コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
白雪 鈴
帰りたくもない家に帰る鈴(スズ)。
白雪 沙羅
白雪 鈴
七海 萌音
妹の部屋からは友達を入れているのかうるさい声が聞こえる。
白雪 鈴
鈴の家庭は尋常ではない。 鈴以外の家族はみな「魔法界」での1番上の階級にいる。 だがしかし鈴は人間界から何故かコロりと来た魔法もなにも使えないただの人間なのだ。そして鈴は、この家庭に拾われた。
白雪 鈴
白雪 鈴
白雪 結衣
白雪 鈴
今更ながら何故妹に様付けしないといけないのかと鈴は思う。 まぁ、それも階級が全然違うから仕方ないのだけれど
白雪 結衣
白雪 沙羅
白雪 結衣
白雪 沙羅
白雪 結衣
その後沙羅はにっこりと笑い、再び階段を上っていく。
白雪 鈴
白雪 結衣
している。鈴はそこら辺の魔法使いよりも魔法について勉強をしている。
白雪 鈴
つい大声を張り上げてしまう鈴。
白雪 結衣
ボワッ!!!
白雪 鈴
突然鈴の体に50℃くらいの炎が巻き付く。 これは母、結衣(ユイ)の魔法だ。 彼女はこれはお仕置程度にしか思っていないと思うが、人間である鈴には分からない。 熱すぎる。
白雪 鈴
白雪 結衣
なんという苦痛。 暫くそのままでいろ。 鈴は耐えられるのだろうか? 妖怪でも魔法使いでもなんでもない鈴に。50℃の炎に。
白雪 雫
鈴、沙羅の姉の雫(シズク)がそう言うと同時に、突然辺りが金色に光り、その後直ぐにおさまった。
白雪 結衣
白雪 雫
なんと優しい姉なのだろうか。 果たしてこんな姉が世界中にいるのかと鈴は思う。
白雪 鈴
白雪 結衣
白雪 鈴
再び鈴の体が炎で包まれる。
白雪 結衣
その言葉がどれだけ鈴を傷つけただろう。 結衣はなにも気づかない。
白雪 雫
また雫の光で辺りが包まれる。 だが今回は光がおさまった後、結衣が倒れていたのだ。
白雪 鈴
さすがの鈴も状況をよく飲み込めない。
白雪 雫
白雪 鈴
お姉様は謝らなくていい、謝るべきなのはあの母親だと鈴は思うも、雫も結衣の娘だ。ある程度は好きでいるはずだ。鈴とは状況が違う。なのでこれを言ってしまえば雫は傷つくかもしれないと鈴は思い、言葉を喉にしまう。
白雪 雫
白雪 鈴
鈴は初めて入る姉の部屋のボーイッシュさに少し戸惑いを覚える。
白雪 雫
大丈夫か妹と母は。と鈴は思ってしまう。
白雪 雫
白雪 鈴
きっとあの母だったらそのまま未完全の回復魔法を放つだろう。 いやそもそも鈴を助けようとはしないはずだが。
白雪 沙羅
七海 萌音
鈴&雫
白雪 雫
雫は手で救急箱を隠すように後ろへ回す。
白雪 沙羅
七海 萌音
白雪 雫
雫は早くどいて欲しいなと2人に訴えかけるような目を向けるが、逆効果だった。
白雪 沙羅
七海 萌音
まさかの2人は雫の部屋の床に正座したのだ。
白雪 鈴
まぁ私が言っても何の役にも立たないだろうと思いつつも鈴は言う。 少しでも姉の役に立ちたいから。
白雪 沙羅
七海 萌音
沙羅と萌音は響くと思っていなかった鈴の言葉に雫の部屋を後にした。
白雪 鈴
鈴自身も驚きだ。 今まで何を言ってもあの妹の心には響かなかったと言うのに。
白雪 雫
雫はそう言って鈴の怪我の手当を始めたー
続く