テラーノベル
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目覚ましの音が耳元で響いた
アロハ
俺は目覚ましをすぐに止めて起きる
アロハ
アロハ
二度寝したいけどこれから仕事
今日はメンバーのみんなと打合わせがある
俺は直ぐに支度を始めた
アロハ
メンバーとは基本現地集合 通勤方法はほぼ電車だ
アロハ
今日はわりかし早朝の集合 満員の時間にぶつかるから 俺はため息をこぼした
アロハ
アロハ
独り言で気合を入れた
支度が終わると 俺はすぐに駅に向かう
案の定やっぱり混んでいて
アロハ
なんて独り言を漏らす
でも何とか電車に乗りこめて 打ち合わせの時間には間に合うと安堵
あとは降りる駅まで我慢するだけ
俺は音楽を聴きながら静かに乗っていた
電車のアナウンス
電車のアナウンス
電車のアナウンス
アロハ
電車が止まると少し人が降りて楽になる
でも直ぐにまた結構な人数が乗ってきて 俺は奥へ奥へと押し込まれた 結局反対の扉側まで押されてしまった
あぁもう音楽どころじゃない
俺はAirPodsを耳から外した
アロハ
扉側に押し込まれたおかげで 外の風景が見える
ちょっと気が紛れてそれが唯一の救いだった
そして15分くらい揺られたところで 俺は後ろ側に何か違和感を感じた
アロハ
なんだ?...妙に近い奴が...
なんて思ってると、俺のお尻に手が当たる
アロハ
おいおいマジかよ?! 俺、男なんですけど?!
ターゲットミスった? 男の俺に痴漢してくるなんてありえないでしょ
とりあえず俺はその手を払い除けた
アロハ
小声でボソッとそう言った
けれどまた手は俺の尻に触れてくる
アロハ
え、怖いんですけど
あと15分くらい乗ってないといけないのに…
尻だけならまだ良かった けれどその手は前へと回ってくる
アロハ
そしてそのまま下着に手を突っ込まれた
アロハ
触られた瞬間激しい嫌悪感に襲われる
アロハ
さすがに抵抗しようとした
痴漢犯
耳元で汚い声が響く 声から推測すると40代くらいか...?
アロハ
今のうちってなに...
触ってくる手はなんだかヌルヌルしてて なんだか嫌な予感がする
アロハ
痴漢犯
痴漢犯
その言葉に恐怖を感じた
激しく抵抗したかったけれど 満員電車のせいで身体自体動かない
そして俺は身体に異変を感じた
アロハ
自身が熱くなってきて 脈打つ度に段々と反応して行くのがわかる
アロハ
痴漢犯
アロハ
何か塗られたんだとすぐに気づいた
痴漢犯
ぬちょぬちょ触ってきて 俺のを手で上下に擦り始める
アロハ
気持ち悪いはずなのに 腰から背中がゾワゾワしてそれが気持ちいい
アロハ
小さい声で反抗するけど その声は痴漢にも この電車にいる誰にも聞こえない
アロハ
シコシコとずっと一定のリズム 俺は脚がガクガクする
痴漢犯
痴漢犯
気持ち悪い声で喋りやがって...
これ俺どうなんの...?
そんな不安も頭をよぎる
俺のからは我慢汁が溢れて くちゅくちゅと音を変える 周りに聞こえてしまうんじゃないかと怖かった
アロハ
アロハ
情けない声を出しながら 身体はガクガクと震える
俺はもう果ててしまうと思った
けれど
寸前で手をパッと離されてしまう
アロハ
イかせて欲しい、なんて
そう思ってしまった
痴漢犯
痴漢犯
痴漢犯
小声なのにハッキリと言葉が聞こえる
ふざけるなと言いたかった でも実際そう 叫んだところで 男が男に?と誰しもがそう思うだろう きっと誰も信じてくれない
アロハ
そうしてもう1回擦られて また絶頂の波に襲われる
アロハ
またパッと離される
アロハ
イきたいのに イけない
俺のはズクズクと疼きまくって 苦しくてしょうがない
痴漢犯
痴漢犯
ずっと小声で囁かれて腹が立つ
そして俺は急に異物感に襲われた
アロハ
後ろに奴の指の先っぽが入ってきて なにか塗ってあるだろう指を中でぐるぐると動かされる
アロハ
俺は激しい異物感で顔が歪んだ
でも直ぐに入口も中も柔らかくなってきて 奴の指の異物感が消えていく
アロハ
信じたくないけど気持ちよくなってきて 俺の脚はまたガクガクし出す
アロハ
経験があるのかは知らないが 奴は的確に気持ちいいところを攻めてくる
アロハ
やっとイけると思った
でもまた手は離れてしまう
アロハ
もう苦しくてもどかしくて言葉にならない
寸止めされまくって狂いそうだった
そんな時
電車のアナウンス
電車のアナウンス
アロハ
そこは降りる駅だった
痴漢犯
痴漢犯
痴漢犯
アロハ
媚薬のようなものを塗られて 寸止め3回 この状態で降りるなんて
アロハ
でも打ち合わせまでそんな余裕もない
電車のアナウンス
電車のアナウンス
アロハ
俺は仕方なく降りるしかなかった
アロハ
変な身体のまま野放しにされた
降りる時も犯人の顔は見えずじまい しかも証拠も根拠もなくて どうしようもない
手馴れてるから恐らく常習犯だろう
俺がたまたまそいつに捕まっただけなのは分かってる でもどうせなら最後までして欲しかった
アロハ
前は熱くて反応しきっていて 後ろも熱くてジンジンしてる
アロハ
俺はとりあえずトイレに向かおうと思った
📱 * :•*”:.•♬
けれどタイミング悪くiPhoneが鳴った
アロハ
iPhoneを見ると 電話はメンバーのカイくんからだった
アロハ
俺は出られる状態じゃなかった けれどカイくんの電話に出ない訳にはいかない 俺は電話に出ることにした
アロハ
平静を装うために身体に力を入れる
カイ
カイ
アロハ
アロハ
カイ
カイ
カイ
カイ
嘘だろマジかよ...
アロハ
アロハ
カイ
カイ
アロハ
通話
01:13
アロハ
俺は1人で絶望した
でも今はとにかく事務所に行かないといけない
今もバレなかったんだし 事務所でもきっと大丈夫
なんて思っていたけれど ほぼそれは祈りだ
反応しているのがバレないように ズボンと下着をなんとか調節 そして俺は足早に事務所へ向かった
コメント
10件
最高です!!! 続きってありますか?あったらいつぐらいに出ますか?
カイ✖️アロハは最高です!まじありがとうございます!