初兎
やっときたぁ!
僕は「ほとけ」。親友の「初兎」じゃない。いまは、堕天としての仕事をしないと。
そう心に決めて話しかける。
ほとけ
君は、誰?
当たり前の質問。もう何度もした会話なのに、いむくんからのこの質問は、ただただ泣きそうになる
初兎
僕は君だよ
違う、僕は「いむくん」なんかじゃない。
でも本当のことを話すことなんてできない。いつもなら、相手を完璧に模倣できるのに、いむくんの真似はどうしても完璧にできる気がしない
ほとけ
僕は君ってどういうこと?
違う。僕は「いむくん」なんかじゃない。僕は「初兎」だ。
前までは平気だった相手の真似がいむくんだけは出来なかった。
初兎
そのままの意味だって。僕は君なの。僕は「ほとけ」なの
違う。僕は「いむくん」なんかじゃない。
違う、違うけど今はただそうするしかない。
自分で選んだ道なのにどうしようもないくらい、この状況をもどかしいと思う
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コメント
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心が…心が痛いよ…泣 堕天Sideが分かるとほんと泣きそうになる((( まじで天才…続きも楽しみ!






