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その数日後、おれはいつも通り勤務先の病院の小児科で、診察を行っていた
ホンゴウ
次の患者のカルテをファイルに挟み、次の患者のカルテを机の引き出しから取り出した
ホンゴウ
ホンゴウ
ホンゴウ
？？？
ホンゴウ
？？？
なんて口が悪いんだ、、、そう思いながらおれは、部屋の隅の方へ眼をやった
そこに立っていたのは、カルテにも載っていない、＿＿＿見知らぬ美少女だった＿＿＿
ホンゴウ
その言葉に酷く驚愕したおれは、自分のマンバンヘアーを必死に指さして、少女にグンッと顔を近付けた
？？？
少年もそうした。
ホンゴウ
？？？
ホンゴウ
？？？
？？？
深く溜息をつき、ドクドクと血が溢れ出してきている膝をおれに突き出した
ホンゴウ
ホンゴウ
急いで席を立ち、おれは近くの棚から医療器具を幾つか取り出した
ホンゴウ
急ぎ足で少年の元へ立ち寄る
ライム
ホンゴウ
確かめるような口調でおれは、少年にきいた
？？？
ホンゴウ
そう囁きおれは少年の右足をゆっくりと持ち上げた
？？？
ホンゴウ
消毒液で湿らせた医療用脱脂綿を、ひざにポンと優しく付ける
するとドス黒い血と共に薄黄色の膿が大量に出てきた。長時間放置した証拠だ
？？？
ホンゴウ
？？？
涙目になりながら鼻水をすする少年の膝の汚れを、おれは優しく脱脂綿で拭き取った
ホンゴウ
ホンゴウ
ホンゴウ
そう、おれは少年の診察に夢中になりすぎて自分の患者を診るのをすっかり忘れていたのだ
？？？
ホンゴウ
ホンゴウ
当たりを忙しく見渡すが、患者は見当たらない。今日は元々通院しない予定だったのか、もしくは＿＿＿＿
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