gr
中々に美味い紅茶だな
tn
ホンマや
ht
マンちゃん紅茶淹れるの凄い上手なんだよ
os
ふふ、ありがとう。それで話ってなんや
gr
ん?あーそうだったな。
gr
私達の仲間にならないか
os
...は?
tn
うん、やっぱそういう反応だよな。安心したわ
俺らは正常やったんや...
os
いきなり何を言い出すんや。そもそも俺はここの国の外交を勤めとるんやぞ?
そんな何も持っていない君らについていく意味がない。
gr
...それがたとえ滅びゆく国であろうと愛着の一つでもつくのかねえ。
os
っ...!
ht
え!?本当なの!?
tn
きたばっかやから確定ではないけどな
os
....
gr
...あートントン。
tn
ん?
声をかけると中庭の方を流し目で視線を向ける。その後に自分といまだにショックを隠しきれていない白い仲間と赤色の自分を見ることも忘れずに。
tn
(なるほどなあ...)
tn
ひとらん、お前ここの中庭について詳しいか?
ht
え…?ま、まあ少しぐらいならマンちゃんに教えてもらったし
tn
ちょっと案内してくれん?結構綺麗でさっきから気になってったんよ
os
なら、俺が...
tn
な?行こうや?
流石にトントンの圧には耐えられなかったのだろう。オスマンに形ばかりの断りを入れて、中庭へ歩いて行った。
gr
さて、二人でのお茶会というのも悪くないだろう?
os
そういう事か…
gr
お久しぶりです。オスマン先生。…といったって君は覚えていないか。
os
悪いけど貴方みたいな知り合いがいたら忘れるわけないんで人違いやな
gr
本題に移そう。一ヶ月間、その間だけは待とう
os
いきなりやね、一ヶ月…ちょうどこの国が終わるかどうかの時期やな。
gr
こう見えて政治には関心があってね。今の国内の様子を見るにそれぐらいが適切かと
os
…まだここに来て半日も経っていないお前に言われるんやから相当なんやろうなw
gr
第一オスマン。貴殿はここに居場所などないのだろう?とっくの昔にな
os
はあ…ホンマに何でもお見通しやね
gr
良く言われるし、言われていたな
しばらくの間沈黙が続く互いに話す機会を伺いあうようにもただただこの空間と紅茶を楽しんでいるようにも見える。
紅茶からたつ湯気が消えたころ、
os
…なあ、この国はどうなってまうんやろうなあ
gr
それはオスマン先生が一番良く分かってらっしゃるのでは
os
分かったわ決心がついた、君たちについてくわ
gr
それはありがたい。何日後に迎えにいけばいいかな?
os
じゃあ今夜、城門前で
gr
承知した私とトントンとひとらんらんの三人で迎えに行こう。
濁
はい、もう長いのに自分が飽きてきた
作者の濁です。
濁
次からは、さくさく進んでいきたいと思うんでね(゚∀゚)
濁
後、表紙にイラストがつきましたー(*'▽')
絵師は神絵師の真さんです(≧▽≦)
濁
感謝の言葉しか出てこないんゴ...
濁
次回辺りで外交官編は終わると思うんで
濁
それではまた。