眠いなんて嘘
MENと目が合うたびに気まづくなる
その空気に耐えられなくなって戻ってきた
ベットでゴロゴロしてたら、ドアのノック音が聞こえた
MEN
おらふくん
今ここで追い出しても、余計変に思われるだけだ
そう思って、了承した
MEN
おらふくん
おらふくん
おらふくん
MEN
おらふくん
おらふくん
おらふくん
MEN
言葉を遮るように、MENが言った
MEN
MEN
MEN
MEN
僕は黙り込んだ
MENを信じて事情を話すか
でも、まだ信用しきってない
もし、話して、信用されなかったら…
僕は答えが出なかった
どの道を進んでも、不幸になる未来しか見えなかった
MEN
MEN
MENは、そう言って僕を優しく抱きしめてくれた
MEN
MEN
全て見え透いたように言った
怖い。怖くて仕方ない
でも、MENなら………
MENなら、受け止めてくれるんじゃない……?
おらふくん
おらふくん
震えた声を発していた
怖いのだろう
自分の過去を言うのが
おらふくん
やっぱり
そういう系の理由だとは思った
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
どんどん小さくなる声に、胸が痛んだ
俺が思っている以上に、おらふくんの過去は辛いはず
俺は、ただ、寄り添うことしかできなかった
MEN
MEN
MEN
おらふくん
おらふくんは、俺の肩に顔を埋めた
弱々しく服を掴んで静かに泣いていた
おらふくんは、泣き疲れたのか、眠ってしまった
そっと寝かせて、静かに部屋を出た
MEN
おらふくんの部屋に行ったことは、みんなには言っていない
「ちょっと用事があるから先に出る」とだけ言って出た
ずっとおらふくんの部屋にいることがバレたらまずいので、すぐに外へ出た
MEN
出た先には、ぼんさんがいた
MEN
ぼんさん
ぼんさん
あー、そんなことも言ってたっけ
MEN
MEN
何もなかったかのように任務へ行った
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