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私の友達はカッケェです!

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私の友達はカッケェです!

1 - 私の友達はカッケェです!

2019年07月14日

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あれから、数週間がたった。 ここみとは、口すら聞いてない。

むろん、空き教室にも来なければ、 廊下ですれ違っても、他人のふりをする。

おまけに「ゆみ」とか言う奴の隣に居るし。

謝りたいという気持ちと、

謝るもんかっていう気持ちと___。

一方、ジ○達、 3人は最近ここみとジェ○の様子がおかしいことに気づいた。

ここみは、空き教室に来ないし、

ジェ○は、なんか、魂抜けてるみたい。

_______

ジ○

ジェ○ぃ?

ジェ○

…………。

ジ○

ジェ○?!

ジェ○

え、な、何?

ジ○

ちょっと……(手招き)

ジ○は、ジェ○を人気のない所に連れてきた。

ジ○

ジェ○……、ここみと…なんかあった?

ジェ○

…………。

初めから、黙り混むジェ○。

だけど、私には分かる。

その、私の「勘?」って言う奴。

ジ○

ケンカしたんでしょぉ?

気持ちは明るくもないのに、 なぜか私の口から出る言葉は、 明るかった。

ジェ○

うん。

ジ○

もぉ。私達、何年の付き合いだと思ってんの?!
全部、分かるんだからね!

ジェ○

………………、

ジ○

ほら、元気だして、

ジ○

行っておいで!

ジェ○

ど、どこへ?

ジ○

どこへ?って、
ここみの所だよ!

ジェ○

だ、だって、居場所もわ、分かんないし😵🌀

ジ○

何が、「分かんないよ」?

ジ○

居場所なんかで、諦めてたら駄目ですよ!
ここみの友達さん?ね?

ジェ○

……!

ジェ○

え、え、でm……

ジ○

あんた!マイナスな事ばっかり考えてるでしょ!?

ジ○

じゃ、ヒント!

ジ○

この、学校の中に居るわ!

ジェ○

でもさぁ。広いし。

ジ○

広くない!教室の広さよりも狭いわよ!

ジェ○

じゃ、じゃあ、行ってくる!

ジ○

ん。行っといで!

ジェ○が去った後。 ジ○は、誰かにチャットしていた。 「後は……、よろしくね、お二人さん🎵」

ジェ○

はぁ、はぁ、はぁ、

ジ○に、アドバイスもらって、 勇気がでた!

ジ○、ありがとう!

ジェ○

そうだ!スマホがあるんだった!

ジェ○が、スマホを起動した瞬間。

チャットがきた。

ロ○

ロ○

ジェ○ー!

ジェ○

何?

リ○

ここみと喧嘩したんでしょ?

ジェ○

……なんで……知ってんの?

ロ○

ジ○から、チャット。

ジェ○

そ……そっか。

リ○

ここみなら、さっきまで、ここにいたよ。

ジェ○

嘘!?

ロ○

もう、教室に行ったんじゃないかな?

ジェ○

ほんと!?なら、行ってくる!

と、走っていった。

ピコんっ!

ジェ○が、走り去った後、チャットが来た。

~チャット~

ジ○

影から見てたけど、仲直りできそうね。

ロ○

うん!

リ○

良かったァ!

背中を押してあげれる友達になれてホントに良かった。と思う三人。

ジ○

いつものジェ○じゃないっていうのも、ホッとするけど、物足りないよね。

リ○

私もそう思う!

すると、それぞれ三人に、チャットが来た。

ジ○

あれ?チャットが来た。

ロ○

ジェ○からだ。

リ○

何かあったのかなぁ?

ロ○

私、見るね!

リ○

うん、ヨロ🎵

ジ○

ジェ○、一回スマホ壊したから、四人のグループチャットできないんだよね、

リ○

だからか!

ジ○

たぶんね。

リ○

次からは、私達とここみとグループチャット作らないとね🎵

ジ○

そうだね。

ロ○とジェ○のチャット。

ジェ○

ちょっと来て!

ロ○

どうしたの?

ロ○

何かあった?

ジェ○

ジェ○

いいから、1ーA近くのトイレに来て!

ロ○

わ、わかった。

ロ○

皆にも伝えるね。

ジェ○

うん、待ってる。ありがとう。

ロ○

おけ、

ジ○とロ○とリ○のチャット

その事を伝えたロ○。

リ○

ヤバいじゃん。

ロ○

なにか、あったんだと思う。

リ○

不審者とか?

ロ○

それは、ないでしょぉ。

ジ○

いや、分かんないよ?

ジ○

その可能性あるかも。

リ○

ま、だ、大丈夫だって!

ジ○

うん。私、行ってくる。

ロ○

いってら!

ジ○

チャットしたら、不審者いないってことだからね、来てよ。

リ○

うん。

_______

~ここみ目線~

さっきまで、リ○とロ○と話していた。

「あの遊園地また行きたいね🎵」 と、二人が言っていた。

だけど、当分、あの人と、一緒になることはないだろう。

そう思いながら、リ○達と別れ、 「Aー1」に向かっていた。

もう、家へ帰るだけなのに、 みゆ達からメールが来た。

実は、最近。 次第にみゆ達の態度がおかしくなってきた。

また、いじめられるのかな。 そう思うと怖いのかも。

だから、あえて、遠回りをして 「Aー1」に向かった。

ガラガラガラ

ドアを開けると、そこには、 みゆ達だけが居て

みゆ

遅かったじゃん。ww

なな

そんな、脚、遅かったけ?
www

ゆき

老化だよ、老化。

なな

それな。ww

みゆ

はぁ、パン買いに行かせてた意味ないじゃん。

みゆ

はぁ!やっぱ虐める側になるのが、ぴったり!

ここみ

…………(無視)

なな

あれぇ?相変わらず無視ですかぁ?

ゆき

それも、老化だよwww

なな

あ、そっか。テヘペロ♥

~ここみ目線~

私は無意識にジェ○達からもらったネックレスを握りしめていた。

初めて逢った日から、今まで。 全部、あの四人に助けられてきた。

そんな、思いと共に、ここみは、自己嫌悪に至った。

どうせ、また、許しちゃうんだろうな。

でも、今回は違った。

許せなかった。

みゆ

アイツいるじゃん。
なんだっけ名前忘れたわ。
www

なな

なんだっけ?

ゆき

ジェ○?ww

みゆ

あ、そうそう!
あの、背のっぽね。

ここみ

イラッ(怒)

みゆ

アイツさぁ、生意気だよね。w

なな

ウケる!www

ゆき

www。

その光景を見ていたジェ○達は、今にでも飛びかかりそうになった。

だが、その脚を止めた。

理由は__

ここみ

は?いい加減にしろ。

みゆ

は?

なな

え?

ゆき

……?

ここみ

毎回、毎回、黙ってると思ったら、大間違いだけど?w

みゆ

は?生意気な。

なな

そっちこそいい加減にしろ。

と、殴りかかってきた。

ここみ)もう、ダメだ。

そう思ったとき。

救世主が現れた。

ジ○

「いい加減にしろ」?
それは、こっちのセリフ。

ジェ○

なにが、生意気って?
なめてんじゃねぇよ。

ロ○

あれぇ?友達のふりしてたのバレてなかった?

リ○

演技マジで下手くそだったのにね。

ジ○

人の悪口言ってるぐらいじゃ、「バカ」決定でしょ?w

ジェ○

それな。www

みゆ

な、なんなのよ。あんた達。

なな

行こ!

ゆき

うん。

みゆ

ちっ!

ジェ○

二度と来んな!

ジ○

話しかけないで!

ロ○

さよならぁー!

と、みゆ達が出ていった。

ここみ

あ、ありがとう。

ジ○

そんな、感謝されるほどのことはしてないよ。

ジェ○

こっちこそ、ごめん。

ここみ

ごめんね。ジェ○。

ジェ○

だけど、私達、友達を辞めることにした。

ここみ

え?なんで?

ジェ○

新しく生まれ変わりたいから。

ジェ○

新しく生まれ変わって、ここみと親友になるため。

ここまで、読み続けて、私はふと、顔をあげた。

どうやら、親友のジェ○達が来たらしい。

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