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てぃるは
てぃるは
てぃるは
まだ少し暗い空
青みがかった黒、白く薄い霧
誰もが綺麗だと一回は思う空
みこと
いるま
みこと
窓を眺めていたらドアが開いた
そこには″らん″さんのいるまお父さんだった
いるま
みこと
いるま
みこと
何分か続く無言
気まずい空気
どうにかしようと話そうとするが…
どうしても昨日のことが頭から離れない
いるま
いるま
みこと
″覚えていないか″
覚えてるわけない…っ
覚えてたら、こんなに嫌な空気にもならない
この罪悪感はない
こんなに
″辛い″という感情は無い。
みこと
みこと
みこと
いるま
話せた声は、小刻みに震えていた
俺は泣かないと決めたのに
泣きそうになっている
そう思うほど
俺は″臆病″だなって思う
いるま
みこと
また数分と無言の空気が流れる
そんな中話したのは
らんさんのお父さんだった
いるま
いるま
みこと
いるま
霊感
これは
簡単に説明してしまえば、″幽霊″が見えるかどうか
強い人では聞こえたり、触れたりするらしい
俺はそういうのは全部信じて来た人だ
だって…″あの人″もそうだったから
みこと
いるま
いるま
いるま
みこと
らんさんのお父さんは霊感が強いらしい
急に霊感の話になって
俺は混乱した
みこと
いるま
いるま
みこと
いるま
みこと
急に俺の後ろにいると言われた
そう
それは、後ろに幽霊がいるということ
みこと
いるま
みこと
悪い霊じゃないと言われて
少しホッとした
いるま
みこと
いるま
いるま
みこと
みこと
いるま
いるま
いるま
みこと
いるま
いるま
いるま
みこと
好きな人
そう言われて驚いた
まず、公園であった子と同じ名前だった
その子が…
らんさんのお父さんの息子さん…?
いるま
いるま
みこと
『みこちゃーん!!』
『みこちゃんっ!!』
『みこちゃーん……???』
『みこちゃん……笑』
『みこちゃん…っ!!!』
『みこちゃん』
『大好きだよ』
みこと
いるま
すち
みこと
みこと
いるま
みこと
みこと
いるま
みこと
外は雨が降っている
これならすちくんに会える
そう思った
今行かないと
″後悔″する
みこと
みこと
みこと
いるま
そう言って俺は部屋を後にした
いるま
いるま
てぃるは
てぃるは
てぃるは
てぃるは
コメント
9件
初コメ失礼しますm(_ _)m めちゃくちゃ泣けるやつじゃないですか😭 感情の表し方が神様みたいに上手くてもう号泣です😭 主さんのペースで頑張って下さい!続き待ってます!
やばいやばいやばいやばい これほんとなけるよ?? ものがたりかくのうますぎる…… もうすきです((((