橙
橙
モモカ
モモカ
モモカ
橙
橙
俺には″偽り″の家族がいる
文字通り本当の家族ではない。俺の本当の家族は俺が生まれたての時に他界してそれからは、親戚に引き取られた
でも、俺が幼い頃その親戚も他界し俺は今、赤の他人と生活している。
やっぱり本当の家族が良かったな。
幼い橙
幼い橙
幼い橙
幼い橙
幼い橙
俺は辛い時も、泣きたい時も、バレないようにいつも明るくしている。
明るくしていればみんなを笑わせることが出来るかもしれない。でもそれは逆だった
橙の母(仮)
橙の母(仮)
幼い橙
俺はこの明るさを否定されても、ポジティブな思考に切り替える。
橙の母(仮)
橙の父(仮)
橙の母(仮)
橙の母(仮)
母は父に依存していた。父も母のことが大好きだと思うけど、依存まではしていなかった。俺は父も母も大嫌いだ
橙の父(仮)
幼い橙
橙の父(仮)
幼い橙
父はいつも舌打ちしてくる。なんでかはわかんないけど、その舌打ちは時には、どんな言葉よりも鋭い時がある。その時俺は、泣きたくなる。
幼い橙
橙の母(仮)
橙の母(仮)
幼い橙
幼い橙
幼い橙
幼い橙
俺は誰にも相談できなかった。というよりかは、相談できる人がいなかった。
誰も信用出来なかったから
幼い橙
幼い橙
幼い橙
幼い橙
泣いても、笑う。辛くても笑う。
だって俺は
強いから
幼い橙
こんな感じで何ヶ月もすぎた
ある日、お母さんとお父さんが俺の部屋にやってきた
橙の母(仮)
橙の父(仮)
幼い橙
バコッ
歪な音がしてから3秒間ぐらい沈黙が続いた。そして俺は自覚した。今
殴られた
幼い橙
幼い橙
幼い橙
ガンッ
幼い橙
幼い橙
幼い橙
幼い橙
あれから何時間ぐらい殴られたり、蹴られたりしたっけ。俺は意識が朦朧としていた
橙の母(仮)
橙の父(仮)
俺は殴られて手当もして貰えなかったまま、お母さんたちは家を出ていった。
この家にいるのは俺だけ
幼い橙
それから俺は家から出なかった
なんでか?それは
もう誰も信じれなくなったから。外にいても敵ばっかりだから
黄
橙
橙
橙
黄
黄
黄
橙
橙
黄
黄
俺は出会う度に言われてた、″絶対裏切らない″って
けど、この黄というやつはなんというか、、
信用出来てしまうかもしれない
橙
橙
黄
黄
スッ
差し伸べてくれた手を俺は直ぐにとった
橙
黄
モモカ
モモカ
モモカ
モモカ
橙
コメント
3件
すみません。 こちらの作品のサムネのイラストはnanaoさんのイラストではないでしょうか? この方はイラストの保存は許可されていますが、ご本人様のみ(このイラストの場合、すとぷり様のみ)使用許可をされていると思うのですが、こちらの作品での使用許可をとられているのでしょうか?
黄くん、仲間を選ぶセンスあるな!ずぅと見てきたけど!