テラーノベル
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夕方。 リビングには、私と兄の二人だけ。
テレビはついているのに、 どっちも画面をちゃんと見ていなかった。
ここ最近、兄は少し距離を取っている。 触れない。 目も合わせない。 優しいのに、近づかない。
⸺だから、もう我慢できなかった。
のあ
呼ぶと、兄は一瞬だけ肩を強張らせた。
ゆあん
のあ
ゆあん
即答。
でも、少しだけ声が硬い。
私はぎゅっと手を握って、続ける。
のあ
ゆあん
のあ
沈黙。
時計の針の音が、やけに大きく聞こえる。
ゆあん
兄はそう言った。
ゆあん
その言葉を聞いて、 胸の奥が、ずきっと痛んだ。
のあ
私は、ゆっくり息を吸って、 思い切って聞いた。
のあ
兄の視線が、はっきりと私を捉える。
のあ
空気が、止まった。
兄の喉が、小さく鳴る。
ゆあん
名前を呼ばれるだけで、 胸が高鳴る。
ゆあん
のあ
私は一歩、近づいた。
のあ
ゆあん
珍しく、強い声。
でも、逃げるみたいに視線を逸らす。
ゆあん
のあ
そう言い切ると、 兄はぎゅっと目を閉じた。
ゆあん
震える声。
ゆあん
言葉が詰まる。
ゆあん
その一言で、 心臓が大きく跳ねた。
のあ
私は、勇気を振り絞って続ける。
のあ
兄は答えない。
代わりに、拳を強く握りしめていた。
のあ
私は、小さく笑った。
のあ
兄の呼吸が、少し乱れる。
ゆあん
呼ばれた声は、 今までで一番、苦しそうだった。
ゆあん
そう言いながら、 一歩も下がらない。
のあ
その瞬間、私は確信した。
のあ
コメント
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ヤバヤバ🙈💓 最高すぎる🤦🏻♀️💕 やっぱ禁断の恋すぎてやばい🤦🏻♀️🤦🏻♀️ 続き待ってるね♪
むっちゃ最高です!!✨ 無理せず頑張ってください🔥💪