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こ う
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⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.· ⚠ kzlr(要素少ないです) 学パロ R18なし ご本人様とは一切関係御座いません 個人の範囲でお楽しみください ─────────── 「早朝」 ⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
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ガラガラガラッ…
静けさが残る早朝 8:15
ローレンは朝早くに家を出て 静かな教室のドアを開けた
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久しぶりに一番乗りで学校に来れたと思い 大きな声で教室に入る
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ローレンの目線の先には外の風でふわふわと白い髪 を揺らしながら机に突っ伏しているヤツがいた
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葛葉はローレンの大きな声で ピクリと身体を反応させて顔をあげる
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ローレンは葛葉に駆け寄り 前の席に座った
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ローレンは話しながら葛葉の机に腕を置き、 枕のようにしながら頭をそこに寝かせる
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葛葉はローレンの髪を適当に指に絡めて梳いたり、くるくるさせながら話を聞く
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ローレンは顔を正面に変え、葛葉を見つめる
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葛葉は時計を見つめながら答える
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ローレンはそれを聞き 諦めたように項垂れる
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ローレンは、はぁ、と溜息をついて一息つく
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2人は静かに外を眺める まだ見える人が少なく、景色が良い
開けられた窓から靡くカーテンを通り 朝の少し肌寒いような風が髪を揺らす
葛葉が窓の外を眺めながら口を開く
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次第に雰囲気に包まれ 2人は落ち着いた声のトーンで会話をする
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ローレンは外の景色を眺めることを辞めずに 早朝の空気に浸っている
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葛葉は何となくチラリとローレンを見た
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サラサラの赤髪を風で靡かせながら 外を静かに見つめる横顔が葛葉の目に映る
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ポツリと無意識にも出てきた言葉は 自分自身も知らない心の底からの 本音なのかもしれない
肌寒い季節のいつかの出来事
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コメント
2件
細かいかもしれないんですけど、「葛葉はローレンの髪をくるくるさせたりする」みたいな文が好きすぎて50回ぐらい詠唱しました😇
