私は走るのが好きだった_
雫(しずく)
タッタッタッタッ
私の足が無くなったのは
あの日、あの時だ
○月△日
×時□□分
雫(しずく)
タッタッタッタッ
🚗⸒⸒
ドンッ
誰かに押されたのが私の
人生を変えた、、
雫(しずく)
ぁ、
雫(しずく)
ドシャ
プップー
ガシャン!
雫(しずく)
カハッ!!ドサッ
周りの人達
大変だ!
周りの人達
誰か救急車呼べっ!
雫(しずく)
((あぁ、私ここで
死んじゃうのかな、、
ピーポーピーポー
医者
怪我人はどこですかっ!
周りの人達
こっちです!!
医者
せーの
医者
ドサッ
雫(しずく)
((ガクッ
ここからは何も覚えていない、、
ただ、、
これだけ鮮明に覚えている、
雫母
この子は走るのが好きなんです!!
雫母
だから、、、だから、、、
雫母
足を戻してくださいっ、、
私はこの瞬間すぐ分かった
もう私には足がないのだと