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想いは宙を渡って

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想いは宙を渡って

1 - 想いは宙を渡って 前編

♥

752

2022年09月21日

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めちゃめちゃめちゃめちゃ お久しぶりです!

もうお前誰だよって 感じかもしれないですね笑

改めまして ぷ。と申します

本当に怒涛の数ヶ月で 小説どころでは なかったです🙇🏻‍♀️

今回はるぅころの 前編のお話です!!!

ですが今回は 短めです!!

ていうか私が 結構毎回楽しみにしてる方から

なんとフォローされてて しかもコメントまで 頂けてはっぴーはっぴーです!

あとあとフォロワーさんも 書いてない間にも 増え続けてて ほんとに感謝です

皆さんいつも ありがとうございます

まだまだ仲良くして 下さる方募集中なので

お気楽にコメントとか してもらって大丈夫です🙆🏻‍♀️

では、長くなりましたが 前編どーぞ!!!

花壇の通りにぽつりと 立ち尽くす 赤いポストが見えた

るくん

うわっ...ハチじゃん.!!

突然視界に現れた 大きなハチに 腰を抜かしそうになった

そそくさと歩いて ポストの前に立つ

ポケットから 真っ白な封筒を取りだし 投函する

るくん

君に届きますように。

手をあわせ ぎゅっと力を込めた

どうか君のもとへ この手紙が届くようにと

遡ること数ヶ月前

るくん

ころちゃん、走って〜!!

こくん

だから、さっき
起きたばっかりで〜...

るくん

もう!あれだけ
電話かけたのに!!!

こくん

待ってよ〜...

ノロノロと後ろを 歩いている君を 置いていき

僕は学校へ急いでいる

時刻は7時50分

予鈴のチャイムが ここまできこえて 余計に焦る

るくん

ほら、予鈴なっちゃってる!!

こくん

もう、僕疲れた〜

るくん

ちょっと!!

君は歩くのをやめて 近くの電柱に寄りかかる

なんだかんだ見捨てられず 君の持っていた 大きな手提げを 奪い取って

反対の手で 君の手を握った

るくん

はい、これで
軽いから走れますよね??

そう言って 君の手を引っ張りながら 学校まで走った

るくん

はぁ〜、間に合った...

時計はあと1分で 8時になるところだった

りくん

お疲れ様笑

りくん

走ってきたの??笑

疲れ切っている僕に 気づいて 隣の席のりいぬが 話しかけてきた

るくん

もぅ〜、聞いてよ
りいぬ〜!!

るくん

またころちゃん
寝坊してさ〜

るくん

何回も電話かけたのに
全然起きなくて

るくん

挙句の果てに
部屋まで行って
起こしたんだよ??

りくん

あははは笑笑

りくん

それは災難だったね笑

さくん

でもるぅとも
面倒見いいよな

るくん

え?

いつからいたのか 後ろの席から 声がして

振り向くとさとみくんが 頬杖をついて 僕らを見ていた

さくん

俺だったら置いてくなぁ笑

りくん

まぁ確かに笑

るくん

いや、さすがに置いていくのは
罪悪感感じるよ!!笑

りくん

でも寝坊しちゃったって
言われたら先行っちゃうなぁ

りくん

わざわざ起こしには
行かないよねぇ??

さくん

ぜってぇそこまで
しないわ笑笑

2人は顔を合わせて笑った

でも僕だって誰にでも ここまでする訳じゃない

さくん

幼なじみって
そんなに仲良いもんなんだな

りくん

2人はずっと一緒に
いるもんね

こくん

ねぇ、るぅとくーーん!!

こくん

国語の課題やったー??

そうこう話していると 向こうから 噂の彼がやってきた

るくん

もしかしてまた
やってないんですか??

こくん

...まぁ、そうとも
言いますね笑

るくん

今日は見せません!!

こくん

えぇなんで!!

こくん

お願い、ジュース
奢るから!!

りくん

ころちゃんも
るぅちゃん大好きだね笑

さくん

相変わらずだな笑

チャイムが鳴り響き 結局国語の課題を 彼に渡して席に着いた

こんな風になんでもない ようなやり取りを 僕らはずっと 卒業まで何度でも

繰り返していくのだと 思っていた

この日までは

キーンコーンカーンコーン

眠気に包まれた この教室に 終わりを告げる チャイムが鳴り響いた

そして先生が号令の合図を かける前に生徒たちは 既にノートを閉じたり

帰る支度を始めた

先生

はい、じゃあ
今日はここまで

先生

日直、号令かけて

気だるそうに 日直の号令にみんな 立ち上がり 首だけで礼を済ませる

りくん

終わったぁ〜!!

さくん

莉犬、近くのファミレス
寄ってこうぜ〜

りくん

賛成〜!!

食い気味に各々 動き出すのが 当たり前になっていて

先生も同情なのか 気にしている様子はない

るくん

ころちゃーん

るくん

早く帰ろー

珍しいと思った

あのころちゃんが 授業が終わっても 僕の元にやってこなかった

こくん

あ、るぅとくん

こくん

今日は先帰ってて

るくん

あれ、部活
ありましたっけ⁇

毎週水曜日はお互いの 部活は休みな為 一緒に帰っている

こくん

いや、寄るところがあって

るくん

そっか

るくん

じゃあ明日は
寝坊しないでくださいね!

こくん

わかってるよ笑

こくん

じゃあね

君の笑顔が 何故か少し切なそうに 見えた

なんだか嫌な予感がした

何故かこういう時の 勘はよく当たる

そんな気がして、 僕はこっそり 君のあとをつける ことにした

君の後ろ姿を 見つめながら 色々考えていると

ピタッと足を止めた

るくん

うわ、

瞬時に近くの建物の影に 隠れると

るくん

へ...??

君は近くの有名な 病院の中へ入っていった

るくん

ころちゃん...

パズルのピースが 当てはまるように

全ての辻褄があった

寝坊が最近多いことも 少し気になってはいた

本当は病気が原因なのかも しれない

るくん

なんで黙ってるんだろ...

幼なじみの僕でさえ 気づかなかった

るくん

僕に言えないほどの
病気なのかな...

考えれば考えるほど 嫌なことばかりが 頭によぎる

帰り際に見た 君の寂しそうな 横顔は

なにか関係している のかもしれない

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752

コメント

10

ユーザー

お久しぶりです! ぷ。さんの作品久しぶりに見れて嬉しいです✨ 続きも楽しみにしてます( * ॑˘ ॑*)

ユーザー

お久しぶりです!!やはり今回の作品も泣ける予感が🙄💞 続きの作品も楽しみにしております✨

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