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イーストン魔法学校に美人がやってまいりました！

第2話 - 編入試験へレッツゴー！

2025年08月27日

#マッシュル

#二次創作

#逆ハーレム？

#へたくそだけど許して

RANPO＠芙蓉

主（RANPO＠芙蓉）

はーいどうも

主（RANPO＠芙蓉）

早速ですが本編へどうぞ！

イーストン魔法学校

魔法界の中枢を担う数々のエリートを送り出してきた由緒ある名門校

編入試験は当然超難関

そしてその試験を担当するのが

クロード・ルッチ

（次世代のスーパーエリート魔法使い、この私クロード・ルッチである）

クロード・ルッチ

（どれどれ…今年の志願者は…）

クロード・ルッチ

（名門貴族の長男に魔法局事務次官の息子etc.
ふん、世間的には有名どころといったところだな）

クロード・ルッチ

（さすが格式高い我が校にふさわしい意識の高い受験者たちだ…）

クロード・ルッチ

（杖の手入れに魔法所のチェック、試験に対して余念が無―――）

ガシャンガシャンガシャン

マッシュ・バーンデット

ふんふんふんふんんふんふんふんふん

クロード・ルッチ

（なんで⁉）

クロード・ルッチ

（え？　どういうこと⁉
今から魔法学校の編入試験なんですけど
なんで筋トレしてる奴いんの？　おかしくない？）

クロード・ルッチ

（いや落ち着け、見間違いだきっと…
ここは魔法使い学校、いる訳ないだろそんなふざけた奴）

クロード・ルッチ

チラッ

クロード・ルッチ

………⁉

フェアー・エバンス

……（睨

クロード・ルッチ

（なんだアイツ…この私を気取った？
いやいやいや、こんなに距離が離れてるのに？？）

フェアー・エバンス

じーっ……

クロード・ルッチ

（いや絶対こっち見てる！　怖い！）

クロード・ルッチ

（…まぁいい
どうせあんなふざけた奴らは試験ですぐに落ちる）

フェアー・エバンス

……あの人、一人で顔芸してるの？
世界最高峰の魔法学校でも変な人はいるんだなぁ……

マッシュとフェアーは何だかんだ試験を突破（端折ってごめんね）

クロード・ルッチ

（ぐっ…何故あんなふざけた奴が残っている！！
私をバカにするあの品のないガキが！！）

クロード・ルッチ

（こうなったら…）

クロード・ルッチ

次の試験はこれだ！

フェアー・エバンス

……？　地面が…

ゴゴゴゴゴゴゴ…ズダァン

クロード・ルッチ

次の試験はこの迷路を解いてもらう
もちろんただの迷路ではない
中には様々な罠が仕掛けてある

クロード・ルッチ

制限時間は三十分
時間内にゴール地点にいた者を合格とする

クロード・ルッチ

それでは、始めっ！！

マッシュ・バーンデット

なんだか簡単そうだな

フェアー・エバンス

ね。だってゴールに行けばいいだけでしょ？

フェアー・エバンス

ぎゃあぁぁぁ！　待ってっ、キモっ！
助けて助けて助けて！　虫はっ、虫はいやぁあ！！

マッシュ・バーンデット

……………………

フェアー・エバンス

ひっ、ひぃいいっ！

フェアー・エバンス

もももももうっ！　離れてくれないならこうなんだからね！

マッシュ・バーンデット

あ、まずい

フェアー・エバンス

アステール「ザラム・ボアネルゲ」！！

ゴオオオオオオオオオッ、ドカーン！

マッシュ・バーンデット

ふう、危ない危ない
隕石に押しつぶされるところだった

フェアー・エバンス

ふう、ふう…って、あれ？
壁が全部なくなってる？　なんで？

マッシュ・バーンデット

誰も死んで無いといいけど……

クロード・ルッチ

（ばばばばばばバカな
厚さ１m、いかなる強力な魔法をも防ぐ壁が……）

クロード・ルッチ

（跡形もなくなくなっとるうううううううう⁉）

モブ

迷路ぶっ壊しやがったぁぁぁぁああ

クロード・ルッチ

チッ

ウォールバーグ

フォッフォッフォ、なかなか面白い子らが来たのう

モブ

おい、いいのかよこれ？

モブ

いやだめだろ！

モブ

ふざけるなよ！

モブ

卑怯だ！！

モブ

帰れ！

モブ

かーえーれ！　かーえーれ！

マッシュ・バーンデット

帰りたい…

フェアー・エバンス

こらー！　マッシュをいじめるな！
大体、この邪魔な壁ぜんぶ壊したのは私だし！
試験管の人は壁を壊しちゃダメなんて言ってなかったでしょー⁉

モブ

う、確かに…

モブ

ってかめっちゃ可愛くね？

フェアー・エバンス

それに私聞いちゃったんだよね

クロード・ルッチ

っ、まさか

フェアー・エバンス

試験管の先生さ、
この子にマッシュの邪魔したら合格させてあげるって言ってたでしょ？　ね？

モブ

はい……い、言われました。こ、断りましたけど

ざわっ

フェアー・エバンス

酷いよねぇ、いくら貧乏な子だからって弱みに付け込むなんて

クロード・ルッチ

…フン

クロード・ルッチ

そうだ…悪いか？
私は試験管だ。気に入らないやつを落とそうとして何が悪い？

クロード・ルッチ

そもそもふさわしくないんだよ
貴様らみたいな底辺臭のする人間は
この高貴なエリート學園にはな

クロード・ルッチ

生意気なガキに

マッシュ・バーンデット

……………………

クロード・ルッチ

貧乏少女

モブ

っ……！

クロード・ルッチ

小汚いローブを着てるからすぐにわかったよ、訳ありだってね
底辺にも利用価値があると思って声をかけてやったのに恩をあだで返しやがって
頭が悪いのは親譲りか？　そりゃ当然みずぼらしい人生って訳だ

フェアー・エバンス

っ、お前……！

クロード・ルッチ

私は私の判断が間違っているとは思わない
お前たちは不合格だ

クロード・ルッチ

文句があるなら私に盾つくか？
イーストン魔法学校のエリート教師であるこの私に！！

クロード・ルッチ

もっとも、それができたらの話だがな

フェアー・エバンス

上等だ……

マッシュ・バーンデット

バキッ

クロード・ルッチ

え？

マッシュ・バーンデット

言いすぎですよ先生

モブ

なに――――！！

フェアー・エバンス

うえぇ、杖折っちゃうんだ…ぷぷっ

クロード・ルッチ

だっ、だまれ！！　お前らの言うことなんか

ウォールバーグ

静まれ！！

モブ

ウォールバーグ校長…

ウォールバーグ

今から最終面接を始める
これより先はワシが試験を監督する

クロード・ルッチ

校長…なぜここに…

ウォールバーグ

ルッチよ…

ウォールバーグ

お前は後でワシの部屋へ来なさい

クロード・ルッチ

……ッ（ガクッ

フェアー・エバンス

（なんかスッキリ！）

ウォールバーグ

それではさっそく一人目と行こう

マッシュ・バーンデット

……！

フェアー・エバンス

あ、マッシュ！

フェアー・エバンス

んー、私の番こないなー

ウォールバーグ

次はフェアー・エバンスじゃ

フェアー・エバンス

お、待ってまし…うわぁ⁉

フェアー・エバンス

なるほど、こういう感じなのね

ウォールバーグ

それではフェアー・エバンスの
最終面接を始める

フェアー・エバンス

はいはーい、よろしくお願いします！

ウォールバーグ

まず最初になぜ我が校を選んだのかを聞こう

フェアー・エバンス

んっとね、マッシュが入るって言ったから！

モブ

自分の意思じゃないの？

モブ

話にならんな

ウォールバーグ

よいよい、では次に…

ウォールバーグ

君はルッチの罪を暴いたというのは本当かね？

フェアー・エバンス

あー、暴いたっていうか
みんなの前で晒上げたっていうか…

ウォールバーグ

なぜじゃね
彼の理不尽さを知っているなら、黙っておくほうが賢いだろう
どうして不合格のリスクをとったんじゃ

フェアー・エバンス

だって、あの人おかしいんだもん
おかしいことをおかしいっていうのは当たり前でしょ？

ウォールバーグ

フォフォフォフォ、君もマッシュくんと同じタイプかね
もし不合格になったらとは考えなかったのかな？

フェアー・エバンス

私が受かってマッシュが落ちたら意味ないでしょ
それに、あの時言えばよかったって後悔残してたら
いい感じの学校生活送れないからね！

ウォールバーグ

フォフォフォフォ、非常に面白い

ウォールバーグ

じゃが、君もまたマッシュくんと同じように
世界を知らないから言えることじゃ
君より強いものはこの世にごまんといる

フェアー・エバンス

そう？　ちょびっとしかいないでしょ

ウォールバーグ

そうか、ではそのちょびっとの存在が立ちはだかった時
はたして同じような行動がとれるかな？

ウォールバーグ

例えばそれが

フェアー・エバンス

……（ゾクッ

ウォールバーグ

ワシだとしても

ズオオオォオオオ

フェアー・エバンス

すげ、化け物ぉ……

モブ

（なんて圧倒的な魔力…！！
息が詰まりそうだ…！！
しかもこの魔法は…）

ウォールバーグ

この魔法は対象者の一番大切なものの魂を人形に移すことができるんじゃ
この国じゃワシしか使えない古代魔法じゃ

フェアー・エバンス

………………

ウォールバーグ

もちろんそれだけではない
魂の移った人形にナイフを突き刺せば

ウォールバーグ

そのものはもう帰ってこない

フェアー・エバンス

………………

ウォールバーグ

どうした？　怖気ついたか？

フェアー・エバンス

いや、ちょっと待って
今私の一番大切な人を考え中だから

モブ

ん？

フェアー・エバンス

いや、いまいちピンとこないんだよねー
私基本的に全員同じくらい大切で大好きだからさ

フェアー・エバンス

…その人形にナイフ刺さったら、みんな死んじゃうってことかぁ

モブ

（なんだ？　雰囲気が…）

フェアー・エバンス

アステール「サギッタ・ヴァン」！

ガガガガッ

フェアー・エバンス

…あー、効果ないか

ウォールバーグ

フォフォフォフォ、言わんかったかね

ウォールバーグ

ワシは君より圧倒的に強いと

ウォールバーグ

そのナイフはゆっくりと人形を刺す
今の君にはどうすることもできない
してこのような状況に置かれたとき君は……

フェアー・エバンス

んー、全く手応え無い感じじゃなかったんだけどな…

フェアー・エバンス

あ、そうだ

ブシュッ

モブ

!!???

フェアー・エバンス

あぁ痛ーい！
やっぱ素手で触っちゃだめだよ刃物はさぁ……

ウォールバーグ

何をしているんじゃ？

フェアー・エバンス

え？　見ての通り、ナイフを受け止めてるの、体で
私の体は加護を受けてるから、頑丈なんだよね！

ウォールバーグ

……

フェアー・エバンス

ってか、校長先生さっきからいっぱい魔力使ってるでしょ？
おじいちゃんだし、さすがに長い間出してたら疲れちゃうんじゃない？

フェアー・エバンス

我慢比べだね♥

ウォールバーグ

……力とは
人を傷つけも救いもする…
それは力を持っているもの次第なのじゃ…

ウォールバーグ

我が校では一流の魔法使いを育て上げることが大きな使命の一つ
つまりそれは大きな力を授けることになる
だからこそワシは重視したいのじゃ

ウォールバーグ

弱気を助けて強きを挫く
ノブレス・オブリージュを…

ウォールバーグ

そして、ワシの見立てによると君という人間は

パッ

フェアー・エバンス

えっ⁉　消え…っ⁉

ウォールバーグ

その資質を持っているようじゃ

フェアー・エバンス

え、えぇ…？

ウォールバーグ

申し訳ない
文字通り君を試させてもらった…
そんな気はさらさらなかったんじゃ

フェアー・エバンス

あー、そうだったの⁉
ごめんなさい早合点しちゃって…

ウォールバーグ

いや、いいんじゃ
それにしても驚きじゃな
君はマッシュくんと全く同じ行動をとっていた

フェアー・エバンス

……！　そうなんだ

フェアー・エバンス

あ、じゃあ、マッシュもこう言ってたんじゃない⁈

ウォールバーグ

ん、なんじゃね？

フェアー・エバンス

もし私の前に私よりも圧倒的に強いものが現れたら……
その時はボコボコにしてあげるよ、って

ウォールバーグ

………！

ウォールバーグ

その通りだよ

フェアー・エバンス

本当！　やった！
あ、私も同意見だよ！
例え校長先生でも、ボッコボコにしちゃうからね！

モブ

なんと無礼な！

フェアー・エバンス

えー、なに！　私より弱いくせにー！

モブ

なんだと⁉

ウォールバーグ

フォフォフォフォ、よいよい

ウォールバーグ

ようこそ、イーストン魔法学校へ

主（RANPO＠芙蓉）

おかえりなさい！

主（RANPO＠芙蓉）

いやー、フェアーちゃんは校長にもタメ語なんですね…

主（RANPO＠芙蓉）

敬語を使えるマッシュのほうがまだましなのか…？　現在揺らいでいます

主（RANPO＠芙蓉）

ってか、今回もあまり恋愛要素入れられませんでした！
次回こそは！　次回こそは絶対に…！

主（RANPO＠芙蓉）

ではまた！

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RANPO＠芙蓉

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