テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ほとけ
自分と同じ顔が目の前にあったら確かにそう思う。分厚い仮面を被った僕にいむくんはきっと気づけない。
初兎
そんなことあってたまるか
心の中では正反対なことを呟きながら口にする。
ほとけ
そう言って何も無いこの場所をさらに散策しようとするいむくんに驚いた
初兎
これ以上歩きすぎると、掘り起こした記憶の断片が前よりさらに深いところに眠って、もう僕のことを思い出せなくなってしまう。
ほとけ
そう冷たく突き放されると、普通は放置したりするんだろうけど、どうしようもないくらい、心配だった
初兎
本音がポロっともれる。
本当のことを言ってはいけない。この空間での記憶を持っている人間も少なからずいるから
コメント
1件
んなぁー!!!(?)なるほどなぁ…!! それであのシーンがあったわけだぁ… まじで、んねぇ…!!(((語彙力 ほんとに🐇さんよく頑張ってるよ…でも💎さんも悪くないんだよねぇ…! すげぇなぁ…視点が変わるごとに見方も変わって面白い! 続きも楽しみ!