青
青
青
モモカ
青
モモカ
青
幼い青
ガタガタガタ
幼い青
僕は親同士の仲がものすごく悪くて、離婚の話をよくしていて僕はどっちについて行くか毎日のように聞かれる
僕はどっちにもついて行きたくないよ お母さんもお父さんも僕のことを大事にしないんだもん
そんなことが言えたら良かったけど
幼い青
僕が1人になれる場所はないけど、僕が落ち着く場所ならある
僕は自分の部屋でただただベットで音楽を聴いていた。大音量で
周りの音がなんにも聞こえないくらいの大音量で
ガチャ
青の母
幼い青
お母さん勝手に入ってこないでよ、という顔で僕はお母さんを見つめる。それよりお母さんは焦っているらしい。どうせまた離婚の話だろう
僕は流していた音楽をとめ、お母さんの方を向いた
幼い青
青の母
青の母
幼い青
やっぱり。僕は子供なんだよ、大人じゃないんだよ、なんでお母さんたちの言う通りにしないといけないの
青の母
幼い青
泣きたいのはこっちだよ。自分勝手すぎるでしょ、お母さんは僕に何もしてくれなかったくせに
幼い青
ガチャ
青の兄
勢いよく僕の部屋のドアを開ける音がし、ドアの前を見るのそこには、僕が家族の中で唯一信用出来るお兄ちゃんがたっていた
お兄ちゃんは大声でお母さんを止めてくれた
青の兄
青の母
青の母
青の兄
青の兄
青の母
がちゃん
青の兄
幼い青
青の兄
青の兄
幼い青
青の兄
がちゃん
お兄ちゃん、いつか一緒に逃げ出そ。そしていつか二人で一緒に暮らそうね、と心の中で約束した
幼い青
僕はリビングに行くのも嫌だから、いつも部屋にパンをひとつ置いていた。そして部屋でいつも音楽を聴きながら食べている。唯一安心出来る時間だ
幼い青
幼い青
幼い青
こんな感じで僕は過ごしていた、毎日毎日音楽だけを聞いて、お兄ちゃんだけを頼って、
幼い青
青の兄
幼い青
青の兄
幼い青
青の兄
幼い青
青の兄
幼い青
青の兄
幼い青
お兄ちゃん、どうして今そんなこと言うんだろうと小さい僕は思ったけど、僕に教えてくれているだけなんだろうな と思ってしまった。
どうしてあの時聞けなかったんだろう
どうしてお兄ちゃんを止めれなかったんだろう
青の兄
青の兄
幼い青
きゃぁぁぁぁぁぁー!!!!!!!
外がやけにうるさい、なんだろうと俺はテレビをつけた
自殺とみて警察は操作を進めています
幼い青
幼い青
高校一年生の男の子が今日ビルの屋上から飛び降りて死亡しました
幼い青
そこに映っていたのはさっきまで僕の部屋で話をしてくれていた、、
紛れもない
お兄ちゃんだった
幼い青
幼い青
幼い青
あの日から僕は引きこもりになった
僕が初めて外に出た日にお兄ちゃんとお揃いのキーホルダーを買った
それをずっと眺めて、ずっと握って僕は、
毎日泣いていた
青
青
青
僕はお兄ちゃんのいいつけを守った。お母さんたちは離婚して、家を出ていった。僕はどっちにもついて行かなかった。お兄ちゃんこれで良かったんだよね
僕はまた、1人で新しい道を
青
黄
青
青
青
黄
急に現れた青年。僕と同じ年ぐらいだろうか。その子の目は優しくて、笑顔も優しくて、初めてあったにもかかわらず僕は君を家族と思ってしまった
黄
黄
青
黄
青
黄
青
僕は聞いてしまった。思ってもないことを、、、いや
心の奥底で思っていたことを
黄
黄
青
青
青
青
黄
黄
僕はえ?という顔で黄くんを見た。
青
青
青
黄
黄
青
黄
青
黄
黄
青
人を殺すなんて気が引ける。それも親となるともっと。でも、僕はお兄ちゃんが大好きだった、でもそのお兄ちゃんの心を殺したヤツらを僕は許さない。だから
青
青
スッ
黄くんが差し伸べてくれた手は、とても優しくて僕は泣きそうになった
黄
黄
黄
青
青
青
青
青
青
モモカ
モモカ
青
モモカ
モモカ
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