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高校2年生になって1週間程だった頃委員会についての話し合いが行われた
元々本が好きというのもあり僕は迷わず図書委員に立候補した
委員は僕含め2人もう1人は同じクラスの七瀬 二葉(ななせ ふたば)という女子生徒だった
七瀬 二葉
杉野 亘
七瀬 二葉
杉野 亘
七瀬 二葉
杉野 亘
七瀬 二葉
杉野 亘
七瀬 二葉
杉野 亘
次の日昼食を終え廊下で壁にもたりかかりながら七瀬さんが来るのを待っていた
10分ほど経っただろうか。艶かなショートな黒髪をなびかせながら慌ててこちらに走ってくる七瀬さん
小柄で僕より小さい彼女の容姿はとても整っており可愛いという言葉が似合う人だった
七瀬 二葉
顔の前で両手を合わせて申し訳なさそうに謝る彼女
杉野 亘
七瀬 二葉
窓の小窓から吹き込む温かい春風を感じながら僕らは肩を並べて歩いた
杉野 亘
七瀬 二葉
彼女は照れたように笑っていた。本が好きとかそーいうのじゃないのか。なんか変わった人だな
杉野 亘
七瀬 二葉
杉野 亘
七瀬 二葉
僕が掛けている黒縁メガネを指さして笑う七瀬さん
杉野 亘
七瀬 二葉
杉野 亘
七瀬さんは僕の手を握りしめて走り出した。うるさいほどに高鳴る心臓
僕の少し先を走る七瀬さんの顔は眩しいくらいに輝いていた。
春の匂いを感じた
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