テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
夜々
夜々
夜々
降りしきる雨が、横浜の錆びついた港を冷たく叩いていた。 街灯の光さえ届かないコンテナの迷路。 そこでは今、裏社会の勢力図を一夜にして塗り替えるほどの「掃除」が行われていた。
敵
黒塗りのスーツを着た男たちが、震える手でサブマシンガンを乱射する。 彼らはこの地区を牛耳る武装組織の精鋭だった。 だが、今の彼らに「狩る者」の余裕などない。 あるのは、正体不明の「死」に追い詰められた獲物の恐怖だけだ。
───その時、雨音に混じって不敵な声が響いた。
おおはらMEN
男たちが声のした方へ一斉に銃口を向ける。 そこには、ピンク色のパーカーのフードを深く被り、 コンテナの上に腰掛けた少年、MENがいた。
敵
敵
おおはらMEN
おおはらMEN
MENが不敵に口角を上げ、手元のスイッチを軽く押し込んだ
ドォォォォォン!!(爆発の音
敵
男たちの背後のコンテナに仕掛けられていた小型爆弾が炸裂する。 計算し尽くされた爆破。 標的を逃がさず、絶望の淵へ追い込むための「誘導」の炎だ。
おんりー
爆炎の中から、一筋の黄色い閃光が飛び出した。 おんりーだ。彼は地に足がついているのか疑わしいほどの速度で、 吹き飛ばされた男たちの間を縫うように駆け抜ける。
敵
男が引き金を引くより早く、おんりーがその懐に滑り込む。 手首を軽く返し、ナイフの柄で男の急所を的確に突く。 一人、また一人。おんりーが通り過ぎた後には、 物言わぬ抜け殻となった男たちが転がっていった。
その動きには一切の無駄がない。真面目でストイックな彼らしく、 確実に、そして冷徹に仕事をこなしていく。
おんりー
おおはらMEN
二人が背中を合わせ、残ったターゲットを確認しようとしたその時だった。
おらふくん
おらふくん
緊張感のない、どこか柔らかい声 コンテナの隙間からひょっこりと顔を出したのは、 水色のパーカーを着た青年、おらふくんだった。 その手には、現代には不釣り合いな「弓」が握られている
おんりー
おらふくん
おらふくん
おらふくんが笑いながら、流れるような動作で矢を番え、放った。 狙ったのはもちろん二人ではない。 おんりーの背後から、隠し持っていた拳銃で 不意打ちを狙っていた生き残りの男だ。
シュッ───
音もなく飛んだ矢は、正確に男の銃を持つ手首を射抜いた。 おらふくんの顔こそ笑っているものの、動きには一切の妥協がない その洗練された身のこなしは、彼が単なる使い走りではなく、 巨大組織『D-Group』の幹部であることを物語っていた。
おらふくん
おおはらMEN
おおはらMEN
MENが足元の地面に新たな起爆装置をセットする。 おんりーも重心を下げ、いつでも踏み出せるような体制をとった。
おらふくん
おらふくん
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
続いて現れたのは、よれよれのスーツを着た男、ぼんじゅうる。 D-Groupの幹部でありながら、おちゃらけた雰囲気で煙草をふかしている。
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おおはらMEN
ぼんじゅうる
ドズル
ドズル
最後に現れたのは、圧倒的な覇気を纏った男―― D-Groupのボス、ドズルだった。 腰の日本刀に手をかけ、ドズルは不敵に笑う。
ドズル
ドズル
おんりー
おおはらMEN
激しさを増す雨の中、D-Groupと最強の二人の「お遊び」が幕を開けた。
コメント
7件
ぷり小説でもみたいな~!!! なんかいいっ!ものすごく!なんか、こう グッとくる!(?)
おお〜✨新連載っ!! 別アプリ持ってないから見れないんよなぁ、、悲しい tellerでたくさん応援しとくねっ♪