〜前回の続き〜
幼馴染のたいが。最初は単なる友達、、、のはずだった。
いつしか私は好きになっていた。
たいが
なに?おれがお前好きだと思った?
たいが
バカだろwwんなわけねーだろww
ノア
あっそう。
たいが
なんだよー怒ってんの?
ノア
……
ノア
たいがは…
ノア
そんな人だったんだね
たいが
そんな人ってなんだよ
ノア
まえはそんなんじゃなかった!!!
たいが
おれだって変わるよ
ノア
違う!
ノア
違う!
ノア
あんたなんか大っ嫌い!!!
言ってしまった。
取り返しのつかない、最悪な一言
ノア
……
たいが
……
ノア
帰る。
たいが
はぁ?おわってねーじゃん。課題
ノア
帰んの!!
たいが
……
そうして私は教室を出た。
自然と涙が溢れ出す
たいがは、最低な奴。だから私はもう好きじゃない。なのに。。
好きじゃないはずなのに。。
〜帰宅中〜
ノア
たいがは、私のこと、すきじゃないんだよ...
事実だけど受け止めきれない。
好きになるって、こんなにくるしいことなんだ。
ノア
もう、、、
たいが
ノア!!!
後ろを振り向くと走って息を切らすたいががいた
ノア
へ?…
たいが
ノア
たいが
ごめん!!!
ノア
たいが……
たいが
あんなひどいこと言って
たいが
今更なんだよっておもうかもしんないけど、
たいが
おれ、ノアが好きだ!!
ノア
っ//////
な、なにぃぃぃ!!
今、好きって言った???
たいが
俺、自分で言うのもなんだけど不器用でさ
たいが
だから、あの時嘘ついたんだ。
たいが
あれ、本当は本音なんだ。
どうせこれも嘘かも。
ノア
どうせそれも嘘なんでしょ?
たいが
嘘じゃねえよ!
ノア
へぇ?んじゃ、証明してよ。
たいが
証明?
ノア
そう。たいがが私のことを好きって言う証明。
たいが
分かった。
その瞬間。視界が暗くなった。
そして、唇に柔らかい感触が……
ノア
ん!!!//////
間違いなく、たいがが私にKissをしていたのだ。
ノア
ちょ!!
ノア
バッバカ!//////
たいが
ノアが証明しろって言ったんだろ?
ノア
そ、そうは言ったけど……
たいが
お?照れてんのか?
ノア
はぁっ!そんなんじゃ……
たいが
まぁ、俺はお前が好きだ。
たいが
出会った時から
たいが
俺とさ、
たいが
付き合ってくんない?
ノア
////////
ノア
う、うん//
たいが
お?ノア照れてんのか?
ノア
う、うっさい!!///
たいが
ほら、お前だけ置いてくぞ
ノア
ま、まって!私も帰る!!
これが高校時代の私と夫の馴れ初め話。
〜十数年後〜
ノア
それでね?私とパパは結婚して…
マイ
ねぇ、ママ。
マイ
その話聞くの10回目!
ノア
あら?そうだった?
マイ
何回も話してる!
たいが
ママはそれくらいパパのことがすきなんだよ。
ノア
ちょっと!
これは私と夫の不器用で甘酸っぱい恋の話。
〜終わり〜