テラーノベル
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どこに迷い込んだか全くわからない
学校に、誰も踏み入れたことのない場所があると生徒会長から聞いて
気になって来てみたら、気づけば知らないところにいた
辺りを見回すと、聞き覚えのない声が複数
〈人間が間違って ここに入り込んでしまえば 俺らの勝ちなのに、
〈むりしてでもイチゴ学園に わざわざこの土地を作ったというのに
〈なぜ人間が来ない‥?
〈俺らの作戦が 台無しじゃねーかよ
〈すべては桃様が決めてるからな‥
イチゴ学園にむりしてでも作った?
なぜ人間がこないか?
作戦が台無し‥?
桃様?
意味のわからない会話が次々と耳に入ってくる
ここは人間のいる場所じゃないのか‥
たしかに、会話をしている人の見た目は、 人間とは言えない
例えるなら‥吸血鬼
〈ずっと飲まずに溜めておいた 血はあるけどそれじゃもう 足りなくなりそうなんだよ‥
〈そろそろ向こうから 来てもらうんじゃなくて 俺らが人間界に降りなきゃな
〈それじゃないと死んじまう
〈桃様は耐えられてんのかよ 桃様は普通の奴より多くの血を 欲するのに‥
〈桃様ならもう 人間界に降りてそうだけどな~
やっぱり、
人間のする話とは思えない
血、
人間界、
溜めておいた
桃様なら耐えられない、
多くの血を欲する
‥まさかとは思うけど
僕は予想した
これは吸血鬼の世界だと……
だから誰も来れなかった
血を吸われないために
‥ていうことは、僕が死ぬのも時間の問題‥?
バレないように過ごすには
音をたてないようにしないと、
そう思った次の瞬間、近くにあった壺に ぶつかってしまった
ガシャンッと思ったより大きな音が 鳴り響いた
青
思わず声も出て、焦っていると‥
青
さっき会話をしてた奴が 僕のところにいきなりとんできて
僕の頭に手を置く
青
言葉を失う
そう言って、僕の肩を掴む
青
青
ひゅ、っと風の音がした
そのとたん、開放されたと思ったら、 誰かに抱きしめられた
青
そういえばさっき言ってたな
桃
桃
青
いや僕誰のものでもないんですけど‥
桃様と呼ばれたものを見てみると、 黒いマントを羽織って、 髪は綺麗な桃色で瞳はブルー
目を奪われるような見た目だった
桃
それは一瞬だった
桃様と呼ばれた人のデコピンで、 僕を食べようとしてた奴は、 遠くにとんでいった
青
桃
桃
優しい声でそう言い僕をお姫様抱っこして
知らない場所へ飛んでいった‥
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
とりあえずお礼を言ったほうがいいと思い、お礼を伝える
青
青
青
桃
青
帰る方法を聞くのはまずかったか‥
桃
青
桃
桃
青
桃
甘いその声で、僕も一瞬で、恋に落ちた
桃
桃
桃
青
僕の予想が的中してしまった
桃
青
それを聞いて、僕は、思った
青
それくらい桃くんのことを好きになったのか、と僕は自分に驚く
まだあんまり一緒にいる時間全然少ないのに
桃くんはずるい
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
我慢してるのか、桃くんは唇を噛む
桃
青
桃
青
桃
桃
僕は桃様のことを抱きしめた
青
青
桃
桃
青
桃
青
なにこの血を吸われていく感覚……
気持ち悪いはずなのに、桃様だと、気持ちよく感じてしまう
桃
桃
相当血を吸っていなかったのか、 桃様は止まらない
数分後
終わったのか桃くんは僕の肩から口を離し、優しく撫でた
その瞬間傷は消えて、血を失った感覚もなくなった
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
桃
青
桃
よかったかも、 吸われたのが桃くんで。
元通りにしてくれるならたくさん吸われたって構わない
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
そうだよね‥ 吸血鬼怖いもん
桃
答えは決まっている
青
青
桃
青
それを聞いて、桃様は僕を抱きしめた
桃
青
僕の新しい人生が幕をあげた
桃
青
桃
桃
青
青
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
青
青
桃
青
桃
本日2回目のキスをされた
これからどんなことがあるかわからない
ドキドキとソワソワでいっぱいの
吸血鬼との恋愛スタート
桃様は、優しく微笑んだ
新連載スタートしちゃった👀👀
普段こういうの書かないけど書いてみた笑
♡よろしくね♫ ♡の数で続きの長さ決まります👍🏻
コメント
25件
吸血鬼ぱろ最高すぎる 🥹💭 しほちゃが書く桃青やばいね(?
いぇーい2000にしちゃった😽😽🩵 1800くらい押しときましたそれくらい神作品です😭💘 やばーいまじ好きかもしれない😭😭 メロいかっこいい桃くんに落ちる青くん好きすぎる😭🩵
おぉ! 自分も、こんな物語書いてた途中だったw まじで、吸血鬼とか悪魔とかいいよね!