拓はずっと優しくしてくれていた 涼太が死んだことがとても悲しかった
拓は自殺をしようかと考えていた
拓
俺のせいで涼太は死んだ…だから恨まれてるかな。
拓
よし、放課後だし誰もいないか
拓
もう、楽になろう
??
何してんだよ!
拓
だっ…だれ?
拓
もしかして…涼太?
涼太
そうだよ。
拓
なんで、ここに
涼太
お前をずっと見てた
涼太
お前はずっとずっと死のう死のうって
涼太
ずっと言ってる。
涼太
俺にひとつ言わせてくれ
拓
うん…
涼太
諦めんな。泣くな。
涼太
それじゃあ男じゃない。
涼太
だいたいお前は俺ばっかりに頼ってくる
涼太
少しは一人で努力したらどうだ
涼太
俺に助けを求めるのはいいけど
涼太
それだと拓が困る
拓
なんで…?
涼太
それだと将来一人で何かをすることが出来なくなる。
涼太
そんなことが出来ないと誰かに頼りっぱなしになる。
涼太
だから俺は怒ってるんだ。
拓
なんでそんな俺のこと思ってるくれるの?
涼太
お前がずっと前から可哀想だったからだよ。
涼太
俺…小学同じだったんだよ
涼太
お前と。
涼太
4年ぐらいに転校した。
涼太
覚えてるか?
拓
あ…!
涼太
その時からお前はひとりぼっちで
涼太
そしてたまたま中学が同じになった
涼太
だからこうして小学の時声をかけてあげられなかったお詫びをしてるんだよ。
涼太
ずっと泣いてたよな。お前は。
涼太
だから…
涼太
俺以外に嫌われるんだろうが
涼太
お前は俺の代わりに生きる。
涼太
それをしてくれたらお前は…
涼太
最高の親友だ。
拓
涼太…
拓
俺頑張って生きる。だから俺のこと
拓
ずっと見ててね







