テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

目の見えないヤンキー少女の恋

第6話 - 6話

104

2024年08月12日

#妖怪ウォッチ

#エンマ大王

#恋愛

凛🐶

光莉

.......

エンマ

人間と妖怪が交わるのは間違っている

エンマ

そうお前が進言してきたとき、もしかするとそうかもなって思った

エンマ

だから見てきたぜ

エンマ

人間を

ぬらねぃら

見てきた？

エンマ

自分の目で見たかったからな

エンマ

時間を操って試すようなこともさせてもらった

エンマ

ここにいる奴らを使ってな

エンマ

光莉はたまたまだが

ケータ

えっ

ジバニャン

ニャンと?!あの時のあれは、

エンマ

俺が見た限り人間も満更悪くなかったぜ笑

エンマ

たまにクズはいたが

ぬらねぃら

そんなはずはない！

ぬらねぃら

人間と妖怪の交わりは妖魔界のためにならぬ！

エンマ

人は死んで妖怪になる、妖怪は生を受けて人間になる

光莉

エンマ

人間も妖怪ももとは同じ

エンマ

姿形が変わっただけだ

エンマ

心を通わせて友達ぬれば支え合うことが出来る!!

エンマ

アイツらがそれを証明してくれた

ぬらねぃら

私は...

ぬらねぃら

大王様と約束したのだーー！！

エンマ

そうだよな...

エンマ

お前はたったは1人でジィちゃんいいつけに従ってきた

エンマ

確かにジィちゃんの言うことにも一理ある

エンマ

交わりには良くないこともあるさ

ぬらねぃら

うるさい！

エンマ

だけど見てみろよこの世界を

ぬらねぃら

黙れ...黙れ！

エンマ

......

エンマ

お前だって本当は気づいてたんだろ？人間と妖怪が手を取り合い始めてからこの世界は少しずつ良くなっていってることを！

ケータ

ｺｸ

ぬらねぃら

私は...私は！！

ぬらねぃら

ｸｯ

ぬらねぃら

倒れる

エンマ

時代が変わったんだ

エンマ

人の世界も、妖怪の世界も

ぬらりひょん

.......、

エンマ

ぬらり

エンマ

俺と一緒に前に進んで行かないか？

エンマ

俺と一緒に新しい妖怪ワールドを作ろうぜ

エンマ

妖怪も人間も仲良くなれるいい感じの世界をさ笑

エンマ

なっ？笑

ぬらりひょん

ｸｯ泣

ぬらりひょん

御意...大王様

エンマ

全ての妖怪共！！

エンマ

良く聞くがいい！

エンマ

ここに我エンマ大王は宣言する！

エンマ

これからも妖怪と人間は心を通わせ、支え合い、共に仲良くやって行くぞ！

妖怪たち((おーー！笑

光莉

なんかいい感じに終わったのはいいけど！

光莉

意味分からない！

光莉

説明してよ！煌炎くん！

光莉

いや、エンマ大王様？

エンマ

そうだな説明しないといけないな

光莉

顔を触る

光莉

この顔は絶対煌炎くんなのになんか全体的に赤いし髪も黄色じゃん

光莉

どういうこと?

エンマ

煌炎でいい

エンマ

どっちも本名だしな

エンマ

隠してたのは悪かった

エンマ

俺は妖怪で、エンマ大王だ

エンマ

お前とあっている時は人間に化けていたんだ

光莉

エンマ様も嘘つくんだね

エンマ

嘘はついてない

エンマ

言わなかっただけだ

エンマ

質問もされていない

光莉

確かに

エンマ

(認めるの早いな)

光莉

ﾊｯ

光莉

煌炎くんが私を地獄に落とすの？それはヤダ

光莉

私の時は違う人に仕事任せて

エンマ

地獄なんてねぇよ

エンマ

人間が作った宗教的なものだろそれは

光莉

え？そうなの？

エンマ

あったとしてお前は地獄に落とさねぇ

光莉

なんで？

エンマ

俺がお前を気に入ってるから笑

光莉

...!!

光莉

凄い私的な理由笑

光莉

でも嬉しいな笑

光莉

エンマ様が煌炎くんで笑

光莉

私が死んでも会えるってことでしょ笑

エンマ

長生きしろよ

エンマ

ばぁちゃんになったら迎えに来てやる

光莉

...///

光莉

わ、分かった、頑張る//

エンマ

..........

エンマ

よし舌だせ

光莉

なんで？

エンマ

引っこ抜く

光莉

嫌だァアアア！！

光莉

逃げる

エンマ

エンマは嘘ついたやつの舌を引っこ抜くんだろ？

光莉

嘘ついてないし！

エンマ

前にお前も言ってただろう

エンマ

俺に嘘は通じない

エンマ

さっき鏡でお前のすべてを見た

光莉

ﾋﾟﾀｯ

光莉

....は、？

光莉

...それは、煌炎くん、プライバシーの侵害だよ、笑

光莉

女の子の私生活覗くなんてエッチ、笑

エンマ

お前が俺に嘘をついたことも全部知ってる

エンマ

勝手に覗いたことは謝る

エンマ

ただ、俺はお前が無理をしてるようで、

光莉

..........

光莉

最悪

光莉

なんで、私は知られたくなくて嘘ついてたんだよ

光莉

回し蹴り

ぬらりひょん

貴様っ

エンマ

やめろぬらり

ケータ

えっ蹴った？今

ケータ

エンマ大王を?!

ジバニャン

さっきまで仲良さそうだったのになんで喧嘩してるにゃ?!

エンマ

.......

光莉

ねぇ、なんでそういうことするの

光莉

エンマだからって何してもいいの？

光莉

煌炎くんは、純粋に仲良くなりたかった

エンマ

軽蔑してもらって構わない

エンマ

気の済むまで殴っ...

光莉

殴る

ケータ

言い終わる前に殴った...((( ；ﾟДﾟ)))

光莉

すごい裏切られた気分だ

光莉

舌抜きたいなら抜けば？

光莉

別に喋れなくなってもいい

イナホ

な、なんか急に笑顔が消えて怖いんですけれど、

ケータ

なんであんな激おこなの💦

エンマ

冗談だ

エンマ

流石にお前でも秘密を暴かれたらいつものヘラヘラな笑みは無くなるんだな

光莉

こんなことされてもまだ笑ってバカなフリしろって？

光莉

学校の奴らも先生もつるんでる不良仲間も全員内心では私のことバカにしてるんだ!!

光莉

煌炎くんと私のことバカにしてるの?!

エンマ

違う

エンマ

光莉の本心が見れて嬉しいんだ

エンマ

俺はお前に無理して欲しくない

エンマ

なんでも笑って誤魔化すな

光莉

ノリ悪くしたらもっと嫌われるだけじゃん

光莉

薄い関係でも私は少しでも好かれたいの

光莉

煌炎くんはエンマ大王でみんなから尊敬されてるから私の気持ち分からないかもしれないけどね！

光莉

私がされてること誰かに話してどうなるの!!

光莉

状況が変わるの？それでみんな私のこと好きになってくれるの？

光莉

助けを求めても学校では悲劇のヒロインぶんなって言われるし

光莉

先生は親に注意するだけ

光莉

それで痛い思いするのはまた私だよ

光莉

逆効果

光莉

だから諦めたのに

光莉

誰にも弱い自分を見せずに生きてきたのに

光莉

それを、私の頑張りを、私の我慢をアンタは踏みにじったんだよ?!

エンマ

........

光莉

私は適当にアンタと一緒に遊べれば良かった

光莉

薄い関係でも私自身には干渉せずただ適当にしてれば良かったじゃん

光莉

...何がしたいの？

光莉

私が同情して欲しいと思った？迷惑なんだけど

エンマ

同情して何が悪い

エンマ

俺はお前の気持ちなら共有したい

光莉

....は、

エンマ

お前が辛いなら俺も辛いし、お前が悲しいなら俺も悲しい

エンマ

そう感じることの何が悪い

光莉

私が惨めでしょ...

エンマ

俺は知らん

光莉

ちょっと

エンマ

俺はお前とこれからも一緒に居たい

エンマ

お前が踏み込んで欲しくないのも軽い関係を続けたいのもなんとなく分かっていた

エンマ

だが、それは俺が気に食わん

エンマ

俺はもっと深い関係になりたい

光莉

ふ、ふか...?///

エンマ

これからも勝手に助けるし勝手に自由にさせてやる

エンマ

お前が最初に俺のところズカズカ土足で入ってきたんだからな

エンマ

文句言うなよ笑

エンマ

俺は友達とはすぐ切れる関係のままにさせねぇからな

光莉

(あ、友達...)

光莉

...はぁ、煌炎くんに話しかけたのちょっと後悔だな

エンマ

Σ(º▵º*)

光莉

で、どう助けてくれるのかな

光莉

エンマ大王様は

光莉

私を殺して妖怪にでもしてくれるの？

エンマ

俺の片目お前に預けよう

光莉

目？

エンマ

これで少しはお前の言ってた自由が手に入る

エンマ

左目に入れる

光莉

何、これ、痛っ

光莉

こんなことしてなんに...

エンマ

目を開けてみろ

光莉

開ける

光莉

.............

光莉

...え、

光莉

見、える...

光莉

ハッキリ...

エンマ

笑

光莉

君が、煌炎くん...、？

エンマ

あぁ笑

光莉

...あれは何、？

エンマ

雲だ

光莉

あれは？

エンマ

ぬらりひょんだ

光莉

あの子供達は、？

ケータ

ケータだけど、

イナホ

イナホだよ〜笑

光莉

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

光莉

見える...ぼんやりじゃなく、泣

光莉

エンマ大王の顔を触る

光莉

良かった、私といる時こんな顔してたんだ、泣

光莉

良かった笑顔で

光莉

知りたかった、ずっと...

光莉

キレイだね笑

光莉

...ﾊｯ

光莉

これ、傷？

光莉

さっき私が蹴ったから...傷ってこんなに痛そうなんだ

エンマ

気にするなすぐ治る

光莉

ごめん...八つ当たりだった、泣

光莉

ごめん...ごめんね、泣

光莉

これじゃ、あの人たちがやってる事と変わらない...泣

エンマ

謝るな

エンマ

俺が悪かったんだお前が謝る必要はない

エンマ

泣いたらせっかくの俺の目の意味が無くなるだろ

光莉

...泣いてても見えるよ、煌炎くんの困ったような心配そうな顔

光莉

私のこと大事って言ってるみたい笑（涙目

光莉

その顔いいな

光莉

いつもすましてる煌炎くんの困り顔、もっと見たくなった笑

光莉

いいよ同情して、同情されるって意外といいものだね笑

光莉

(煌炎くんだからかもしれないけど)

エンマ

さっきまで嫌だなんだと言っていたくせに

エンマ

俺の顔がそんなに面白いか？

光莉

(私のせいで色んな表情になってるのがいいの笑)

光莉

うん面白い笑

エンマ

まぁ機嫌直ったみたいで良かったけどな

光莉

笑

光莉

走る

光莉

ねぇねぇ多分君はフユニャンだよね笑✨️

フユニャン

あぁそうだ

光莉

可愛いしかっこいい!!✨️

光莉

こっちはコマさん？笑

コマさん

？

コマさん

そうズラ笑

光莉

ジバニャンに

光莉

USAぴょんに

光莉

ケータくんイナホちゃん笑

光莉

みんな可愛い笑

光莉

こんなに人の顔ちゃんと見たの初めて笑

ウィスパー

えっと、わたくし言われてないんですが、

光莉

えーっとこの白い塊はウィスパー！笑

イナホ

私未だに状況が分かっていないんですが？

ケータ

俺も、笑

エンマ

俺が人間界にお忍びで行った時、出会ったのが光莉だ

エンマ

それから仲良くなってな

エンマ

さっきは俺が光莉の秘密を勝手に暴いて怒らせただけだ

エンマ

今は機嫌直ったが

ケータ

へぇ

光莉

さっきのはまだ怒ってるんだがね

光莉

まぁこの目で少しは勘弁してあげるけどさ笑

光莉

なんかね片目だけハッキリ見えるようになったの笑

ケータ

じゃあもう色々苦労しなくて済むね笑

光莉

うん笑

次回♡6

目の見えないヤンキー少女の恋

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

104

1件

いや幸せ、

凛🐶

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

目の見えないヤンキー少女の恋

第6話 - 6話

作者の他の作品すべて見る

#妖怪ウォッチの新着小説
一覧

関連するタグ

目の見えないヤンキー少女の恋

第6話 - 6話

作者の他の作品すべて見る

#妖怪ウォッチの新着小説一覧

関連するタグ

#妖怪ウォッチの新着小説
一覧