コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
時は遡り
ifside
プルルルルルルプルルルルルル
こんな時間に誰や?
そう思いながらもスマホに表示された名前を見る
りうらだ
if
りうら
if
if
りうらの声は怯えていて、今まで聞いていた声とはほど遠い声だった
りうら
if
その発言自体を理解するのはそう時間はかからなかった
if
どうしても″嘘″という言葉を期待してしまう自分がいた
りうら
if
全身の力が抜けた気がする
俺は地面に膝をついた
りうら
俺は今″生まれて初めて″【悲しみ】に襲われた
それと同時にりうらへの【憎悪感】が芽生えた
if
″初めて泣いた″のがメンバーへの思いだった
if
if
if
りうら
if
りうら
りうら
if
パチンッ
りうら
静かな病室に鈍い音が響く
if
耐えきれなかった
メンバーが自分を責めるのが
りうら
今までに経験したことの無いくらい【怒って】いた
if
if
りうら
その後他のVOISINGメンバーが集まった
誰も喋らない
いつもの賑やかさが嘘のようだ
ないこも一向に目覚めない
見た限りだと皆【限界】が近かった
いや…【限界】やない【壊れかけ】てたんや
痩せ細って今にも倒れそうなリーダー組(こえらん)
ずっと″作り笑顔″のほとけ、くに
いつもの笑顔が嘘のような初兎、こさめ
腕や足などに自傷行為の跡のあるアニキ、チア組(なついる)
ずっと何か言ってる緑組(すちゆう)
人形のような気まずい組(れるこた)
苦しそうなりうら、みこと
if
if
見てるのも【辛かった】
お願いやから…頼むから……
早く寝覚めてくれ………ないこ……
VOISINGを助けられるのは
if
________________
『当たり前を失った世界で僕達は…』7話end
次回♡3600(総合)でだす予定