体育館前。
スカル
スカルの心のナニカ
スカル
スカルの心のナニカ
スカルの心のナニカ
スカルの心のナニカ
スカルの心のナニカ
スカル
スカルの心のナニカ
スカル
スカルは体育館のドアを勢いよく開けた。
スカル
ルビー
そこには、沢山の信者の周りを取り囲まれたルビーがいた。 周囲にはロウソクや、その下にはわけわからない魔法陣がある。
教祖
スカル
スカルの心のナニカ
ルビーが姫?
違う、ルビーはお前らの姫なんかじゃない。
……ははは、そうかよ。
僕からルビーを奪う気なんだな。この虫共は。
あの時みたいに、あの黒猫の時のように、僕から奪うんだな……
黒猫を奪ったから僕は堕天したんだ。
今でもソイツらを許さない。
今度はルビーを奪おうとする気なんてね。
いいよ。
ルビーが奪われるなら、
オ前ラノ命、僕ノ手デ消シテヤルヨ!!
コレデ、誰ニモ、邪魔サレナイ!!!!
スカルの影
突如、スカルの影から何かが出てきた。
影だ。 影は大きくて、まるでスカルに似た悪魔のようだ。
ルビー
信者
スカル
スカルの心のナニカ
黒猫が彼に呼びかけても、スカルに黒猫の声は届かない。
スカルの影は、スカルを捕らえようとした信者を潰した。
信者
スカルの影
教祖
スカルの影はルビーと狂気に満ちたスカル以外を潰してみせた。
スカルの影
スカルの心のナニカ
スカル
ルビー
スカル
スカルは、もうルビー以外眼中に無い。
スカルの心のナニカ
スカル
スカルの心のナニカ
スカルは黒猫の首を絞めた。
しかし、黒猫はスカルの正常心が具現化したものに過ぎない。
ルビー
ルビーに見えるはずがない。
スカルの心のナニカ
ロウソクの火が消えて血に濡れた体育館が闇に包まれた。
だが、闇の中に小さな光が見えるという展開があるのが、絶望をコンセプトとした物語には付き物だろう?
?
ルビー
コメント
3件
続きが楽しみイイイイイイイ
この状況下で、絶望する人が大半だ、だがしかし希望を持ち抵抗をする者もいる…
とある少年の日記の最後のページ ……書き殴ったような筆圧で書かれてる。 「僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー僕のルビー」