小さい頃から一人ぼっちだった
……眼の色が他とは違ったんだ
片方は藍色,片方は水色 俗に言うオッドアイだった
周りの子はみんな私の事を 「気持ち悪い」「化け物」 と言ってきた
でも,小学生の頃 たった1人だけ"綺麗"って 言ってくれた子がいたっけ
サラサラの金髪に整った顔立ち
黒みがかった赤色の眼
泣いている私の頬に手を添えて 「どうしたんだ?」って
眼の色が気持ち悪いって 言われたんだって言うと
「そうか?おれはきれいだとおもうぞ!」って言ってくれて
その日は日が 沈むまで遊んだっけ
藍那
あの日を思い出すと 少し寂しくて
それを忘れる為に 目を閉じた
暗くなってきた公園で私は 泣きそうになりながら 目の前の男の子を見つめている
藍那(小学生)
そう聞くと彼は 優しく笑って言った
藍那(小学生)
額をくっつけて そんな約束をした
そのまま距離は近ずいて__
藍那の見た目
↑お家スタイル↑
↑お外スタイル↑