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半妖

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半妖

2 - 半妖 2話

♥

60

2020年07月03日

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生徒会室

私達は起こった事の顛末を包み隠さず生徒会長水戸部光一郎、風紀委員長田辺美紀さんに説明した。

生徒会長

なるほどね、後で防犯カメラを一応確認するけどまぁ嘘ではないよぅだね

水戸部光一郎。能力、未来予知。彼は件の家系の生まれであり、予知能力がある。対象に手をかざせばこの後起こることを見ることができる。しかし複数を一気に見ることはできない。

風紀委員長

それにしても、やり返そうとしちゃだめだよ?凄く数値が高くて慌てて来ちゃったよ。

田辺美紀。能力、察し。彼女の目は誰がどんな能力を使えるか、どれくらい強いのかを見ることが出来る。ただし自分より妖力が高くないと感知しない。ちなみにこの文を出しているのも彼女である。

すみません。ですが彼らが完全に悪いと思いますし彼らに危害を加えてません。

生徒会長

は、、、ははは

生徒会長

(気強いなぁ~この子(笑)

風紀委員長

竜くんは怪我してないかな?

はい。ご心配をお掛けしました。

それでは、もうこれ以上話すこともないと思うので帰宅許可を頂けますか?

生徒会長

あ!待って待って!

生徒会長

もう少し話したいことがあるんだけど、、、いいかな?

、、、。

竜は、いなくても大丈夫ですか?

生徒会長

あぁ、、、大丈夫だよ

竜、先帰ってて

、、、うん、わかったねぇさん!今日の夜ご飯はカレーだから早く帰ってきてねぇ~

タッタッタッ

それで話というのはなんですか?

生徒会長

単刀直入に聞くね

生徒会長

蓮くん。せいt

お断りさせて致します

生徒会長

ええ!最後まで言わせてよね~!

生徒会に入らないか、、、そんな所でしょう。

ですが私は

半妖です。

受け入れられるはずがないかと

生徒会長

あぁ、、、でも僕達はひとつの国として人間ともっと距離を詰める必要があると思うんだよね

それで私ですか?

生徒会長

うん!君は成績トップだし性格もちゃんとしてて君なら大丈夫ようだと思ったんだ

半妖がSクラスにいるだけで目立っているのにこれ以上はもう良いのでわ?

生徒会長

まぁまぁそんなに深く考えなくていいからさ

、、、

なにか他に理由があるようですがわかりました。少し考えさせていただきます。

生徒会長

いい返事待ってるよ

タッタッタッ

風紀委員長

会長!あれは流石に言った方が良かったんじゃ、、、

生徒会長

言ったらきっとあの子は生徒会に入らないと思うんだよね

風紀委員長

、、、

ガチャ

あ!ねぇさんおかえり~

バッ

うわぁ

どうしたの?ねぇさん、いきなり抱きついて来るなんて

、、、ごめん

まさか、今日のこと?もうねぇさんは何も悪くないじゃないか

でも、関係ないのに巻き込んじゃって

気にしてないよ

あ!でもすぐカッとなって力を使おうとしたのは怒ってるよ!

ねぇさんあの時本気で全員殺ろうとしたでしょ

ははは

(うわぁ~顔が笑ってないよ)

ていうか竜、A組なんでしょ?すごいじゃん!

でしょ?ねぇさんには流石に追いつけないけど僕頭はいいから

偉いぞ、竜!

僕の体はねぇさんと違って人間の血は一滴も入っていない。

しかし、僕は不死身以外たいした力はない。

竜。能力、再生。妖怪はある器官を壊されると死んでしまうが彼にはそれがなく簡単に言うとスライム。どんなにぐちゃぐちゃにされても元通りになる

考えようによってはすごい力ではあるけど実技に関しては味方の盾になることしかできない

だから小さい頃はよくいじめられた。

僕はしょうがないと思った。

そしたらねぇさんは

それは、竜が悪い

!!

どうしてやり返さないの?自分には何も無いから?違う。

あんたは力を理由に逃げてるだけ

悔しいならその小さな脳みそでよく考えな

僕は正直、ねぇさんに助けて欲しい願望があったのだろうと知って恥ずかしくなった。

ねぇさんは使える物は全部使えと教えてくれた。

いじめっ子A

うわ、妖怪のゴミが来たぜ!不死身野郎!

いじめっ子B

きめぇんだよ!

、、、

いじめっ子A

なんか言えよ!

バシッ!

いじめっ子A

は?!こいつの腕が、、、!

殴られた衝撃で腕が吹き飛ぶ。

いや、吹き飛ばした、があってるな

こいつらは俺の吹き飛んだ腕に夢中になってる

おりゃー!

いじめっ子A

うわぁ!

バシッ!

いじめっ子B

この!よくも!

バシッ!

僕はさっき吹き飛ばした腕を再生能力で勢いよく元に戻すついでにBに当ててやった

2人はぶっ倒れて蹲っていた。

僕は走った。

(やってやった。やったんだ!僕が)

だけど、、、

いじめっ子A兄

おい、、、お前よくも俺の弟をいじめてくれたなぁ

(やっぱりこうなるか、、、)

いじめっ子A兄

しかもお前、あの半妖の弟なんだろ?

!!

いじめっ子A兄

ちょうどいい、あの半妖には色々手を妬いているからなぁ

いじめっ子A兄

家族のお前が?責任とってくれないかなぁ?

僕は身長が倍以上ある男3人に囲まれた

、、、

あなた達はねぇさんに勝てないから僕に手を出すんだ、負け惜しみもいいとこだ。

いじめっ子A兄

なんだと!

僕は迫り来る巨大な拳に目をつぶった

バシッ!

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