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色のないこの世界で君に恋をする

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色のないこの世界で君に恋をする

第1話 - 読み切り

2,406

2025年09月14日

#桃青

#stxxx

#BL

#stcl

ももんが@いつもより若干低浮上

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ももんが@いつもより若干低浮上

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（長編です。） (同性愛OKな世界線)

青

…

この世界には色がない

いや、無くなったという方が正しいのだろうか

あの日から僕の目で見えるものは全て白黒になってしまった

mob

ちょっと抑えとけよ笑

青

ｯ辞めてｯ''！！（暴

mob

ちょ、暴れんなってｯ

mob

じゃ、ありがとね ~ ♡

mob

お前キモすぎ笑笑

mob

えだってさ笑笑

青

ｯ…''（震

中学生の時

思春期真っ最中の彼らの頭は欲で支配されていたらしい

女の子は妊娠させるからと男の僕を抱いた

青

ｯ…ぅ''ｯ…（泣

おしりに入れられて誰が気持ちいいんだ

痛くてたまらない

中にも出されて気分も最悪

青

ｯ…（服を着る

あの時の光景は今も目に焼き付いて離れない

あの時からだ

またアイツみたいなのに押し倒される光景が見えたらと思うと

トラウマで苦しくなる

青

…あれ、

そんなことをしている間に僕の視界からは色が薄れて行った

最初は気のせいかと思っていたが段々とそれは明確なものになっていく

青

…

布団も空も自分の肌も。全てが白黒で覆い尽くされている世界

青

…え、

先生

精神的な問題ですね。

先生

身体は特に問題ありませんので、そちらの方へ

病院に行ったけど体に異常は無いと言われてしまった

色が見えなくなるなんて病気聞いたことがないけれど

青

…

精神的な事で視覚がおかしくなるなんて事あるんだななんて考える

母

…分かりました。

先生

重度なうつ病ですかね。

先生

青くんと同じように色が見えなくなった人もいますね。

先生

目が見えなくなった人も

青

…

先生

そういう人たちは少し色が見える人が多いから

先生

派手な色を好む人が多いんだけれど…（折り紙を見せる

青

…？

先生

これは何色？

青

…黒、？

先生

これは？

青

…白、

先生

薄い色は白、濃い色は黒。

先生

色は見えてないみたいですね。

青

…ｯ、（俯

そう告げられた日から自分が情けなくて辛くて

どんどん沼にハマっていく様な感覚に襲われる

青

…

高校に入学してもそれは変わらなかった

ずっと同じ

青

ｯはぁ…（深呼吸

ただでさえ緊張で心臓が飛び出そうなのに

桃

あ、クラス離れた

橙

ｯあ'' ~~…まじかぁ…

黄

僕一緒ですよ！

赤

俺も一緒！！

桃

は、こんだけクラスあって俺だけ離れたん？

青

…

こんだけ賑わっている入学式

みんなが桜の前で写真を撮ったりしているけれど

今の僕には桜のきれいさなんて分からない

青

…（座

教室がざわざわしてきた頃僕はまた1人

桃

…多分そこ俺の席なんだけど

青

…へ、ぁ、…（見

席表を見ると僕は１個前にズレていたらしい

青

あ、ごめん…（立

桃

い ~ よ

桃

てか、俺前の席の桃。

桃

よろしく。

とんでもなく笑顔でそう行ってくる彼に僕は愛想笑いで返した

青

…はは

桃

…それ、愛想笑いにもなってないけど？

青

ｯえ、？

桃

…俺気になること全部行っちゃう奴なんだけどいい、？

青

…良い…けど、

桃

なんで前髪伸ばしてマスクつけてんの？

桃

邪魔じゃね？

青

ｯ…

顔を見せた時にろくな事がなかったことは身をもって知ってるから

あの日からは顔を隠してきた

青

…事情があって、

桃

へ ~ 。

桃

いいね、なんかかっこいい

青

…え、？

桃

…、？

キョトンとした顔でそう言ってくる彼

青

…いや、そんなこと言う人居ないでしょ…って思って…

桃

…そう？

桃

ていうか、俺友達みんな離れて居ないんだよね

桃

仲良くしてよ

青

…僕でいいの？それ

桃

…？いいよてか頼んでるし

青

…なら、いいけど

この白黒で覆い尽くされた世界で僕に色を教えてくれたのは

他でもない君だった

桃

中庭で昼ごはんはちょっと暑かったな

入学式から少し経って僕らは休み時間も時間一緒にいる仲になった

青

…だね。（食

桃

え、弁当かわい笑

青

お母さんが作ったから…

桃

へ ~ そうなん？

桃

これ俺作ったんよ（見せる

青

え、すご

桃

ありがと笑

なんて普通に会話をする

青

…

男の人全般苦手なはずなのに

この人にはなんだか気を許してしまう

赤

あれ、桃くん？

橙

あ、ほんまや

黄

こんにちは ~

桃

よ。

青

ｯ…

男の人…

黄

もう友達できたんですね

桃

ま ~ な

桃

青って言うんだけど…

桃

…？青？

青

ｯぁ…、

気がついたら僕は桃くんの後ろに隠れていた

お弁当は椅子において手に持っていた箸と具は地面に転がっている

黄

…、？

赤

橙くんなんかしたの ~ ？

橙

なんもしてないて！！ほんまに！

青

ｯぁ、…

青

ｯごめんなさいｯ…（走

気がついたら走ってその場から逃げ出していた

桃

…青、？

黄

…（箸を拾う

青

ｯは - ''…、（座り込む

やっぱり無理だ

先生とか大人はようやく克服してきたものの

年齢の近い男性は本当に克服できない

青

ｯ…''（震

怖い

あんな痛い目にもう会いたくない

その一心でいままで逃げてきた

桃

ｯ青 ~ ！

青

ｯぇ…、

俯いていた視線を上げて声のするほうを見ると

桃くんが僕のお弁当と自分のお弁当を両手にこちらに走ってきていた

桃

やっと見つけた

桃

どうしたんだよ

青

ｯぁ…えっと、…

桃

アイツらと何かあったの？

青

ｯぃや、そういうのじゃ…ないんだけど、

桃

…あ ~ ね。

君から出る声は低音ボイスのかっこいい声

青

ｯ…

僕がグダグダして言わないことに怒ったのだろうか

声が一段と低く聞こえる

被害妄想なのかもしれないが

青

ｯ''は…ｯぁ''…ｯ（過呼吸

心臓が痛くてたまらない

桃

…青、？

青

ｯは…ｯ''…ぁ、ｯ（薬を探

桃

ｯえ、青！？

青

ｯ…''（薬を飲む

青

ｯは…ｯぁ…ｯ…（落ち着いた

桃

…

君は心配そうな眼差しを僕に向けながら僕の背中を優しく叩いている

青

ｯごめん…ｯほんと、

桃

…大丈夫。ゆっくりでいいから落ち着こ。

そういう君の声は優しくこちらに向ける顔はとても柔らかい優しい顔だった

青

ｯ…、

桃

…

青

…

先生

この公式は…（黒板に書

青

…

あの後君は何も聞かずに僕が落ち着いたら彼らの話も

何もしなくなった

ただ好きな映画とか好きな音楽とか

青

…

気を使わせてしまった

青

…（小さくため息

青

…（外を見る

やはり今日も変わらない

色がなくてつまらない

桃

今日放課後空いてんの？

青

…多分、空いてると思うけど…

桃

まじ？なら今日話したとこ行こうよ

青

…僕でいいの？あの人たちじゃなくて

桃

はぁ、？今関係ないだろアイツら

青

…じゃあ、行く

桃

ん、じゃあ行くか

青

…（片付け

桃

…（鼻歌歌いながら座ってる

青

…

この人の考える事はよく分からない

桃

…（メニュー見

青

…

前に座っている彼はメニュー表とにらめっこをしている

桃

…（睨

青

…

なんで睨むんだろう

桃

俺これにする青は？

なんて話しかけている君のスマホから通知がなる音がした

桃

…（見

青

…（メニュー開

桃

ｯふは笑

桃

見て笑（スマホ見せる

青

…、？

そこに映っていたのは桃くんのお母さんらしき人がピースをしながら料理の隣に立っていた

桃

この料理　'' 色 '' やばくね？笑

桃

絶対食べたくねぇ笑

青

…ｯ

桃

てかこれ何色？緑…じゃないしな

青

ｯぁ…、ぇっと、（俯

僕は思わず俯いた

写真は見えるけれどその物の色は分からない

青

ｯ…

空気を悪くしてしまいたくもないし

そう考えたらなんと言っていいのか分からなかった

桃

…？どうした？

青

…ｯいや、…なんでも…

桃

…そっか

桃

言いたくなったら教えてな

とだけ言って君は店員さんに注文をしている

青

ｯ…

僕はこの人にどれだけ気を使わせてしまったのだろう

青

…

なのに事情も教えていなくて罪悪感でいっぱいになる

青

…

桃

…いい匂いするな。

なんて辺りを見渡す君に

青

ｯ桃くん…っ

桃

…え、？

青

ｯ僕…ごめん、色わかんなくて…さっき、

途切れ途切れになりながらも伝えた

青

ｯ…っ

桃

…え、ぁ、見えなかった？ごめん…

そういいながらもう一度スマホを開こうとする君の手を掴む

青

ｯ違うっ…白黒にしか見えないのｯ…

桃

…、？

青

…色々あって、精神的に病んで…色が…

桃

…なるほどな ~ 、

桃

じゃあ、俺の髪の毛の色は？

そういいながら髪の毛を数本掴んで上にあげている

青

…グレー…

桃

ぶぶ ~ 。ピンクでした。

青

…

青

ちょっとグレー。

青

明るいピンクなの、？

桃

え ~ 、どちらかと言うと濃い方なんじゃね？

青

…（考

桃

じゃあ、俺の目の色は？

青

…黒

桃

青色でした ~ 。

青

…笑

青

すごい派手じゃん。笑

桃

…え、笑った

青

え、？

桃

…いや、なんでも。

桃

ていうか、お前も派手だからな？笑

青

桃くん程じゃないでしょ微笑

そういいながら君は僕の前髪を横に流す

桃

…ｯ

青

ｯ何、？

桃

あ、ごめん

そう言って僕の髪の毛を元に戻す

青

…、？

青

…（食

桃

…なぁ、

青

なに、？

桃

夏は暑いからマスク外せよ。

青

は、？

青

…

青

…まぁ、マスクくらいなら。

桃

…でも、

青

…、？

桃

…前髪は…そのままで。

青

…？わかった

その時その話は特に深掘りせずに食べ物に視線をむけた

桃

はよ。青。

寝癖でふわふわした髪の毛で登校してきたのは君だった

青

おはよ。今日早いね。

桃

ん…

眠そうで話もろくに出来ない君になんだか笑えてくる

桃

…今笑った、？

青

え、？別に ~ …

桃

…やっぱ、前髪あるだけで顔見えねぇな。

青

桃くんが切るなって言ったんじゃん

桃

…まぁ、たしかに

青

…、？

桃

マスクないだけで楽になった？

青

あ - うん

中庭でいつものように二人でお弁当を開ける

黄

あ、桃くん

桃

お、よす。

赤

…（黄くんの後ろから見

橙

…（もっと遠いところから

青

…ｯ、

桃

…青、大丈夫だから。

青

ｯぁ…

事情も何も知らない君が僕に気を使ってくれている

青

…ｯぅん、

そんな君を信じてみることにする

青

…

赤

…！

赤

こんにちは ~

青

…ｯ

僕の顔を見つめながら大きな耳を悲しそうに垂らしている

青

ｯこんにちは…ｯ

桃

…！

赤

…！俺赤！よろしくね

青

…僕は…青、です

黄

ｯ僕は黄です！

青

ｯ…

怖くて拳を握りしめる

桃

…

顔を見上げると君が優しい顔でこちらを見つめてくるから

安心して力が抜けてしまった

青

…ｯ

そんなことをしてたら力強い風に襲われる

青

ｯぅ…

思わず目を瞑ってしまった

赤

…え、青ちゃん…

青

…え、？

赤

まって、顔めっちゃ好青年って感じだった！

青

ｯ…

赤

めっちゃ可愛い！

黄

…（頷

青

ｯ…ぇ…っと、（下を向く

『かわいい』その言葉を聞いて怖いという気持ちがまた込み上げてくる

青

ｯ…

桃

…大丈夫だって。こいつら別に取って食ったりしないよ

青

ｯ…

君に背中を叩かれてハッとする

青

…

僕はあの時から全ての男の人を彼奴らと重ねてきた

青

…ｯ

でも桃くんは取って食ったりしなかったし

赤

…、？

黄

？

2人も

橙

…（汗汗

遠くでこちらを見つめる彼もこちらに近寄る訳でもなく距離をとって

普通に接してくれている

青

ｯ…ごめんｯ僕…ｯ''（泣

赤

え''え、泣いてるの！？

黄

え…、

橙

…（焦

青

ｯ勝手に決めつけてたｯ''（泣

最初僕が彼らを見て怖がってたから距離を置いてくれたり

怖くて震える僕から離れないでいてくれたり

青

ｯごめんｯ''（泣

皆が皆あいつと同じ訳じゃないのにあんなやつと彼らを重ねてしまっていた

桃

ｯ青…？？？（焦

黄

え、え、どうしよう赤！！（焦

赤

近づけないし…ｯどうしよｯ…（焦

赤

ｯごめん！離れるから！

距離があってあまり聞こえなかったのだろうか

ずっと焦ってる彼らに

青

ｯ…（走

赤

え、…

桃

…ｯ

青

ｯごめん、違うｯｯ…

気づいたら僕は離れようとする彼らの服を掴んでいた

赤

え…ｯ近づいて大丈夫、？

君は心配そうにこちらを見つめていた

青

ｯうん…っごめん、ｯ''（泣

赤

なんで謝んの！？（焦

青

ｯ…、

僕は前にあったことと

君たちをどう思ってたのかを全て打ち明けた

青

ｯ…

青

…

青

…だから、ごめんね。

赤

ｯ…青ちゃん…

黄

…

橙

…、？（聞こえない

赤

ｯごめんねｯ俺、何も知らずに近づいたりしてｯｯ…

青

ｯ…

赤

ｯでも、もう俺らとは話せるんでしょ、？

青

ｯへ…、？

赤

だってこんな距離で話ができるし、手も繋げる

青

ｯ…

そういうと君は優しく微笑んで僕の手を掴む

赤

…俺たちはそんな奴らみたいな事絶対しない

赤

だから、俺らと友達になってくれない、？

青

ｯ…

青

ｯぅん…ｯうんｯ…''（泣

青

ｯ''…（泣

黄

僕も！友達なりたいです！！

橙

…！俺も！！（遠くから走ってくる

青

ｯ…

青

…微笑

桃

…

桃

青、帰るぞ

青

あ、うんｯ…

桃

…青（立ち止まる

青

…ん、？

桃

…俺さ、

青

…？

話をしながら帰ってる途中

君が急に立ち止まった

青

…何、？

桃

最初から距離近くしてたし…何も知らなくて

桃

…その、ごめん

君は申し訳そうに僕にそう言いかけてくる

青

…！

青

…

青

…桃くんは、なんか大丈夫だったんだよね。

桃

…は、？

青

…なんか、分かんないけど。

また力強く風が吹いたタイミングで前を向いてまた歩く

桃

ｯちょ、待って…（追いかける

青

…微笑

青

ｯは - 、（深呼吸

深呼吸をして見慣れた教室に足を踏み込む

青

…

中に入った途端に話し声が一斉に消え去った

青

…

女

え、嘘青くん！？

男

え、誰？

女

やば、垢抜けすぎて気づかなかった

青

ｯ…

緊張でいっぱいになった胸を撫で下ろして

視線をクラスメイトたちにうつす

青

…ｯぇ…っと、

桃

はよ - 。

女

あ、桃！！

女

ちょっとこれ知ってたの！？

桃

何を？

女

何をって…

桃

…、？（青くんに視線を向ける

青

…、？

桃

髪切ったの？

青

…うん。区切りつけようと思って。

前髪も後ろの髪の毛もバッサリ切って

メガネも無くした

青

…ありがとね。桃くん

それだけ言って席に戻る

桃

…え、

黄

バッサリ行きましたね -

赤

顔見やすくなったねなんか

橙

かわええやん

赤

それセクハラ -

橙

なんでなん！泣くて！

赤

うそうそ笑

青

…笑

桃

…

みんなで話をしている時君の箸が時々止まって動かなくなる

青

…桃くん、？

桃

…え、ぁ、なんでもない。

青

…、？

今日の君はたんだか変だった

桃

…今日はちょっと遠回りして帰ろ

青

…え、良いけど…

いつものように帰っている途中君にそう言われて少し驚いた

そういう君の表情が真顔で何を考えているか分からなかったから驚いてしまったのだろう

青

…海、？

桃

…うん。

学校から歩いて数分といったところだろうか

青

こんな所に海あったんだ

軽く手をつけてみると冷たくて気持ちがいい

青

…

桃

…もう色は見えるようになった？

青

…まだ…

桃

…そっか

そういうと君は黙り込んだ

桃

…ごめん、青

青

…？

桃

自分勝手なんだけどさｯ

青

…、

桃

ごめん、俺青の事好き。

青

…は、？

桃

箸の持ち方綺麗なとことかｯ

桃

ちゃんと謝れるところとかｯ

桃

優しいところとか、可愛いとことか

桃

案外拗ねるとことかｯほんとに好き

青

ｯえ…いや…ぇ、

桃

ｯ青を襲ったやつとは違って本気で好き

桃

遊びとかそんなんじゃない

青

ｯへ…、

桃

ｯだから、俺と付き合って欲しいｯ

青

ｯ…/

君は今顔を赤らめているのだろうか

下を俯いて手をこちらに伸ばしている

青

ｯ

みたい

知りたい

君が今どんな顔をしているのか

君の髪の色も全部

青

ｯ（手を掴む

桃

…ｯえ、

青

…ｯ笑

青

何その顔ｯ笑

この時僕の目にははっきりと

桃

ｯ…//

目を見開いて、顔を真っ赤にしてこちらを見つめている君が映っていた

青

…僕もｯ好き。微笑

見えた

君の綺麗な青い瞳

少し濃いめのピンクの髪の毛

後ろに写る綺麗な青い海

青

…微笑

青

ありがとう、桃くん

桃

ｯぇ、？/

余韻でまだ顔が赤い君にそういう

青

色、見えたかも。

桃

…え、！？

青

ていうか、なんで今日なの？

桃

何が？

青

告白

青

普通男克服してすぐとかしなくない？笑

桃

…それは…

桃

…てか！俺前髪切るなって言ったやん！

青

それが関係あるの？

桃

あるわ！

青

なんで？

桃

ｯｯ…

君は今度は少しだけ頬を赤らめてこういった

桃

…ｯ案の定みんなお前に釘漬けだったろ

青

…え、？

桃

…嫉妬…じゃないけど、

桃

…なんかさ、分かる？

青

…笑あ - 、嫉妬したのね？

青

貴方ねぇ、ハッキリ言わないとわかんないよ？笑

桃

な''…ｯ

青

くふふ、ｯ笑

青

あ - 楽しい、ありがと桃くんっ笑

桃

あ'' - もう…/

君と出会ってもう半年

僕に色を思い出させてくれたのも

男はみんな同じじゃないってことを思い出させてくれたのも

青

…（♪

桃

…/

他の誰でもない君だった

『色が無いこの世界で君に恋をした』

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