浮かべたshkだった。
shk?
kn
突然腕に温もりが宿り驚くが、shkに特別変化は見られない。
少しフレンドリーすぎるだけで、何もおかしくないじゃないかとbrの方を向くと、不安を纏った表情が映る。
仕方なくshkの方へ視点を移すと、やっと俺はshkの異変に気がついた。
shk?
kn
br
机一体に広がる、甘いお菓子たち。 どれもこれもnkが好んで食べるような、チョコレートやクッキーがあるのが窺える。
甘いものが苦手なshkからは想像がつかない光景に、俺の脳は混乱に色づいた。
kn
kn
nk?
kn
目の前の彼がもつ、"左目" を覆う、茶髪が揺れた。どうして...
kn
コメント
3件
わー!!!この連載大好きだー!!!🥹💕💕 ついに偽shkさんも現れた…そして偽nkさんも!?!?😳もう次が楽しみすぎる……🥹🥹 無理しないで頑張って!!💪🏻自分も放置してる連載ばっかだから…😭
お久しぶりです!!相変わらずの投稿頻度ですね...みんな覚えてくれてたら嬉しいな...😭るこれからも楽しんでいただけたらと思います!!!何卒‼️