芥川
僕の部屋だ。
芥川
そして夢の中。
ニコライ
へえ、
ニコライ
とっても広いし、綺麗だね、
芥川
っ…大胆な奴め。
ニコライ
て言うか何で急に、
芥川
そろそろ貴様と話したくなってな、
ニコライ
、
ニコライ
真逆何度も死んじゃう現象を作ったのは君、?
芥川
否。其れは僕では無い。
芥川
そもそも死に戻りを始めたのはニコライ自身だ
ニコライ
…私自身、?
芥川
ほら、覚えて無いか?
芥川
太宰さんと戦った後、謎の空間に吸い込まれただろう
ニコライ
…
ニコライ
やっぱり、あれ、自分だったの、?
芥川
嗚呼。
ニコライ
、そっか。
ニコライ
っ…、何で君が知ってるの?
芥川
今迄全部みていたからな。
ニコライ
全部…?
芥川
嗚呼。
ニコライ
何で今更出てくるのさ、!
芥川
母性本能がくすぐられたとでも言っておこう。
ニコライ
、は?
芥川
さあ、ニコライ。何が知りたい
芥川
何でも教えてやる
ニコライ
如何して龍之介は簡単に情報を教えられる
芥川
…
芥川
僕は…
芥川
ニコライを程良く好んでいるからな。
ニコライ
…はい??
芥川
母性本能が擽られた、其れ岳の話だ
ニコライ
、はあ、
ニコライ
良いよ
ニコライ
聞きたい事なんてない
芥川
、は!??!
芥川
待、待て
芥川
本当に無いのか、?!
ニコライ
無いよ
ニコライ
早く起こさせて
芥川
待て、ゆっくり話そう
ニコライ
話す事なんて無い
芥川
…之を見ろ、ニコライ
死の表現
其れを持って彼はニヤニヤしていた
ニコライ
っ其れは、!?
芥川
図書館で見た事があるだろう
芥川
僕が作った本だ。
ニコライ
なんで、!
芥川
だって…ニコライ全然死に戻りって物を知らなかったから…
芥川
助けてあげたんだぞっ。
ニコライ
ええ、
芥川
まあいい、死に戻りについて聞きたくなければ起こさせてやる
ニコライ
待って、
芥川
起きたら僕の記憶はないぞ、いいな?
ニコライ
待って!!!
芥川
嗚呼
ニコライ
…あ、待つんだ
ニコライ
死に戻りについて、教えて欲しい。
ニコライ
後、記憶が無いのは嫌だ。
ニコライ
お金でもなんでも払うから記憶はある儘にして欲しい、
芥川
…はい。
ニコライ
え
ニコライ
聞くんだ、?
芥川
…言っただろう。僕はニコライの事を好んでいると。
芥川
其れにしてもさっきから大胆過ぎる…狡い人だ。
ニコライ
…
芥川
…では、
芥川
死に戻りについて教えてやろう。
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