5タップでわかる注意書き
家族や親戚の捏造が 多大に含まれます
タグに無いCPの匂いがします
このシリーズ内の瑞希は 男という設定です
CPの左右は 皆さんの解釈に任せます
以上の要素が大丈夫な方は 本編へどうぞ
上辺だけを掬うような 中身の無い世間話で
何やら隠している彼と ただひたすら会話を続けていく
東雲絵名
へ〜、そうなんですか
東雲絵名
目当てのボタンの為に
東雲絵名
わざわざ電車で一時間かけて
東雲絵名
手芸専門店まで行かれたんですね
四角純白
ええ、やはりオーダーメイドで
四角純白
お客様に頼まれた以上は
四角純白
どうしてもそこはこだわりたくて
四角純白
つい、足を延ばしてしまいました
会話に熱が入っていないのが 私だけなら
ここまで空虚な会話には きっとならなかった
何故かこの人には 私と同じくらい熱を感じない
バス停でバスを待ちながら 暇つぶしに話しているような
時間が来るまで待っているだけ そんな感じがさっきからしている
四角純白
あっ……
四角純白
8時ちょうどになりましたね
東雲絵名
あ、ほんとだ
東雲絵名
こうして話していたら
東雲絵名
時間もあっという間ですね
時計の長い針が 12を指すのを見て呟いた彼に
とくに何も考えずに ただ相づちだけを返す
0分になったからといって 何かが変わる訳でもないのに
どうしてわざわざ口に出して 私に知らせたんだろう
すると、会話が途切れた次の瞬間 部屋のドアをノックする音が
私達のいる部屋に 小さく響き渡った
四角純白
どうぞ、入ってください
私より先に彼が声をかけ ドアはゆっくりと開かれる
きっと執事さんが 紅茶や軽食のおかわりでも
タイミングを見計らって 持って来てくれたんだと思い
私は姿勢を正して 営業スマイルを浮かべなおして待つ
しかし私達の居る 部屋の中へ入ってきたのは
日向
失礼致します
日向
お紅茶のおかわりと
日向
軽食をお持ちしました
四角純白
あぁ、ありがとうございます
あの日 駅で会った男の子だった