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明るい俺とクールな先輩

第4話 - 第4話　『明るい俺とクールな先輩・番外編』

204

2024年12月11日

#明るい

#努力家

#クール

#無表情

#静か

蒼空

俺は真宮透　高校１年生俺は今、悩んでいます。それは…

鶴喰　依蕗

『僕…透くんのこと、異性として好き！』

真宮透

『……え』

本当に突然…言ってきたな……

結局返事が出来ないまま、帰っちゃったけど。

だって…モブ達に言われたこと…まだ引きずってる…

モブ

『男同士で付き合うとか気持ち悪りぃ……』

真宮透

『そ、そんな事ない！』

モブ

『…気まずそうに否定する真宮も男が好きなのかよ』

真宮透

………

真宮透

（確かに…戸惑いながら否定してた。）

真宮透

（そりゃ…俺も男子好きって思われるよな…）

真宮透

（…好き…だった）

真宮透

（でも今は…）

ガラガラッ

青葉蒼空

真宮くん、おはよう

真宮透

おはよう、蒼空

青葉蒼空

…大丈夫…？

真宮透

…え

青葉蒼空

何となくだけど、まだ顔真っ青に見える

真宮透

…そう？大丈夫だよ。

青葉蒼空

それならいいけど、無理はしないでね？

真宮透

うん…ありがとう蒼空

前は異性として好きだったけど… 今は友達として好き。

だから変わった

俺は変わったんだ

青葉蒼空

…真宮くん、あのさ…

真宮透

うん？

青葉蒼空

今日、学校の帰りに柊先輩にプレゼント買いたいんだけど、何がいいか迷ってて…

青葉蒼空

一緒に選んでくれないかな？

真宮透

…もちろん、いいよ。

青葉蒼空

良かった…ありがとう真宮くん！

真宮透

（ついでに鶴喰先輩に何か買おうかな…）

真宮透

（昨日のお礼をしたい。それだったら、蒼空にも買おう。）

青葉蒼空

…（何買おうかな…）

そして放課後に、蒼空とショッピングモールに行く約束をした。

そしてショッピングモールに着いた。

蒼空と悩みながら、柊先輩のプレゼントを選んだ。

青葉蒼空

これがいい！柊先輩とお揃いでほしい。

真宮透

いいんじゃない？

真宮透

蒼空と柊先輩、似合いそうだね。

青葉蒼空

ホント!?嬉しい。じゃあこれにしよう！

蒼空は無事に買えたらしい。

蒼空のは買えたけど、鶴喰先輩のに悩んでいた。

真宮透

（鶴喰先輩ってどんなの好きなんだろう？）

真宮透

（バスケ部だし、バスケットボールのキーホルダー？）

真宮透

（俺と鶴喰先輩でバスケットボールのキーホルダーをお揃いにする？）

真宮透

（そうしようかな。バスケ部、俺と鶴喰先輩だし。）

青葉蒼空

わぁ…真宮くん、それ鶴喰先輩にあげるの？

真宮透

うん

青葉蒼空

いいね、お揃い！

真宮透

…あ、蒼空

青葉蒼空

ん？

真宮透

これ、昨日のお礼。空のキーホルダー

青葉蒼空

いいの！？ありがとう！

真宮透

全然。ありがとう。

青葉蒼空

こっちこそ、付いてきてくれてありがとう！そのおかげでいいの買えたよ！

真宮透

ううん、こっちこそ。

そして帰るまでの時間、蒼空と遊んだり食べ歩きをした。

そうしていると、夕方になり、蒼空と分かれた。

真宮透

はあっ…疲れた…

真宮透

（まさか、あんなに必死に選んでたなんて…）

真宮透

（でもおかげでいいの買えたし、明日これを鶴喰先輩にあげよう。）

真宮透

喜んでくれるといいけど…

そう思いながら、歩いていると…

鶴喰　依蕗

あれ、透くん？

真宮透

鶴喰先輩…？

鶴喰　依蕗

やっぱり透くんだ！

真宮透

今、終わったんですか？

鶴喰　依蕗

ううん。少し事情があって遅くなっちゃって…

真宮透

そうなんですか…

鶴喰　依蕗

…透くんは、まだ返事出来なそう？

真宮透

……!!

鶴喰　依蕗

…無理に返事しなくていいからね。

鶴喰　依蕗

返事しない選択肢も出来るから

真宮透

…それは無理です。

真宮透

今までの恩があるので、それを返さないままは嫌です。

鶴喰　依蕗

…そっか。ありがとう

真宮透

そういえば、昨日のお礼でバスケットボールのキーホルダーを…

鶴喰　依蕗

…買ってくれたの？

真宮透

俺とお揃いで…

鶴喰　依蕗

…！

鶴喰　依蕗

…透くん。俺やっぱり、透くんが好き！

真宮透

…っ!?

鶴喰　依蕗

…急いだりしないから、返事待ってるから、告白の返事…返してくれないかな？

真宮透

…はい

鶴喰　依蕗

…良かった。

鶴喰　依蕗

…キーホルダーありがとう！鞄に付けるね。じゃあね！

タッタッタッ

真宮透

……(⁠・⁠o⁠・⁠)

真宮透

何言ってたんだろう？

真宮透

（早口で全然聞き取れなかった…）

でも…返事は返さないといけない… それだけは分かった……

次の日　1年A組・教室

真宮透

……

青葉蒼空

おはよう、真宮くん

真宮透

蒼空…助けて…

青葉蒼空

…？

俺は蒼空に全部話した。

青葉蒼空

そうなんだ…

青葉蒼空

真宮くんも告られたんだね…

真宮透

うん…でもモブ達に言われたことまだ引きずってて…

青葉蒼空

モブ達のことは気にしないで！

青葉蒼空

あの時怒ってるから、次口出したら、口を縫うって言ってるから！

真宮透

（…怖い…けど嬉しい）

青葉蒼空

だから大丈夫！今の真宮くんの素直な気持ちを鶴喰先輩に伝えるの。

青葉蒼空

鶴喰先輩も今の真宮くんの気持ち言っても、モブ達みたいに酷い事言わないと思うよ！

青葉蒼空

それが一番真宮くんが分かってるでしょ？

真宮透

…うん

青葉蒼空

だから今日の学校の帰りに思い、伝えておいで！

真宮透

…うん、頑張る

蒼空に言われて何となく今のモヤモヤしてた気持ちがスーって消えた感じがした。

蒼空のおかげなのと、俺の気持ちが嘘をついていないってこと

真宮透

（…頑張ろう…）

そして緊張しながら授業を受けること数時間後…放課後になり、鶴喰先輩に一緒に帰ろうと誘った。

真宮透

………

鶴喰　依蕗

……

真宮透

（やっぱり不安だ…）

真宮透

（どう返ってくるか…）

鶴喰　依蕗

…透くん

真宮透

…はい

鶴喰　依蕗

…ここに呼んだのって、昨日の返事の話？

真宮透

……はい

鶴喰　依蕗

…無理に返事しなくていいんだよ？

鶴喰　依蕗

ゆっくり考えて本当の事を言ってほしいだけで

真宮透

俺は本気です！

鶴喰　依蕗

…！うん…ありがとう

真宮透

…俺…鶴喰先輩が好きです。

鶴喰　依蕗

……え

真宮透

初めは、モブ達に男同士が付き合うのはキモいって言われて、一度男を好きになった俺はもう男を好きになっちゃ駄目なのかと思いました

真宮透

でも蒼空や鶴喰先輩のおかげで、本当の気持ちに気付けました

真宮透

俺は…鶴喰先輩が好きなんだって…

鶴喰　依蕗

…本当に…

真宮透

はい…嘘じゃないですよ

鶴喰　依蕗

…ありがとう（透を抱きしめる）

真宮透

…苦しいですよ鶴喰先輩

鶴喰　依蕗

…しばらくはこうしてていい？

真宮透

…いいですよ。

蒼空…俺、もう男を好きになっちゃ駄目かと思ったけど、駄目じゃなかったよ。

蒼空のおかげで本当の気持ちに気付けたよ…

蒼空は…俺の初恋だった。柊先輩も鶴喰先輩も俺と蒼空の大事な先輩ですよ。

離れてほしくない…大事な先輩鶴喰先輩…大事な恋人です

大好きです…鶴喰先輩

『明るい俺とクールな先輩』最終回です

誤字ったり、読みにくいかもしれないです。ごめんなさい(_ _;)

『明るい俺とクールな先輩』監禁編があるので是非読んでください！

あ！それと…登場人物の名前の読み方が分からない人もいると思うので、紹介します。

主・蒼空

青葉蒼空
あおば　そらくん

主・蒼空

柊　悠鵺
ひいらぎ　ゆやくん

主・蒼空

真宮透
まみや　とおるくん

主・蒼空

鶴喰依蕗
つるはみ　いぶきくん

主・蒼空

こちらが登場人物の名前でした。鶴喰くんだけ読みにくくてごめんなさい。

主・蒼空

それでは…ありがとうございました！

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