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ゆあんの部屋

ゆあん

『え? それってつまり__』

ゆあん

『ヒロくんの学校の昼休みに、 通話をして作業する…………ってこと?』

うり

『うん!そういうこと!』

うり

『話を聞いてる限り、 ヒロくんが禁止させられてるのは夜、作業だけでしょ?』

うり

『だったら、学校にいる昼にやっちゃえばいいじゃん!って 思ったわけ!』

シヴァ

『なるほど……………。たしかに、それならヒロくんも作業できるかも……………』

ゆあん

『あ、でも………前にヒロくん、学校にいるあいだ結構忙しいって言ってた気がする。 学級委員の仕事とかもあるからって』

どぬく

『………たしかに実際作業できる時間があるのか、わからないけど……』

じゃぱぱ

『でも___ヒロくんに話してみよう』

じゃぱぱ

『一緒に作業できる時間が増えたら、 ヒロくんも、少しは楽になると思うから』

ゆあん

『………たしかに、そうだね。 俺も、それがいいと思う』

うり

『………! ありがとう、ふたりとも!それじゃ早速聞いてみるね!』

うり

(……………気休め程度にしかならないかもしれないけど)

うり

(今は、きっとその時間が大事なんだ。 だから__)

うり

『…………!返って来た!』

なおきり

『あ………本当だ』

のあ

『ヒロさんまだ、起きてたんですね…………』

うり

『ならこっちも急いで返信しなくちゃね。 えっとヒロくんからは……』

ヒロメッセージ

『できるかわからない』

ヒロメッセージ

『昼は、いろんな人から声をかけられることが多いし』

うり

『………やっぱり、難しいか……』

ヒロメッセージ

『でも、提案してくれて、ありがとう』

うり

『あ…………』

うり

(………いや、まだ諦めちゃダメだ)

うり

(ヒロくんに、ちょっとでも安心できる場所にいてもらいたいから。何か……いい方法は……)

うり

『あ……そうだ!』

うり

『予備校の課題のために自習室で勉強するって言って ひとりになるのはどう?』

うり

『それでスマホで連絡して、 勉強をしてるフリしながら作業するとか』

ゆあん

『え? でもそれだと、 自習室で勉強してる子達にバレるんじゃない?』

うり

『うん。だから__』

うり

『ヒロくんは周りにバレないように、 ボク達の声を聞きながら、メッセージで参加してほしい』

もふ

『あ、なるほど。それなら気づかれない……』

ゆあん

『それで、ヒロ』からは___』

うり

『…………あ、返ってきた!』

ヒロメッセージ

『難しいと思うけど』

ヒロメッセージ

『一度試すぐらいならできると思う』

うり

『………!』

うり

『うん! それで全然大丈夫だよ!』

うり

『まずは試してみよう!』

ヒロメッセージ

『……わかった』

ヒロメッセージ

『それじゃあ、また明日。昼休みになったら連絡する』

うり

『オッケー! おやすみ!』

ゆあん

『よかった………一緒にやれそうで……!』

うり

『うん!実際うまくやれるかは明日にならないとわからないけど……… でも、第一段階クリアって感じ!』

るな

『そうですね……提案してくれてありがとうございます!』

うり

『えへへ、どういたしまして!』

シヴァ

『あ……………明日寝過ごさないように、 昼にアラームかけておかなくちゃ』

うり

『だね! ゆあんくんもやっておいたほうがいいんじゃない?絶対寝坊するでしょ!』

ゆあん

『しないってば!昼くらいだったら全然起きられるんだから』

うり

『ふふっ。それじゃ明日はよろしくね、みんな!』

うり

(ボクは明日学校、サボろー♪)

翌日

虹色高校 2年B組

生徒

起立!礼!

生徒達

も~!まさか今日小テストやるなんて思わなかった~!

生徒達

ほんとびっくりしたよねー………はぁ。返ってきてほしくないなぁ

ヒロ

(今なら、自習室に……)

教師

___ヒロさん、今少しいいかしら?

ヒロ

あ………。ど、どうかしましたか?

教師

今度の修学旅行のしおりのことで少し相談があって…………時間あるかしら?

ヒロ

あ、ええと………

ヒロ

__すみません

ヒロ

このあと少し予定があって。放課後でもいいですか?

教師

あら、そうだったの。なら無理に時間をあけなくて大丈夫よ。少し意見を聞きたかっただけだから

ヒロ

すみません、ありがとうございます

ヒロ

………急がなくちゃ

自習室

ヒロ

(………昼休みは、全然人がいないな)

ヒロ

(これなら、うりさんの言ったとおりにやれば……)

ヒロメッセージ

『準備できた』

うり

『あ、来た!ヒロくん、ボク達の声聞こえてる?』

ヒロメッセージ

『大丈夫』

じゃぱぱ

『………!』

うり

『よかった……!えへへ、大成功だね!』

うり

『ヒロくんのほうは声出せないから大変だと思うけど、 一緒に作業がんばろーう!』

たっつん

『ま、大丈夫やろ。どうせヒロくんは、いつも少ししかしゃべらへんし』

ヒロメッセージ

『たっつんさんがしゃべりすぎなだけ』

たっつん

『しゃべりすぎってことはないやろ! いい物作るにはコミュニケーション取るべきやし!』

うり

『あっはっは!この感じ久しぶりだなぁ〜』

えと

『……………ふふ』

じゃぱぱ

『じゃあ___作業、始めようか』

ヒロメッセージ

『うん』

じゃぱぱ

『………まだ直せそう。ヒロくん、ここの、テキストは、言葉に合うように もう少し強いテキストにしてもらってもいいかな』

ヒロメッセージ

『わかった、変えてみる』

えと

『あ、うり!この前渡したやつ、言葉直したいんだけどいい?』

うり

『ええ~、また~?』

ヒロメッセージ

『この前のやつも、どこを調整したのかわからなかったけど』

えと

『見る人が見ればわかるの!』

うり

『あーまあまあまあ〜』

うり

『あ、そうだヒロくん。終わりの方ってもう変わらないんだっけ?大事なとこだからおっきくバン!って出そうと思うんだけど』

ヒロメッセージ

『そこはもう変わらないから大丈夫』

うり

『オッケー!それじゃ、いい感じのアニメーション探そーっと』

ヒロメッセージ

『よろしく』

うり

(………文字だけで、声は聞こえないけど)

うり

(でもなんとなく………楽しそうだな)

数十分後

じゃぱぱ

『………うん。ここのテキスト、すごくいいな。イメージにぴったり』

ヒロメッセージ

『よかった』

うり

(ふふ、作業も順調に進んでるな! よーし、この調子でもっと__)

ヒロ

『ごめん。もう昼休みが終わるから戻らないと』

うり

『あ……………そっか』

じゃぱぱ

『___ヒロくん』

じゃぱぱ

『久しぶりに一緒にやれて、よかった。 またヒロくんのタイミングのいい時にやりたいな』

ゆあん

『やっぱり作ってる時にいろいろ言ってもらえたほうが、 こっちとしてもやりやすいしね』

ヒロメッセージ

『そうだね』

ヒロメッセージ

『俺も、またやりたい。時間はなんとか作ってみる』

うり

『………!』

うり

『うん!またやろう、ヒロくん!』

ヒロメッセージ

『ありがとう。また、後で』

ゆあん

『……なんとなくだけど………ヒロくん、嬉しそうだったね』

えと

『うん。久しぶりに一緒にやれたからかな』

うり

『……よかった』

うり

(ちょっとだけだけど、ヒロくんが安心できる時間を作れたような気がする)

うり

(休日のお昼でもやりたいけど、ヒロくん部活とか、撮影あるしな。)

うり

(これでヒロくんが、 少しでも楽になってくれたらいいな)

うゆ

次回

追る足音

ボク達の生存逃走

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