明日の予定は、午前中に合同の練習試合。
全校で、ローテーション形式で試合を行うらしい
その後、午後からはフリータイム。
つまり、自由時間だ。
橘 凛花
宮侑
私がボードに、予定をメモしながら、そう呟いていると、私の肩に手を置いてヒョコリとツムさんが顔を出した。
橘 凛花
宮侑
そんなツムさんを横目に、いつの間にか目の前にいたサムさんが、私のボードの上の予定表を見ながら、小さく口を開いた。
宮治
ツムさんを押しのけながら、サムさんにそう言われ、少し考える。
橘 凛花
橘 凛花
最近は部活ばっかりで遊べてなかったため 楽しみで仕方ない
角名倫太郎
その声に、後ろを振り向くと、 スマホの画面を見ながらそう言う角名さんが居た
橘 凛花
先程までアガっていた気分が、一気に落ちて、肩を落としながら、そう呟く。
すると、ふいに、ひやりと背中が冷えるような気配がした。すぐにその後、妙にきっちりとした声が聞こえる。
北信介
妙に、というか、大分、顔が整った男の子が、私達の方を見ながら、そう言っていた。
誰だろう、このイケメン......ジャージは、稲荷崎か。3年生?
そう予想している私を横目に、ツムさん達は血相を変え、張り詰めた表情で口を開いた。
宮侑
宮治
角名倫太郎
そう言って、ツムさん達はそそくさと行ってしまった。
そして、私だけが取り残される
なんだろう、この嫌な雰囲気。
そう思い、少し身を潜めながら、その男の子の方に目を向ける。
北信介
北信介
橘 凛花
その男の子は、微笑こそしてないものの、優しいと言うことだけは分かった。
北信介
そう言って、微笑する男の子。
かっこいいな。
そう思っていると、ふいに何かを思い出したように、宙を見上げ、再び私の方に目を向ける男の子。
北信介
とん、と指先を自身の口に当てて言ったあと、 男の子はすぐに体育館へ戻ってしまった。
あまりの出来事に、ほうと感化のため息をもらしながら、声をもらす。
橘 凛花
遅れてしまってすみませんでした💦
お詫びにと言ってはあれですが遅れた代わりに
長めにつくって見ました!
あと♡なしにします!
本当にすみませんでした💦
コメント
1件
北さんかっこいい!続き楽しみです!