テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
52
ぽむち
30
#BL
魑魅魍魎
4,490
さら
さら
さら
さら
さら
キーンコーンカーンコーン…
rt
us
gt
rt
先生
rt
rt
先生に向かって返事をする
us
gt
rt
us
gt
俺はパタパタと先生の方に向かった
先生
rt
rt
rt
俺はカバンを持って足早に生徒玄関に向かう
なんだか雲行きが怪しい気がする…
雨が降るかも…早く帰らないと--
ド、
ザァーーー!
rt
rt
外はどしゃ降り
rt
俺は空を見上げて途方に暮れる
rt
今日に限ってうっしーもガッチさんも先に帰ってしまっている
更に悪いことに遅くまで残っていたので、もうほとんど生徒は残っていないようだった
rt
rt
rt
俺はしばし、ぼーっと雨が降っている外の景色を見つめる
…
どれぐらいそうしていただろう
雨は全く小降りになる気配はない
ky
rt
俺は顔を上げる
そこにはいつの間にか身長の高い男の生徒がいた 髪の襟足が赤い子だった
rt
ky
rt
ky
ん、と傘を突き出すその子
rt
ky
ぐいっと傘を押しつけられて、思わず受け取ってしまった
ky
rt
タタタッとその子はすぐに雨の中走って行ってしまった
いくら家が近くてもこのどしゃ降りでは確実にびしょ濡れだろうに
俺は手の中の傘に目を落とす
rt
明日返そう、そしてちゃんとお礼を言って…
そう思いながら有難く傘を差して歩き出す
rt
rt
rt
俺はなんとも言えない嬉しい気持ちで帰路についた
コメント
1件
あおいです🌷 第1話、素敵な読後感でした。夕方の学校、降り出した雨、途方に暮れるレトルトさんにふわりと傘を差し出す襟足の赤い子——この出会いが「見知らぬ子」として描かれているからこそ、ラストで名前も知らないまま帰路につくもどかしさと温かさが響きました。「めっちゃいい子じゃん」って思うレトルトさんの気持ち、すごくよくわかります。明日、どんな再会が待っているのか、続きが気になりますね。雨の日の小さな親切って、なんだか特別に心に残りますよね☁️💛